レンズ交換式のデジカメはほぼ毎日持ち歩きます、むねさだ(@mu_ne3)です。
レンズ交換式のデジカメのレンズに取り付けて使うのが「レンズキャップ」。
これ、メーカーやレンズごとにサイズが違うし、気が付くと落としたり無くなっていたりするので、付けるのも面倒になるんですよね…。
そんな人に最適な、これまでに無かったレンズキャップのクラウドファンディングが始まっていましたのでご紹介したいと思います!
サイズフリーのシリコン製「KUVRDユニバーサルレンズキャップ」
という事でご紹介しますのは、こちらのサイズフリーのシリコン製「KUVRD(カバード)ユニバーサルレンズキャップ」。
2018年6月18日からクラウドファンディングのMotionGalleryにて募集が開始しています。
分かりますかね?
柔らかいシリコンのキャップをギュッとレンズに多いかぶせることで、メーカーやサイズなど気にせず、あらゆるレンズに対応してくれるレンズキャップなんですよ。
私のように、レンズを複数本持っていたり、複数メーカーのデジタル一眼を使っている人にはピッタリじゃないですか!
しかも、シリコン製で覆いかぶせるので、防水・防塵にもなるんです。
(そうは言ってもレンズ部分がむき出しなので注意は必要)
これ、2017年にアメリカのクラウドファンディングで話題となっていて、気になっていた人も多いんじゃないでしょうか?
そんな、「KUVRDユニバーサルレンズキャップ」のサンプル品を、ブログレビュー用にご提供頂きましたので、商品をご紹介しておきます。
ほぼすべてのレンズに適応!
商品はこちらの大き目のフィルムケースのようなケースに入って届きました。
KUVRD(カバード)本体はこちら。
ギュっと握るとこんなにも小さくなるほど柔らかいです。
先ほども書きましたが、これはシリコン製でグイッと伸ばしてレンズにかぶせるように使います。
そのため、レンズサイズはもちろん、メーカーも気にせずほとんどのレンズに使うことができるんですよ!
対応レンズ径は、60mm~150mm。
上の写真でいうと1つだけサイズ的に微妙に合わないものがありました。
それがこちら。マイクロフォーサーズレンズの小さな径の「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」。
このレンズ、最大径が60.6mmなので一応留まるんですが、振り回すと飛んでいきそうなので、一応除外。
最大径が65mm以上あれば使えるんじゃないかな?という印象。
まぁ、普通サイズのレンズならばだいたい使えます。
(恐らく巨大なバズーカのようなレンズでもない限り大丈夫)
例えば、私は持っていませんが、通称サンニッパと呼ばれる、こちらのレンズでも最大径128mmなので使用可能ということです。
普段持ち歩いているレンズに装着させるとこんな感じ!
・Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
・Canon EF24-105mm F4L IS USM
・SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM
どれもピッタリハマってくれます。
サイズやメーカーを気にしなくて良いので、持ち出すレンズの数だけ持っていれば大丈夫なのも嬉しいですね。
ウェットティッシュケースも入る!
本当に太いレンズも大丈夫?と思っている人もいると思うので、身の回りにあった円柱状の物を探してみました…。これです。
(レンズ以外への使用はメーカー推奨はされていないと思うので、真似をしないようにお願いします)
ウェットティッシュのケース!
ザックリ測ってみるとこのケースの直径は108mmくらいありましたら問題無く使用することができました。
これより太いレンズはなかなかないと思いますので、参考になるかと思います。
もちろん、外すと元通り!
これをあそこまで伸ばしても大丈夫だし破けないというんだからすごいですよね。
包まれている感じは安心感!
シリコン製の素材でレンズ先端部分をグルッとかぶせるように使うので、ハードのレンズキャップを使うよりも、安心感があります。
具体的にはカバンの中や持ち歩きの際、ゴツンとぶつけたり落としても、このシリコンキャップがあればレンズへのダメージをグッと抑えることができるからです。
スマホを裸で持ち歩くよりも、薄いシリコンケースを付けていると安心なのと同じでしょうね。
ただ、そんなにゴツくも無いので、薄い膜で覆っている程度と考えて、過度の信頼は禁物。
あ、複数個重ねてつけられるそうなので、しっかり守りたい場合は重ね付けが良いと思います。
気になった点
まだ、使い始めて数日ですのですが、気になった点もご紹介しておこうと思います。
シリコン(柔らかい)なので、完全保護じゃない
まずはこちら。シリコン製で柔らかいので、ハードタイプのレンズキャップを完全に互換できるわけではありません。
例えば、魚眼レンズのように、レンズのガラス面が出っ張っているようなレンズには不向きだと思います。
ゴミ防止で、位なら良いのですが、ちょっとこのシリコン1枚だけで…というには不安が残ります。
一応、レンズが当たる面にはデザイン性を兼ねた厚みのある部位が9箇所あるので、衝撃吸収の効果もあるそうですが、それでもハードキャップと比べると不安は残るのが正直な印象。
対策としては、この「KUVRDユニバーサルレンズキャップ」は複数枚重ねて使うこともできますので、不安な人は2~3枚重ねると、安心度が増すと思います。
まぁ、レンズ保護フィルターを着けられるレンズならば、併用することでこのシリコン製のキャップでも安心して使えると思いますね。
片手で着脱できない
グイッとシリコンを広げてかぶせるという使い方になるため、ハードのレンズキャップと違って、片手で着脱ができません。
サッと取り出してサッと撮りたい、という時には困りそう。
慣れると今よりはカンタンに着脱できそうですが、それでも少し手間に感じてしまうかもしれません。
破けそうに感じる!?
柔らかいシリコンのキャップなので、グッと引っ張っていると破けるんじゃないか…?と不安になります。
ただしご安心を!
正しい使い方をしているならば、なんと生涯保証してくれており、破れても交換してくれるんですよ…?太っ腹すぎる…。
ということで、この破けそう…という不安は、生涯保証という部分でカバーできそうです。
シリコンなのでホコリが付きやすい
シリコン製なので、ホコリとかゴミが吸着しやすいです。
なので、ホコリっぽい部屋や野外で落としてしまうと、そのままレンズキャップとして使うのは抵抗がある人がいるかもしれません。
この辺り、自宅ならば洗って乾かせば良いのかもしれませんが、出先だとちょっと微妙かな…と思ってます。
支援後SNSシェアで1~3個が追加で貰える!
そうそう!今回MotionGalleryにてクラウドファンディングするにあたり、なんと凄いキャンペーンが行われています。
支援前にSNSにシェアすることで、この「KUVRDユニバーサルレンズキャップ」本体が1~3個追加で貰えるんですよ…!無料でっ!
これ、実質この追加で貰える分も購入個数と考えると、1つ辺りがグッとお得になりますよね。
支援する個数にもよりますが、1つ辺り1850~2240円になるので、レンズキャップを何度か無くしたりしている人は、これ複数個支援しても損は無いと思いますね。
ちなみに、先ほど調べたところ日本のAmazonでも並行輸入品が販売されています。
KUVrD – ユニバーサルレンズキャップ – FitsすべてDSLRレンズ、エレメントProof、前面&背面レンズキャップ、
※記事執筆時(2018/06/18)の価格10968円
ただしこれ、2個パックで10968円というお高い値段…。1つ辺り5484円!?。
クラウドファンディングの倍以上しますね。そういう意味でも、待望の日本での正式クラウドファンディング開始!という事ですね。
わんぱくブロガー的まとめ
微妙だな、と感じる部分も正直に書かせて頂きましたが、それ以上に魅力を感じる人は多いと思います。
・レンズキャップを何度も無くしている人
・メーカー・サイズ違いで大量にレンズを持っている人
・衝撃などに対してもレンズを保護したい人
には、これまでにないレンズキャップだと思います!
私も旅行に行く際などはこれがあると安心感が増すと思いますし、是非持って行こうと思います。
気になる人は、クラウドファンディングのサイトで詳細をご覧ください。