職業はデザイナーで、普段の趣味は写真を撮ることの、むねさだ(@mu_ne3)です。
そんな私がずっと気になっていたのが「カラーマネジメントディスプレイ」。
カラーマネジメントディスプレイとは、ざっくり言うと「パソコンが本来表示すべき色を正しく表示できるディスプレイ」の事。
写真を現像したり、デザイン作業を行う上でこの色の調整ってとても大事なんですよね。
ただ、カラーマネジメントディスプレイは市場価格的に10万円は軽く超える物が多く、なかなか手が出せていなかったんですよね。
そんな中、BenQさんからのご依頼でコストパフォーマンスの高いカラーマネジメントディスプレイ「SW2700PT」を数週間お借りしてレビューさせて頂けることになりました!
早速使い込んでいますが、これ良いですよ・・・。
写真が好きな人はもう手放せないんじゃないかと思うくらいのディスプレイなのでご紹介したいと思います!
BenQ カラーマネジメントディスプレイ「SW2700PT」
ということで今回ご紹介しますのは、BenQのカラーマネジメントディスプレイ「SW2700PT」。
BenQ 27型WQHD/QHDカラーマネジメント液晶ディスプレイSW2700PT | BenQ Japan
27インチワイドという大きなサイズなので、梱包箱も結構な大きさです。
隣に立っているのは、もうすぐ3歳になる娘。
箱の中身を全て取り出すとこんな感じ。土台部分は自分で取り付ける必要があります。
と言っても取り付けはとても簡単なので、迷う事は無いと思います。
説明書を見ながらでも1~2分かからないと思います。
サクッと組み立て完了です!
ディスプレイの高さは自由に変えられますし、縦に回転させることも可能です。
さすがに画面が大きくて広いですね!使うのが楽しみになってきました!
まずはそのままMacBookProの外付けディスプレイとして!
まずは、動作確認を兼ねて、その場でMacBookProRetina13インチと接続してみました。
これはこれで便利…。拡張ディスプレイ設定にして、上下にディスプレイを並べる使い方。
ノートパソコンと接続する人はこういう接続方法もアリだと思います。
が、私は普段Macmini+24インチディスプレイの組み合わせをメインで使っていますので、そのディスプレイから置き換えてみます!
24インチから27インチへの置き換え!
ちなみにこちらが、普段使っている24インチ(フルHD)ディスプレイ。
写真の現像をするためにも、フルHD以上の解像度が欲しいと思っていたんですよね…。
で、パソコンをそのままの状態にして、今回お借りしている「SW2700PT」に接続しなおしてみました。
わかりますかね?
ほぼ全画面表示していたLightroomの画面の周りの余白!!!
これが、フルHD(1920×1200)から、WQHD/QHD(2560×1440)の解像度の差分領域ですよ。
こんなに余裕が出るんですね!
これは作業効率がグッと上がりますわ…。
遮光フードが標準で付属しているお得感!
そうそう!
このBenQ「SW2700PT」には、標準で遮光フードが添付されているんです!
遮光フードとは、天井灯や窓からの光がディスプレイに映り込むのを防ぐためにディスプレイに取り付けるフードのことで、他社製のディスプレイのほとんどが遮光フードが別売り(純正だと1.5〜2万円)なんですよね。
こんな感じでパーツが別れていて、ディスプレイにパチッとはめていくんです。
ということで取り付けた状態がこちら!
かっこいいっ!
ちょっとこの状態だとわかりづらいので、表示を消してみます。
写真では伝わりづらいんですが、確かにあるのと無いのとでは、天井灯の写り込みが違ってきます。
特に蛍光灯がたくさん並んでいるオフィスだと顕著に差が出そうなこの遮光フード。
試しに、皆さんが今使っているディスプレイの上にノートや雑誌をかざしてみて、見た目が変わるようなら効果のある場所と考えてよいでしょう。
映り込みを防ぐのはもちろんですが、見た目がプロっぽくなり、気分が上がるというのもありますね(笑)!
実際に写真を表示させてみた!
で、すでに2週間近く使い込んでいるこのカラーマネジメントディスプレイ「SW2700PT」。
ほぼ毎日Lightroomで写真を現像したり、ブログを書くために使用していましたが…。これ良いですよっ!
今までのモニターだと気づかなかった色の深さに気がつきます…。
特に空や雲や海のグラデーション、というか色が美しいんですよっ!
「この写真、雲ってこんなにリアルに撮影出来てたの!?」と驚くほど!
と、同時にどうやら今まで自分が現像してきた写真は少しビビットに(彩度を高めに)仕上げてしまっていたことも気づかされました。
あぁ…。正しい色が出るモニターを持ってる人は私のブログを見て「写真がキレイなブログとか言いながら、ドギツイ色の写真が多いなぁ」なんて思われていたんでしょうか。ショックです…。
ちなみに、写真のコンテストなどの審査は、ほぼカラーマネジメントディスプレイで審査されているそうなので、そうじゃないディスプレイでいくら綺麗に調整しても、最終的な見栄えが違ってしまう危険性があるんですよね…。
そういう意味でも、このカラーマネジメントディスプレイは、プロはもちろんのこと、写真にこだわりたいハイアマチュアな方には是非ともオススメしたいディスプレイになります。
輝度の調整やブルーライトカットモードにワンタッチで変えられる!
しばらく使っていて感じたのが、「画面が高精細で、色の再現性が高い」のはとても良いんですが、深夜にブログを書くには輝度が明るすぎるんですよね…。
そんな時に使うのが、このOSDコントローラー。
ワンタッチでディスプレイの設定を切り替えられる専用コントローラーです。
このコントローラーはディスプレイ下部にある凹みにちょうどハマるようになっています。
初期値では、「AdobeRGB」「sRGB」「モノクロ」の3つが割り当たっていますが、私は「モノクロ」の部分を「ブルーライトカット」にして輝度をグッと下げたモードに変更しました。
写真の現像や確認は「AdobeRGB」で、ブログ記事を書く際やメールの確認やSNSを見る際は「ブルーライトカット」&輝度を下げたモノにして目の負担を下げるようにしています。
これが結構楽で良いんですよ。
さっと切り替えれるのは便利だし、疲れ方が違ってきますよね。
わんぱくブロガー的まとめ
初めてカラーマネジメントディスプレイを使用したんですが、思った以上に良いですね…これ。
色の再現性が素晴らしいし、高解像度だし。遮光フードがあることで見やすいし何よりかっこいいし(笑)。
また、自宅のディスプレイや会社のディスプレイだと、スリープから復帰直後は色味がおかしかったりするんですが、このカラーマネジメントディスプレイ「SW2700PT」はスリープ直後からバシッと綺麗な表示をしてくれるので、即作業に入れるのもありがたいです。
そうそう!肝心なことを伝え忘れていました。
このBenQの「SW2700PT」は、他社のカラーマネジメントディスプレイと比較してコストパフォーマンスが良いんですよ!
同クラスの商品が13万円~17万円くらいするのに対し、この「SW2700PT」は市場売価6万円台~7万円台程度なんですよ!
しかも、通常は別売りの遮光フードも標準で付いて、この値段。
BenQ 27インチワイド 高解像度モデル (2560×1440/カラーマネージメントモード搭載/フリッカーフリー/ブルーライト軽減) SW2700PT
※記事執筆時(2016/10/24)の価格69800円
遮光フード込みで考えると、通常15万円近くすると思うとなかなか手が出しづらいですが、6万円台~となると長い目で見ると決して高い買い物ではないと思いますね。
私も、妻に家庭内稟議を申請したいと思います!
写真が好きな人、デザイナーの人、色を大切にしたい人におススメしたい商品です。
BenQ 27型WQHD/QHDカラーマネジメント液晶ディスプレイSW2700PT | BenQ Japan
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