会社はWindowsで自宅ではMacユーザーの、むねさだ(@mu_ne3)です。
ただ、Macを使っていてもどうしてもWindowsアプリを使いたい時があるんですよね…。
Officeとか、家計簿や会計アプリとか。
そんなMacユーザーだけどWindowsも使わなければいけない人に最適な、アプリをご紹介したいと思います。
Parallels Desktop for Mac12
ということで今回ご紹介いたしますのは、Parallels Desktop for Mac12。
Mac 上で Windows の起動 | Parallels Desktop 12 for Mac
簡単に言うと、MacOS上で再起動無しにWindowsを起動させて、MacをWindows化してしまうアプリです。
以前ブログでも紹介していますし、私も現在も使っているアプリです。
Mac miniにWindows8をインストール。結構サクサクに使えてびっくりしたぞ! | むねさだブログ
2013年1月の記事でバージョン8だったParallelsの、最新バージョン12が2016年8月23日に発表されました。
そんな発表を記念して開催されたブロガーイベントにご招待されたので担当者さんに、新機能などを詳しく聞いてきました!
「あれ?MacにはBootCampかあるじゃないか」、という人もいるかと思いますが、parallelsを使えば、Windowsアプリを、Macアプリのように使えるんです。
例えばこちら。WindowsのOffice Wordと、Macのメモを同時にMac上で起動させて、しかもコピペなどの操作も直感的に出来ちゃうんですよ。
これを見ると不思議ですよね。
また、Windowsをウインドウ表示にすれば、Macのデスクトップからドラッグ&ドロップでファイルをコピーすることができるんです。
もちろん、逆(WindowsからMacへのファイル移動)もカンタンに出来ちゃいます。
そして、Windowsのウインドウを全画面にすると、Windowsマシンと同等の使い方ができるんです。
Windows用OfficeやゲームもMacで!
Macを使っていて、どうしても使いたくなるアプリの代表はWindowsのOffice。
Windowsをウインドウにして表示すると上の写真のようになりますし、先ほども説明したように、Mac上でWindowsアプリをMacアプリのように使うこともできるんです。
また、Windowsが起動するということは、Windows専用のゲームもプレイすることができるんです。
parallelsは元々グラフィックのチューニングを得意としていて、ゲーム好きの人に人気のあるアプリだったんです。
例えば「OverWatch」という2ヶ月で1500万本売れたという、世界的に有名なゲームがあります。
ユーザーからの要望により、このOverWatchの開発者とparallelsのグラフィック開発チームが連絡を取り合い、細かいチューニングを行った結果、このparallels12からは、よりサクサク動くようになったんです。
実際にプレイしているところを見ましたが、グリグリ視点を変えてもサクサク動いていました。
Parallels DesktopはWindowsを起動するだけじゃない!
そうそう。このParallels Desktopは、仮想化で複数のOSを起動させることができるんです。
上記は、OSX 10.11 El Capitan上で、OSX10.7のLionとWindows7を起動させているところです。
アプリやウェブサイト開発者で、様々なOSやブラウザで表示や挙動を確認したい場合も、Macにparallelsが入っていれば、過去のMacOSやWindows10、8.1、7、Linux、Chrome、Ubuntuなど複数のOSを起動させることができるというわけ。
しかも再起動無しに!
これはもう、Windowsの為だけじゃなくても欲しくなる人は多いんじゃないでしょうかね?
Parallelsツールボックス
Macユーザー向けに便利な機能が提供できないか、ということで作られたのが、このparallelsツールボックス。
通常だと操作が複雑だったり、何手順も行わないと出来なかったことがサクッとできるようになった、「Macユーザーのかゆいところに手が届くツールボックス」です。
現状22機能が搭載されており、今後どんどんと機能が増えていく予定なんだそうです。
例えばウインドウごとのスクリーンショットを直感的に撮れたり、YouTubeの動画をドラッグ&ドロップでダウンロードすることができるんです。
これも使い込んでいくとMacユーザーとして手放せない製品になりそうですよね。
わんぱくブロガー的まとめ
Parallelsが発売されて、今年で10周年と言う歴史の長いアプリになります。
そんなParallels Desktop for Mac 12の新機能をおさらいしておくとこんな感じ。
こう書くと地味な感じですが、ツールボックスの追加と、動作の高速化によって、旧バージョンのParallelsユーザーでも乗り換えたくなると思います。
そんな私は、今回ブログレビュー用に1年間のライセンスをご提供頂けましたので、ガッツリ使ってみたいと思います。
現状使っていたバージョンが8のままなので、一気にバージョンが上がることになります!この差は楽しみですね!
Mac 上で Windows の起動 | Parallels Desktop 12 for Mac