スマホとかガジェットの新商品が出る!と聞いただけでワクワクしてしまいます、むねさだ(@mu_ne3)です。
この夏発売されるスマホの中で、注目されている機種の1つに「Xperia Z4」があります。
実際に買い替えを検討している人も多いんじゃないでしょうか?
そんなXperia Z4について詳しく話を聞きつつ実際に触ることができる、「Xperia Z4、Xperia A4 タッチ&トライ」アンバサダーミーティングが開催されるという事で、参加してきました。
このイベント、開発担当者さんから製品の特長やこだわり・想いみたいなものを直接聞ける、貴重なイベントでしたのでご紹介したいと思います。
ファンに愛されている「Xperia」
「だから私は、Xperia。」が今回のテーマ。
Xperiaは、「Xperia」に愛着をも使ってくれているユーザーが年々増加しているんです。
なんと2014年のAndroid端末の中で、売り上げNo,1!
そして、ソフトバンクの全スマホユーザー(Android以外のアレも含む)を対象にした満足度調査では、Xperia Z3が満足度No,1(購入者の9割が満足)を獲得してるんです。
そんなXperiaの最新機種が、この夏3種類(Xperia Z4/Xperia Z4 Tablet/Xperia A4)も発売されるんです。
今回は主に、Xperia Z4について詳しく話を聞かせていただきました。
スペックはZ3からも大きく進化!
今回のZ4、性能的にも前回のZ3から大きく進化しているんです。これ見ていると、Z3ユーザーもZ4に買い換えたくなっちゃうと思いますよ!
まずは、基本スペックについて。
64bit対応したオクタコア(8コア)CPUを搭載。Android5.0搭載、GPUも進化。
これにより、Zからはもちろん、Z3から比べても各段に性能が向上しているんです。
ZからZ3の進化以上に、Z3からZ4への性能UP感がスゴイっ!
そして通信速度としても、Zから比較してLTEの受信最大速度が2.25倍、Wi-Fiの受信最大速度は5.8倍になっています。
(もちろん、電波なので電波状況・混雑具合によります。あくまで、最大値が向上したということ)
国内では、docomo、au、Softbankの3キャリアから発売されていて、背面のロゴの入り方の違いで見分ける事ができます。
デザイナー・設計担当者の想いがアツイ!
次に、担当したデザイナーさんからZ4のデザイン紹介が始まります。
Xperia Zから継承されている「オムニバランスデザイン」と呼ばれる、全方位から見て美しいというデザイン言語をコンセプトにして、Xperia Z4はデザインされています。
ここからは非公開の画像を使って、デザインへのこだわりを説明されましたが、各色それぞれ出したかったイメージについてや、艶やかな繊細な金属の表情を出すのにかなり苦労した話を聞かせて頂きました。
次に設計担当の方から。
外観は美しく、中はぎっしりばたばた、白鳥のような設計を目指したそうです。
外観は「レイアウトの軸と配置」を大切に設計。
ロゴ、ボタン、カメラの位置を美しく配置することで、外観がバランスよくすっきりとして見えるんです。
コーナーパーツは着色した樹脂の上に透明な樹脂を重ねるという新たな加工法で仕上げています。
これによって、より細かい輝度感・美しさを実現すると共に、長く使い込んで傷が付いても美しい輝きと色味が失われないんです。
2年間スマホを使う風潮のある日本において、こういう長く使っても美しいままに、というこだわりはとても嬉しい配慮です。
キャップレスUSB(デザイン性を考えBottom センター配置)と、SIMとmicroSDの混合コネクタの実現。
これによりスマホのキャップを1つに、しかもキャップ部分も小さくすることができたんです。
(Xperiaの究極の目標は、キャップの完全排除だそうです)
個人的にすげぇ!と思ったのがこちら。
少しでも薄くすっきりと見せるために、カメラの一番外側にあるガラスを、背面のパーツと融合させているんです。
分かりますかね?
これほとんどのスマホでそうだと思うんですが、Z3ではカメラのレンズ周りにリングがあってそこが出っ張っているんです。
それがZ4では、背面ガラスパネルと一体化してめっちゃスッキリしています。
カメラのレンズ部分も自社で作り上げているSonyだからこそできた改善ですよね。
途中、設計担当者さんが「デザインはもちろんだけれども、設計も全てにおいてこだわった自信作です!」と胸を張って説明されていたのが印象的でした。
Sonyだからこそ実現できた「カメラ機能」
「スマホの域を超えるカメラ体験」を目指して、レンズ・センサー・エンジンと三位一体で開発を進めてきたそうです。
ここもレンズ、センサー、エンジンの全てを自社で作っているメーカーならではの特徴の出し方ですよね。
オートのままで、料理が美味しく写せる!
まずこだわったのが、スマホで撮る被写体ランキングでも上位に来る料理にフォーカスした、「料理を美味しく写せる機能」。
Z3までは、「料理モード」を手動で選んで撮影する必要があったのですが、Z4からはプレミアムおまかせオートのままでカメラを構えると、自動的に被写体を料理だと判断してくれるので、操作レスで「料理を美味しそうに」撮影することができるんです。
フロントカメラが進化!
世界的な自撮りブームに応える、高性能フロントカメラを搭載。
510万画素という、フロントカメラとしてかなり高性能なセンサーを搭載しているので画面を見ながらの自撮りでも高解像度の写真を撮ることができます。
しかも、レンズは広角25mm。自撮りで4人並んで写る事を目標にして開発しているので、みんなで楽しく写る事ができるようになりました。
また手振れ補正、新UIなども搭載しており、よりフロントカメラが使いやすい工夫が盛りだくさんになっています。
屋内にいながら太陽光の下で撮ったようなエフェクトだったり、Red lipsというモノクロで唇だけが赤く色づくようなアーティスティックに撮れるエフェクトも搭載。
これらの効果は組み合わせて使う事が出来るので、よりクリエイティビティを刺激してくれます。
その他ARマスクという顔合成するアプリがあったり、多くのユニークなカメラアプリで撮る楽しさが広がっているので、普段撮らないような「カメラで遊ぶ」感覚を楽しめると思います。
Audioの進化について
最近、良く耳にするようになって来た「ハイレゾ」という言葉。
ハイレゾは音楽用CDを超える音の情報をたくさん持っているため、音の量、つまり「音の太さ・繊細さ・奥行き・圧力・表現力」が段違いなんです。
Xperiaは、Z2から一部このハイレゾ音源に対応しています。
そして今回のZ4から、無線のヘッドフォンやスピーカーにもハイレゾ対応しています。
また、Z3までは一部の対応機種(しかもソニー製品のみ)のヘッドフォンに限って対応していましたが、Z4からは他社のヘッドフォンでもXperiaのアルゴリズムで、それぞれのヘッドフォンに最適に補正して再生してくれるんです。
ウォークマン時代から続く、音楽再生にこだわるのもSony製品らしいですよね。
濡れても誤動作しづらいタッチパネル
個人的には今回のXperia Z4の機能の中で一番注目しているのがこちら。
水が付いても誤作動しづらく、濡れたまま指でタッチしても操作できるんです。
これ、Ingressをする私にとってはとても気になる機能です。
仕組みとして、水が触れているのか、手が触れているのかを分析して、指のみに反応するように設計してあるんだそうです。
これは早く雨の中使ってみたい!
また、色再現の良い、「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載。
そしてこちらも気になる、低解像度の映像を高解像度に変換して再生してくれるという機能を搭載しています。
これは、ぜひともYouTubeなどの動画を見て体験してくれ、とのことでしたので、後日試してみたいと思います。
その他の特徴
1つ1つ紹介していると写真も多くなりすぎるので、ちょっと割愛しつつ、その他の特徴的な機能もご紹介しておきます。
スタミナモード
スリープ中に、アプリの動作を制限する事で電池持ちを格段に良くする機能が搭載されています。
アプリごとに選択可能ですので、スリープ中に動作(通知など)させる必要のないアプリはどんどん設定しておきましょう。
POBox Plus(キーボード)の進化
日本語入力ソフトウェア「POBox Plus」がさらに進化しました。
今の時代、FacebookやLINEやTwitterなどキーボードで文字を入力する機会はとても多くあります。
そういう意味で地味ですが、実はキーボードの進化というのはとても大切で使い勝手に大きく影響する部分なんです。
入力方法やキー配列など、より使いやすくなっているので、この辺りも是非とも店頭で体験してみて欲しい部分です。
シンプルホーム
スタイリッシュにカッコいいXperiaを持ちたいけれど、今までガラケーを使っていてスマホが使いこなせるか分からない、という人向けに搭載されているのが、このシンプルホーム。
ガラケーから乗り換えても使いやすいように工夫されています。
詳しく知りたい人はスマホショップで店員に聞いてみると良いです。
PS4のゲームをXperiaでも!
Xperiaをテレビ代わりにして、PS4のゲームをXperia Z4で高画質で楽しむ事が出来るんです。
これも通信の転送速度が向上したからこそ、実現できている機能です。
これ以外にも多くの新機能やこだわりについての説明を聞き、Xperiaの魅力について聞かせて頂きました。
ウェアラブルデバイス「SmartWatch 3」
最近グッと盛り上がりを見せている、ウェアラブルデバイス。
Sonyも勿論その辺り開発しておりまして、Android Wear搭載のSmartWatch 3というものを今回触らせて頂きました。
単独でWi-Fiにつながるので、スマホと連携していなくても使う事が出来るのがApple Watchと違う所。
触らなくてもスクロール操作などが出来る機能が搭載していたり、いつもNAVIというナビアプリに対応していたり。
実はこのSmart Watch3も1か月貸出してもらえることになったので、こちらについては別途詳しくご紹介したいと思います。
イオンモールの一角を使った体験ブースが大盛況!
ここからは、イオンモール内に設置された、体験ブースに移動して一般のお客さんと同じように一緒にXperiaを体験してみました。
会場では、実際にXperia Z4を水にバシャッとかけて、それからタッチパネルの誤動作がほぼ無いことを体験できたり。
これホントにびっくりするほど精度が良くて、不思議な感じがしました。
ハイレゾ音源を試聴できるコーナーがあったり。
フロントカメラを使っての自撮りを、2年前のモデルと写し比べたりなどするコーナーもありました。
こうやって体験すると、Xperia Z4の進化や凄さが分かり、ついつい欲しくなっちゃう人も多いと思いますね。
わんぱくブロガー的まとめ
前半の説明部分で感じたのは、「担当者の製品に対する愛がハンパ無い!」という事。
みんながXperiaを作っている自負と責任を持ちながら「絶対良いもの作ってやる」という気持ちが伝わって来るプレゼンでした。
もちろん、想いだけじゃなく製品自身もとても良いので、気になる人は店頭に是非行ってみてください。
後半の体験ブースでは、旧機種と使い比べたり水をかけてタッチしてみるなど、店頭ではできないZ4の凄さを体験することが出来ました。
さてさて、そんなXperia Z4とSmartWatch 3を今回のこの「Xperia Z4、Xperia A4 タッチ&トライ」アンバサダーミーティングの参加者特典として約1か月間、モニターとしてお借りすることになりました。
説明を聞いただけでは分からなかった使い勝手やSmartWatch 3との組み合わせでの利用についてもガッツリと体験したいと思います。