確定申告とか、考えるだけでゾッとする…むねさだ(@mu_ne3)です。
長くブログをやっていると、ブログからの収入が税金を納める必要のある額になってきたりもするわけでして。
私も昨年辺りから確定申告を行うようになりました。
ただ、この辺りの手続きに必要な知識を全くと言って良いほど持ち合わせておらず、また興味が無いからでしょうが勉強しようというモチベーションもかなり低いんです。
結果、確定申告の時期に慌てて、てんやわんやしながら入力作業を必死になって行う必要があるわけです…。
しかもよく分からずやっているので、税務署で行列に並びつつ担当のおじさんに確認しないと不安だったりするんです。
個人事業主や副収入のある人は、そんな経験している人も多いんじゃ無いでしょうか?
今年の分の申請の書類、そろそろ作り始めないとなぁ(というか遅いんですけど)などと思っていた所、クラウド向け会計ソフトのfreeeさんから「そんなあなたにこそうちのサービスが最適ですよ!」とお声をかけて頂いたので説明会を兼ねた取材に参加させて頂きました。
先に結論言っちゃうと「はい!私freeeで2014年の確定申告しちゃいます!そして今後もおそらく使い続けると思います!」って位気に入ったのでご紹介したいと思います。
クラウド向け会計ソフト「freee(フリー)」という選択肢!
会場で、説明を担当してくれたのは取締役でエンジニアでもある横路氏、マーケティング担当の鈴木氏、サポート部門の井上氏の3名。
早速伺った事をカンタンにですがご紹介したいと思います。
freee(フリー)とは?
freee(フリー)とはクラウド向け会計ソフトの事です。
会計ソフト「freee(フリー)」|全自動のクラウド会計ソフト
ターゲットは、主に個人事業主。青色・白色ともに確定申告を行っている人が対象です。
(ここにいわゆるブロガーやアフィリエイターなどの副収入で確定申告が必要な人も含まれます)
もちろん、そこに留まらず店舗経営者や中小規模(10~20人)でも使えるよう開発されているんです。
そこまで範囲に含めれば、日本の半分以上の人がこのスモールビジネスに従事しているため、かなり多くの人に関係のあるサービスという事ですね。
freeeを立ち上げたきっかけ
会社の人数が少ないと、どうしても税系の手続きはアウトソーシングするか、自分でやるかしかない状況でした。
自分でそれらの手続きをする場合、これまで(freee開発前まで)はクラウドのソフトが無かったため、Windows向けのソフトを買ってきて行うというのが主だったんです。
Macの人は諦めてアウトソーシングするか、Windowsマシンを買うしかないわけで、しかも法改正などで制度が変わると、ソフトを買い直しだったりして結構大変だったようです。
そして更に、1年間取っておいた領収書やレシートを、毎年1月前後になるとそれらを打ち込んで印刷して手続きをするというのが流れだったわけです。
(もちろん、キッチリしている人は都度入力していたのでしょうけど)
このなんとも言えないアナログ感…。
今は銀行やキャッシュカードの情報など、決済の情報というのはWEB上にあるため「このデータを取って来て自動入力させてしまえばかなり楽になる」と思ってこのサービスを立ち上げたそうです。
freee取締役の横路さんは、実家がお菓子屋さんだったらしく、当時の会計をエクセル等で付けていたけどかなり大変だった、と。
それらの経験を元に、元Google社員でもある社長の佐々木大輔氏らとともにfreeeを開発していったというわけです。
freeeのメリット
そんな経緯で開発されたfreee(フリー)のメリットや特徴に付いても説明頂きました。
詳しくはウェブサイトで詳細を見て頂きたいのですが、カンタンに紹介しておくとこんな感じ。
- まずは無料で始められる
- チャットでのサポート 無料プランでも可能
→セットアップして取引登録して実際に使い始める所まで一緒にしてくれる - 簿記の知識が無くても使える
- 自動で帳簿・仕分けを行ってくれる
- クラウド会計ソフトなのでいつでも何処でも確認可能
- 経理に極力時間を使わせない。レポートを見るだけの感覚で使える
(現金取引はもちろん手動での入力は必要だけど) - より使いやすいものを目指して日々アップデートを繰り返して成長している
ここにあげたもの以外にも多くのメリットや特徴も説明して頂きましたが、今回特に私が気になったポイントを紹介して行きます。
複式簿記の知識が無くても使える!
まずやっぱり専門用語や専門知識が無い私からするとこのこの考え方はとても有り難いです。
これまでの会計ソフトは複式簿記の事が分からないと使えなかったものがほとんどだったんです。
そこでfreeeは個人事業主がなんとか楽にこれらの手続きを出来ないか、を考えました。
すると、「個人事業主が主に扱う取引のパターンは限られているので、それに合わせた形で複式簿記の知識無く使う事ができるのでは?」という部分に目をつけたわけです。
この「複式簿記の知識が無い人でも使う事が出来る」という部分を考え方の軸として、freeeの開発は進められているのが他のの会計ソフトと大きく異なる点なんです。
チャットで何でも聞ける安心感!
次に、コレが一番のfreeeのメリットなんじゃないかな?と思えるチャット機能。
例えば、開業したてでまったく知識が無い状態の人でも、チャットでサポートしてもらって使い始められるように考えられているので、私のような初心者にはとても有り難いサービスです。
もう、何を聞いてもfreeeのサポート専門スタッフが答えてくれるのでかなり安心です。
ぶっちゃけ「何にも分からないから教えて!」という質問をしても丁寧に一から教えてくれるんです。
コレ後日実際にやってみたのですが、シッカリと教えてくれましたよ!
ちなみに、チャットの時間は平日の10-12時、13-18時。
それ以外の時間のサポートはメールでのやり取りになります。
混雑していると回答に数分かかるらしいのですが、通常時だと数秒〜数十秒で回答が帰ってくるためほとんどストレスがありません。
自動で帳簿・仕分けを行ってくれる
これも、クラウド&電子化ならではメリット!
取引のタイトルから自動的に勘定科目などを認識して分類してくれるんです。
もちろん外れる時もありますが8割位の精度で合うし、手動で修正することもできるし、なによりこれがまた学習して更に精度を上げ続けて行ってくれるんです。
つまり使い込めば使い込むほど、特別な取引を除いてほぼ自動でドンドンと認識してくれるようになるわけです。
こりゃ楽だ…。
勘定科目を自動で分類してくれるので後は、「登録」というボタンを押して行くだけで良いんです。
本当にコレで良いのか?って位カンタンに帳簿の作業が完了して行きます。
ヘルプ機能の充実
これね、デモを見せてもらったんですが超ビックリなほどよくできたヘルプなんですよ…。
freeeのヘルプには、自動的に「このページに関連するヘルプ」が表示されているんです。
単純な「逆引きヘルプ」ではなく、使うシーンで最適なヘルプ情報を出し分けてくれているので探しやすいんです。
もちろん、キーワードを入れるとそこで知りたい情報をすぐに知ることも可能です。
例えば「振替伝票の一覧」というページを開いてヘルプを選択するとこんな感じで、このページを開いている人が見たいであろう内容を表示してくれているんです。
また、要所要所で必要な内容を教えてくれるように設計されているので、そのページで行っている操作に付いてより詳しく知りたい、どういう事を行っているんだろう、というのを知りたい時にヘルプを見るとたいていそれに関する表示がされているんです。
上のキャプチャのように【レベルアップ】とか書かれると、少しこなれた頃に、コレを読んでさらに1歩便利に上手な使い方を覚えられちゃうんですよ。
つまり、このヘルプを使うとfreeeを使って行く上での知識を少しずつ勉強する事が出来るんです。
ほぼ毎日機能更新がされている
freeeのユーザーは現在およそ14万人。
その人達が使っている履歴やサポートに寄せられる要望等をどんどんと取り入れてより使いやすいサービスへとアップデートし続けているんです。
3日に1回位は、何かしらの更新がされているし、小さな機能の変更は毎日に近いほど行われているそうです。
仮に大きく使い勝手が変わる変更があったとしても、その時は絶対に便利に、使い勝手が高くなっている改善なのでお客さんも納得してくれている。との事でした。
例えば、丁度取材の時に「社印の登録が出来る事に気がつかなかった」「初期登録ではなく領収書を発行する時に作れたら便利!」って話をして帰った所、数日後には「機能追加しました!ありがとうございます!」って感じで改善されてたんですよ…。
「ユーザー目線で便利だと思った事は即行う!」
こういう姿勢がスゴく心強く、期待感を感じさせてくれました。
PFUのドキュメントスキャナ、ScanSnapシリーズにも対応
法の施行上も来年以降は紙のデータをScansnapで取り込む人は増えるはずなので、ここはとても大切なポイント。
大量の領収書やレシートを取り込んでOCRで文字認識して分類してくれるんです。
これで、大量の紙の入力に悩まされていた人も、楽に使えるはずです。
freeeの魅力について
ここまで色々と話を聞いたり、する中でfreeeの魅力について何となく分かってきました。
重複する内容もあるかもしれませんが、まとめてみるとこんな感じ。
1.使う人目線でサービスを作っている
他の会計ソフトはおそらく税理士からアドバイスをもらいつつ開発をしているような作りなんですが、freeeは徹底して使う人目線!
ユーザテストを行って、初めての人がどこでつまづくかを徹底的に調査、改善を繰り返し行っているんです。
時代の流れ、ユーザの知識、必要な入力条件などに対して、UIの変化でスピーディーに改善してくるのがfreeeのスゴい所です。
2.会社のビジョンとして、スモールビジネスのバックオフィス全体を楽にしたい!という想い
スタートが自分の親のお店の会計周りの日々の業務を楽にしたい。という考えからスタートしているので、とにかく「個人事業主や中小企業のバックオフィスを楽にする」為の改善や開発がされているんです。
実際に、ユーザーのワークフローを研究して「OCRデータから自動登録機能」などが追加されたんだそうです。
中小ってやり方が千差万別なのでそれらに対応できるように日々改善を行っているんです。
ちなみに、freeeも社員50人くらい、全員合わせると従業員70人くらいの会社だけどfreeeで会計を行っているんだそうです。
3.使って行くうちに分かる
ヘルプ、チャット、そして画面の中に出てくるポップアップ表示などで、使って行く中で理解を深めて行く工夫が随所にちりばめられています。
入力が必要な箇所もちょっと目立つようにしてくれる事でそっちに意識が行き、ついつい入力してしまうんですよね。
最初はシンプルに。操作につまづいたらチャットでサクッと、友人に聞くような感覚でお問い合わせが出来るので、いつの間にかこのfreeeの使い方が身に付くんです。
4.複式簿記の知識無く使え、この後も無駄に覚える必要が無い
正しい入力さえすれば、正しい登録をfreeeが行ってくれるため、複式簿記の知識を覚える必要が無いんです。
「複式簿記の知識は使って行くうちに覚えて行ったりするんですか?」と質問した所、「いえ、覚えて頂く必要が無いものなので。」とかなりスッキリとした回答を頂きました。
コレだけ言われると、「あぁ、知識の無い私向けですね」と納得しちゃうやり取りでした。
その分、必要な箇所の操作を必要最低限の知識と時間で使い、後は本業の方に時間を使って欲しいというわけです。
ちなみに、内部ではしっかりと複式簿記などのデータは持ってるので、税理士に見てもらう時等はそれを見せることもできるのでご安心を。
自由な社内から生まれる柔軟なアイデア
この取材をするにあたり、freeeのオフィス内を実際に色々と見せて頂きました。
まず驚いたのが卓球台…。
我々がお客さんとして打ち合せルームに居るにもかかわらず、そこからガラス越しに見える部屋で卓球をして気分転換をしてまた自席に戻って行く社員が居るんですよね。
そして、上の写真の中で、卓球台以上に目を引くミニ四駆用の巨大なコース。
後はフィットネススペースやらスタッフならば自由に持って帰って良いTシャツが完備されていたり。
この辺りの自由な環境から生まれるアイデアの1つ1つがfreeeを既存の会計ソフトではなく、使う人がより楽になるにはどうすれば良いか、と言う考え方で作って行く原動力になっているんだと感じました。
わんぱくブロガー的まとめ
2時間くらいの取材時間でしたが、とても丁寧に分かりやすく特徴等を教えて頂きました。
何より、スタッフの皆さんのやる気と熱意がとても感じられて、「今後も(ほぼ毎日)成長し続ける」というのがとても魅力的に思えたので、私は2014年の確定申告はこのfreeeを使って行うことに決めました!もちろん、(競合がもっとスゴい使いやすく魅力的にならなければ)ずっと使うつもりです。
早速登録して、チャットを使ってサポートの人に超初心者な質問を投げる所からやってみましたが、とても丁寧に1つずつ教えてくれるのでとても分かりやすかったです。
この調子で、確定申告の時期には余裕を持ってシッカリとした書類が提出できるように目指したいと思います!
確定申告しなきゃいけないけど、よく分からないんだよね…。
そう思っているあなたにこそfreee(フリー)がオススメですよ!
会計ソフト「freee(フリー)」|全自動のクラウド会計ソフト