先日子供が産まれました、むねさだ(@mu_ne3)です。
我が子が可愛くて仕方が無いのですが、子供が産まれてから役所などで色々と行わないといけない手続きがあります。
ドタバタとしながら色々と調べて行ったのですが結構大変でしたので、自分用メモも兼ね、また今後子供が産まれる人の役に立てばと思いご紹介したいと思います。
行うべき手続きは全部で6〜8個!
役所や自分の会社へ提出する書類など、色々とあってテンパリ気味でした。
可愛い赤ちゃんと少しでも一緒にいたかったり、名前を考えないといけないけれども時間は限られるし何をしてよいか分からない人も多いのでは無いでしょうか?
ということでまずは、Googleで検索して見つけたこちらのサイトを参考に行動しました。
出産後の8個の手続き一覧 | 子育ての悩み解決ナビ
このサイトによると、必要な手続きは、5〜8個。
種類 | 期限 |
---|---|
1.出生届 | 出産日を含め14日以内 |
2.児童手当金 | 出生した翌日から15日以内 |
3.健康保険の加入 | 1カ月検診まで |
4.出産育児一時金・付加金 | 出産した翌日から2年間 |
5.乳幼児医療費助成 | 子供の健康保険加入後、1カ月検診まで |
6.出産手当金 | 産後56日以降 (母親が働いていて産休中に給料がでない場合のみ) |
7.育児休業給付金 | 育児休業1カ月前まで (母親が働いている場合のみ) |
8.高額療養費 | 診察日の翌月から2年以内 (出産時に健康保険が適用された場合のみ) |
これ+自分が実際に行った手続きも合わせてご紹介したいと思います。
あくまで、私の行った手続きの場合ですが、かなり状況が近い人は多いと思いますし、そうじゃない人も行うべき手続きは近いと思いますので参考にしてみてください。
私の場合というのは、私自身が会社員で、妻は現在専業主婦で私の扶養に入っています。
今回生まれた子供も同様に私の扶養に入れる手続きを行いました。
市役所/区役所で行う手続き
まずは、一番最初に行う手続きとして市役所や区役所で行う手続きについてです。
基本的に奥さんが出産直後なので旦那さんが行う場合が多いと思います。
持って行くものは、
- 印鑑
- 免許証等の身分証明書
- 母子手帳
- 出生届の用紙(出生証明書とセットになっている)
- 銀行の口座番号等が分かるカードか通帳
です。
1.出生届および出生証明書
出生届(しゅっしょうとどけ)、こちらがいわゆる「名前や戸籍の登録」を行う書類です。
出産日を含めて14日以内に提出する必要があります。
出生届については基本、出産した産院で発行してくれる「出生証明書」とセットになっていると思います。
「出生証明書」は医師や助産師さんが記入する必要があるためもしも産院で用意してくれない場合は役所に行って用紙を貰ってから、病院に渡すようにしましょう。
基本は出産後、退院時に病院側から貰える事が多いそうですが、事前に言えば退院前でも貰えます。
書き方についてはこちらのサイトを参考にしました。
出産届の書き方と出生証明書サンプル見本・出生届の出生証明書サンプル
ここに書いてある通りに基本書けば良いのですが、ちょっとわからなかったり不安だった事を補足しておきます。
・嫡出子(ちゃくしゅつし)と非嫡出子?
こちらについては、このサイトが詳しく解説してくれています。
嫡出子は結婚している夫婦の間に生まれた子供で、非嫡出子は結婚していない内縁関係の夫婦の間に生まれた子供になります。
・生まれたところ?
病院の住所を記載します。病院名は記載不要です。
後は基本的に上記のサイトを参考に書類を記載して行きました。
ちなみに、ここで漢字を書き間違えると子供の名前が間違ったまま登録され、修正することがかなり大変になりますのでご注意を。
間違っても酔っぱらった勢いでこの書類を書く、とか止めた方が良いです。
そして、提出時には市役所の人が、名前に使える漢字かどうかを、辞書で調べて確認してくれます。
このタイミングで「この漢字、名前に使えない漢字です…」って言われるとこれまでの苦労が水の泡になってしまうので、その辺りも事前に調べて行くと良いと思います。
法務省:子の名に使える漢字
2.児童手当金
児童手当金(じどうてあてきん)。いわゆる「子ども手当」と呼ばれていたものです。
←児童手当制度
のご案内(PDFで開きます)
出生した翌日から15日以内の登録となりますが、私の場合は「1.出生届」を提出した後に自動的に係の人が誘導してくれてこの書類を書いてその場で提出しました。
「お住まいの市区町村に申請が必要」なので、里帰り出産等をしている人は注意が必要です。
この際、振込先の銀行の口座番号等を伝える必要があります。
キャッシュカードか、通帳があると良いと思います。
実は役所系は一旦これで終了となります。
無事手続きが終わると、母子手帳の中の「出生届出済証明」の欄に、市役所の印とともに名前や産まれた場所や日付を書いてくれます。
この他に役所系の手続きは「乳幼児医療費助成」が必要ですが、これは「お子さんの保険証」を受け取ってからになるのでその日には行えないのと、後日郵送でも登録可能なので大丈夫です。
そうそう!
ここで大事なのは、続柄が記載された家族全員の名前の入った住民票を1部取得しておく事。
勤務先で保険証を発行する際に、必要となる事が多いからです。
せっかく役所に来たんですから、そのまま発行手続きを行うようにしましょう。
自分の勤務先への手続き
次に行うのは、自分の職場への手続きです。
ここでは保険証の作成依頼や、出生一時金などについて行います。
3.保険証の新規作成依頼
こちらは、自分が加入している健康保険組合に対して提出します。
詳しくは会社の総務の方や先輩の方に聞いてみると良いと思います。
必要な書類は、所属する会社の健康保険によって違うとは思いますが私の場合、
- 新規に取得した住民票(子と自分の続柄が分かるもの)
- 母子手帳
- 印鑑
が必要でした。
4.出産育児一時金および出産育児付加金
出生育児一時金、これがよく「出産費用の39万円or42万円戻ってくる」、と言われる給付金です。
正確に言うと、戻ってくるではなく、貰えるので39万円以下だったり42万以下の費用で出産を終えても満額貰えるお金になります。
これは、会社の健康保険組合に対して提出するのでこちらも会社それぞれの書式に合わせるようにしましょう。
これらの手続きが面倒だ、という人は病院を通してこの「出産育児一時金」の手続きをしてもらう事も可能です。
その場合は、入院費用からこのお金を差し引いた額を病院に支払えば良いので、自分で支払う額が少なくてすみます。
(私の場合はクレジットカード払いにしてマイルを貯めたかったのでこの制度を使いませんでした。)
また、会社の健保次第ですが、出産育児付加金という独自の給付があるようです。
この辺りも詳しくは会社の健保の方へ問い合わせるようにしましょう。
(私の会社はありませんでした…)
健康保険証を受け取った後に行う手続き
上記3の手続きを行った後、1週間程度で新しく産まれた子供の保険証が届きます。
これを受け取った後に行う手続きが以下のようになります。
5.乳幼児医療費助成
子供が小さい頃の病院代が無料になったり負担が減るのはこの制度のおかげです。
自治体によって何歳から何歳までどういう補助が出るのかは違うと思いますが、どちらにしても登録が必要です。
私の場合は、最初の市役所の手続き(1〜2の手続き)を行う際に、書類+返信用封筒を貰えたので、書類に記載して子供の保険証のコピーを添えて郵送しました。
役所に直接持って行っても良いと思います。
私の場合ですが、年末年始を挟んだのもあってか、届くのに15〜20日近くかかったので心配しました。
その他
その他の手続きについてもお知らせしておきます。
私の場合は、この6〜8の手続きは不要でした。
帝王切開の場合等は8の手続きが必要な可能性があります。この辺りは病院と相談してみて下さい。
6.出産手当金
こちらは産休中の給料の代わりに貰える手当で、健康保険から支給されます。以下のサイトによると
出産手当金は出産日(出産が予定日より後になった場合は、出産予定日)以前42日(多胎妊娠の場合は98日)から出産日の翌日以降56日までの範囲内で、会社を休み給与の支払いがなかった期間を対象としてお支払いします。
とあります。
出産手当金について | よくあるご質問 | 全国健康保険協会
産休中の給料が支給される場合は貰えないのでご注意を。
パートやアルバイト、派遣社員でも健康保険に加入し続けている場合は貰えるので手続きをしっかり行いましょう。
7.育児休業給付金
育休に入っている人、つまり現在働いていて育児休暇を取得後また職場に復帰する予定の人のみが対象になります。
普通は育児休暇に入る前に手続きを行っているはずなので、産まれた後に慌てて手続きを行うような事は無いはず。
これ、稀ですが男性が育児休暇を取得する際も申請出来ますので、母親が就職して間もなく出産したため育児休暇が取れない、なんて時は男性が育児休暇を取得して申請する事で給付金を受け取れるようになります。
もう一度書いておきます。
男性でも育児休暇を取得する場合は貰えます。
詳しくはこちらのPDF(育児休業給付の内容及び支給申請手続きについて)をご覧下さい。
8.高額療養費
帝王切開、陣痛促進剤の利用などで医療費が高額になった場合は、健康保険から補助金が出ます。
高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
普段の所得にもよりますが一般的には月の支払いがおよそ8万円ちょいを超えてくるとそれ以上を補助してもらえる制度です。
月の支払い、なので月末の出産等で促進剤を使った時期と帝王切開の日が月をまたいだりした時は補助してもらえる金額に届かない場合もあるので注意が必要です。
詳しくは病院か、健康保険組合に聞いてみましょう。
9.出生通知票ハガキを送る
忘れがちな手続きとして、この「出生通知票(助産師さん訪問依頼の)ハガキを送る」があります。
これは母子手帳に切り取るタイプでハガキがついていますので、忘れずに送るようにしましょう。
これを提出する事で、新生児訪問(助産師さんが来てくれて色々アドバイスをくれる)を受ける事ができます。
赤ちゃん訪問はがき(出生通知票) 西東京市Web
わんぱくブロガー的まとめ
以上で、出産後の役所系の手続きのまとめになります。
結構ドタバタしたりするので、父親になる人は是非とも一度目を通しておいてもらえると出産後に慌てなくて済むと思います。
せめて出産前に色々と名前の候補は考えておいた方が良いと思いますよ。
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