
現在、子どもが6年生です。うちの子、国語や算数は得意なのですが、理科や社会と言った「覚える教科」が苦手のようで…。
そんなお子さんに最適な、遊びながら地理を学べるカードゲームをご紹介したいと思います。
“遊んで学べる”ボードゲーム『ツイモット』
ということで紹介するのは、現在クラウドファンディング中の、“遊んで学べる”ボードゲーム『ツイモット』。

『ツイモット』は地理をテーマとしたカードゲーム。2種類のゲームで対決しながら、都道府県の地形や名産など、地理の知識がどんどん身についちゃう。「勉強イヤだな・・・」を「もっと知りたい!」に変える、新しい学びのカタチを広めたい!
このプロジェクト、友人がクラファンに挑戦中で、数年前の構想段階の時に少し関わっていたご縁で、一足お先に1セットご提供いただいたので、小6の娘と妻と私の3人で遊んでみました。

届いてみて最初の印象が、「思ったより大きくて立派!」でした。
カードゲームなので、なんとなくトランプ・UNOサイズを想像していたのですが、箱がその数倍あって、かなり立派!(体積でいうとトランプの4〜5倍ありそう)
小6の娘に見せても、「えー!なにこれ面白そう!やろうやろう!」って感じで好印象!
早速箱を開けてみると、説明書でこの「ツイモット」の世界観が紹介されています。

日本の地理を遊びながら学べるとのこと。
後述しますが、これは小学生だけでなく中学生高校生あたりまで受験に役立つ内容に仕上がっていると思います。
2種類のゲームが楽しめる!
この「ツイモット」は、2種類のゲームが楽しめます。
それが、
・ホシトル★バトル
・チリカルタ
です。
ホシトル★バトルは、かなり奥深く、高学年〜中学生くらい向けだと感じました。
チリカルタは、いわゆる「カルタ」と同じルール。低学年でも遊べそうです!

箱の中身はこんな感じで、共通に使う都道府県カードとその他はそれぞれのゲームで使い分ける感じです。

しっかりとした説明書があるのはありがたいです。
まずは、サクッとできそうなチリカルタから遊んでみました。
カルタと同じルールで遊びやすい!「チリカルタ」
まずは、ルール説明をしなくてもすぐに遊べるくらいシンプルな「チリカルタ」から遊んでみました。

『チリカルタ』は、地理に関する知識と勘を頼りに、カルタのように都道府県を取り合うゲームです。
徐々に読み上げられる読み札の情報を元に、当てはまる都道府県を推理して、だれよりも早くカードをゲットしよう!
47都道府県のカードをズラリとテーブルに並べて、1人が読み役として読み札を読み上げます。
これ、スマホで読み上げアプリも提供されるそうなので、それを使えば読み役の人なしで全員で参加できますね。
読み札は、徐々にヒントが出てくるような構成になっています。

最初の1文で、数県に絞られて目星をつけつつ、2文目でほぼ確定するのでカードを取り合う形になります。
それでもわからなければ、県名を読み上げる形になるので、小学校低学年などでも参加しやすいと思います。

47枚もカードがあるので、なかなか探しにくいですが、だからこそ盛り上がりますね。

地理の問題ですが、歴史の問題でもあるような内容も出てきて、ちょうど小学校の地理〜歴史の振り返りにピッタリです!
工場地帯・山脈・盆地・河川の名前など、大人にとっては「あー、昔勉強したはず…」という内容ですし、子どもたちは勉強したてのはずなので、結構良い勝負ができるのが面白いです。
しかも、このチリカルタは、ただのカルタと違って「チイキング(地域王)」というカードが最後の勝敗をわけます。

各地域のカードを多く取った人が「チイキング」となってさらに追加で5ポイントもらえるので、逆転もあり得るのが面白いです。
同級生と一緒に遊んだりしても面白そうですね。今度、子どもたちの集まりにこれ、持って行かせようっと。
ただし、読み札を覚えてしまうと超高速でカードが取れるようになるので、覚えた子がかなり強くなると思いますし、読み札が1パターンしかないのがちょっと惜しいな、と思いました。
(けど、これ読み札データを自分で作れそうな気もするので、そうすると中学生くらいまでの勉強で使えそう!)
戦略的に奥深く、何度も遊べる「ホシトル★バトル」
さて、カルタで遊んだあとは、ルール的に奥深くなる「ホシトル★バトル」も遊んでみました。

『ホシトル★バトル』は、地理の知識とさまざまな戦略をかけ合わせて戦うゲームです。
問題カードに合う都道府県カードを出せたら星をゲット!
カードの出し方やコマの移動など、いろいろな工夫でたくさんの星をねらおう!!
全5回のラウンドで一番星を多く獲得したプレイヤーの勝利。
これは、正直ルールを把握するのに時間がかかります。対象年齢8歳から〜となっていましたが、10歳くらいが理解するのにギリギリなんじゃないかな…という気もします。
それゆえに、中学生〜大人でも十分楽しめるし勉強になるゲームに仕上がっています。
まずは、トランプのように1人4枚の都道府県カードを配ります。これは他人に見せないようします。

残った都道府県カード(裏を上)と、問題カード(表が上)、星(宝石)をテーブルに置いて準備完了。
まずは、都道府県カード2枚と問題カード2枚をオセロの最初の段階のように、違い違いに配置します。

これで準備ができました。
あとは、プレイヤーは順番に
①山札から都道府県カードを引く(一旦手札に入れる)
②山札から問題カードを表のまま引いて、場に配置
③手札から都道府県カードを1枚、場に配置(そのカードの上に自コマを配置)
④今、置いた都道府県カードに隣り合う問題カードに星を追加
を行います。

そこまで行った時に、問題カードの4辺に都道府県カードがきた場合に、その問題が「ジャッジ」に入り、裏返して答えが発表されます。
正解の都道府県カードの上に自キャラのコマが居たプレイヤーが、その問題カードの上に乗っていた星を山分けしてポイントとする。
というルール。

ちょっとこう書いても「ん…、複雑だな…」と感じるかと思います。
が、やって行けば慣れますし、この問題カードが良い感じに覚えられて初めて戦略的なことも考えられるようになるので、地理の知識も尽くし、それがある&色々戦略を考えて遊べるので、中学生高校生でもハマる面白さがあると思います。

これはおそらく、1〜2回だとまだ楽しさが引き出せておらず、もっと複数回やりこんで行くことで、よりこのゲームの楽しさが味わえるとともに、勝つために地理の知識も覚えたい!となること間違いなしです。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、地理を遊びながら学べるカードゲーム「ツイモット」。
現在、クラウドファンディング中でして、お届け予定日は12月となっています。
小学生〜中学生の甥っ子・姪っ子が居る、という人はお正月のお土産としても素敵なんじゃないでしょうか。
また、すぐに欲しい!という人は、11月22日〜23日に開催されるゲームマーケット2025秋に出展されるそうで、「そこで受け取る」という選択肢がクラウドファンディングにありますので、それを選べば最速で入手できると思いますよ!
