テレワークと出勤のハイブリッド勤務をしています。
そうなると手放せないのが、イヤホン。
体への負担も少なく、家庭で使うのにぴったりな「耳スピーカー」をご紹介したいと思います。
NTTグループが作り上げた耳スピーカー「nwm MBE001」
ということで紹介するのは、NTTグループが作り上げた耳スピーカー nwm(ヌーム) MBE001というモデル。
今回、ブログレビュー用に商品をご提供していただきました。
最近流行りの、耳に引っ掛けるだけで穴に入れない「オープンイヤー」タイプのイヤホンです。
耳を塞がない、耳にかけるだけなので、耳(鼓膜)への負担も少なく、疲れにくい、周りの音も聞こえるので、家族からの呼びかけも聞こえますし、自転車に乗って音楽を聴きたい、なんてニーズにもマッチします。
このヌームシリーズは、NTTグループが開発した、という部分が特徴的で、NTTの研究所で開発された「PSZ(パーソナライズド サウンド ゾーン)技術」と言って、音を打ち消す波形を出すことで、音漏れを抑える効果をもったイヤホンです。
オープンイヤータイプのイヤホンは、音漏れがしそうだから…と敬遠していた人に最適なイヤホンになっています。
箱の中身は、シンプルに、イヤホン・イヤホンケース・充電用ケーブルと説明書が入っています。
ケースはマルッとした形状。
バッテリー非搭載なので、キャリーケース兼、充電するための土台ということになります。
天面からは内部のLEDが透けて見え、充電中はここが点滅します。
こちらが、nwm MBE001本体。
耳の穴の近くにくる方が、小さい部分。大きな部分は耳たぶの後ろに来ます。大きな部分の下部には物理的なボタンが1つずつ付いています。
装着方法や、操作方法などは説明書を読みましょう。
個人的には、タッチパネル方式より、このnwm MBE001のように物理的なボタンがある方が誤操作がないので、嬉しいです。
1つあたり、重量は9.5gと軽量なので付けていることを忘れるほど。
また、左右独立タイプなので、手軽感が良いですね。ちなみに、片方だけ装着することもできます。
早速装着してみましょう。
メガネと併用しても全く違和感を感じません。
実際に音を鳴らしてみると、確かに耳元で音がなるので普通のイヤホンとは違うことがわかります。
音質は悪くなく、空間感というか立体的に音が鳴る感じもしっかりしています。
静かな部屋で聴いていると、通常のイヤホンを付けているのかしら?というくらい音に没入できます。
それでいて、そのままテレビを見たり、家族と会話することもできるのは不思議な感じ。
斜め後ろから見ると、後ろ側が大きく見えますが、前側から見るとすごくスッキリして見えますし、見た目以上に軽量で、付けていて負担は少ないです。
耳の穴を塞いでいないからこそ、スピーカーからの音を聞きつつ周りの音も聞くということが実現できますし、長時間使ってみると、耳というか頭の疲れ具合も違ってきます。
アプリでアップデート、イコライザ調整が可能
そうそう。スマホアプリがあって、それを使えば、ファームウェアアップデートやイコライザーの調整が可能です。
ペアリングさせると、ファームウェアアップデートをおすすめされます。
今後、不具合の調整や機能アップデートがあるとこんな感じでアップデートされるのはありがたいですね。
バッテリー残量が数字として見えたり、イコライザーの調整(と言っても微調整はできないけど)も可能なので、自分好みに調整するのも良さそうです。
ボタン操作も変更できたりするので、覚えやすいようにカスタマイズしていくのも良さそうです。
肝心のPSZ(パーソナライズド サウンド ゾーン)技術は…!?
さてさて、このnwm MBE001の特徴でもある、PSZ(パーソナライズド サウンド ゾーン)技術はどうなんだ?と気になる人も多いかと思います。
個人的には、期待感を上げすぎていたので、「あれ?音漏れもするしこんなもの…!?」という感じ。
流石に最大音量〜8割くらいの音量にすると音漏れします。
4~5割くらいの音量にすれば電車やエレベーターでもほとんど聞こえない感じ。そういう意味ではPSZ技術、効いているんだなぁ、とは感じます。
まぁ、よほど、音楽に浸りたい時は8割くらいの音量にする時はありそうですが、そもそもそういう使い方をするのであれば、耳の穴に入れるタイプのイヤホンを使った方が良いかもしれませんね。
使い方としては、音量は5〜6割くらいにして、周りの音も聞こえる、音漏れも少ない状態にするのが良さそうです。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、オープンイヤー型の耳スピーカー「nwm MBE001」。
実売価格は1万円前後のイヤホンですが、使った感じの満足度はかなり高く、個人的にはコスパは良いと感じています。
骨伝導と近い印象を受けるかと思いますが、骨伝導の締め付け感・振動のくすぐったさなどが嫌な人は、このオープンイヤーのスピーカーはかなりおすすめできます。
もちろん、マイクも内蔵しているので電話会議にも使えます。自宅でテレワーク用のイヤホンを探している、という人にもちょうど良さそうに感じました!