写真やビデオのデータはもちろん、家庭内で大切なデータってありますよね。
クラウドへの保存、という選択肢も最近はありますが、容量が大きいとそこそこの月額料金がかかったりします。
今回は、自宅にHDDを置いておきつつ外出先からでもアクセスしやすい、NASの新商品のメディア向けイベントへ参加してきましたのでご紹介したいと思います。
UGREEN NASync DXPシリーズ
ということで行ってきましたのは、UGREENというメーカーの「NASync DXP シリーズ」の発表イベント。
NASとは、ネットワーク接続ハードディスクのこと。通常のハードディスクがUSBで接続するのに対し、LANケーブルやWi-Fi経由でアクセスできるハードディスクで、設定次第で自宅外からもアクセスできる、というメリットがあります。
また、ハードディスクを複数搭載できるモデルの多くは、ハードディスク同士でミラーリングで同じデータをバックアップしあってくれるので、仮に1つの内蔵ハードディスクが故障しても、同時に2台ともが壊れる、ということが起こらない限り、データが失われることがない、というのもメリットになります。
ちなみに、今回紹介しているUGREENのNASync DXPシリーズは、海外のクラウドファンディング「Kickstarter」にて、最も資金を集めたNAS製品。
それだけ、性能が高く、期待感が強い商品ということになります。
さらにいうと、このNASync DXP シリーズ。単なるストレージとして使うだけでなく、メディアを入れれば家庭のホームシアター的に使えるため、安心で・便利で・多機能なNASになっています。
ちょっと詳しく紹介していきましょう!
3つのモデルが登場
このNASync DXP シリーズは、いつでもどこでもファイルにアクセスでき、単なるストレージではなく、バックアップもこなしてくれ、家庭のホームシアターとしても機能してくれる安全・便利・多機能なNASとなります。
性能違いで3つのモデルがあり、ご家庭からプロフェッショナルな使い方まで対応しています。
圧倒的なストレージ容量
まず、このUGREEN NASyncシリーズの大きな特徴として大容量!というのがあります。
最大160TB、120TB、64TBというラインナップ。
ここに、自宅はもちろん外出先からアクセスできるわけですからね。
年間数万円かけてクラウドサービスに契約している人は、これに乗り換えればその毎年かかるコストを浮かせることができるようになります。
ハイスペック仕様
シリーズによって搭載しているCPUは違ってきますが、どれもIntelのプロセッサーを搭載しており、マルチタスク処理を高速にこなしてくれます。
どのモデルもメモリタイプはSODIMM DDR5で、より高速なデータ転送速度を実現しています。
どのモデルもHDMIから4K出力が可能。
4Kテレビに接続すれば、高画質な動画の視聴が可能になります。
このNASyncは部屋の片隅にひっそり置くものではなく、日常的にアクセスできる場所に置くことを想定されて作られているようです。
最上位モデルは、9個のインターフェイスを搭載しており、SDカードからやUSBケーブル経由でデータを取り込むことが可能になっています。
我が家にもNASはありますが、納戸の隅っこに置いてあり、目にすることなんてほぼ無いんですが、このNASyncはテレビや4Kディスプレイの近くに置きたくなりますね。
直感で使いやすいUI
個人的には、このUGREENのNASyncの1番の魅力とも感じているのが、直感的で使いやすいUIで操作ができるという点。
パソコンはもちろん、タブレットやスマホからも、初心者にもわかりやすい形でつかえるようになっています。
そのため、NASって何だか難しそう…と思っている人でも、ネット回線が繋がるところならばスマホやパソコンのストレージを気にせず、使うことができるようになります。
こういうNAS製品。
他社のものも、スマホアプリがあったりするのですが、「設定用」「写真閲覧用」「データバックアップ用」などアプリが別れているものがほとんど。
その点、このNASyncシリーズは、アプリが1つ!
迷うことなく使えるのが素晴らしいと思います。
また、このNASyncの中にOSを入れることができ、そこにリモートアクセスできるようになります。
UbuntuやLinax、Windowsなどをインストール可能。これはぜひ使ってみたい機能ですね。
保存している写真の画像認識と分類の機能もすごそう!
人物はもちろん、犬の写真だけ集めたり、場所で探したりというのができるので、最近のクラウドのフォトサービスと同等かそれ以上のことができるわけですね。
そして、そんな写真をフォルダにまとめて、友人や家族にシェア、ということもできます。
まさにマイ・クラウドサービスですねぇ!
それだとセキュリティが心配…という人も安心。高いデータセキュリティで守られているので、安心して使うことができます。
そんなUGREENのNASync。
クラウドファンディングのGREEN FUNDINGにて、2025年2月14日午前10時からスタートされます。
40%OFFで入手できるチャンスですので、気になる人はそれまでに悩んで、時間になったらポチッとできる準備をしておきましょう!
実際に触ってみた!
イベントの後半は、タッチアンドトライコーナーにて、自由に触ったり担当者さんに質問できました。
3モデル並べてありましたが、まさにオフィス用・個人事業主用・家庭用という感じ。
いいな、と思ったのはHDDの装着の簡単さ。
ドライバーなど工具が不要。パチンパチンっと装着させるだけで、HDDの装着ができてしまうんです。
やっぱり、アプリが秀逸!
実際に、アプリでNASの中の画像を閲覧したり、ということを体験させてもらいましたが、このアプリがわかりやすい。
普段スマホを使えている人ならば、特に違和感なく使えるんじゃないでしょうかね。
友人への写真の共有とか、スマホのバックアップとかも、サクッとできてしまいます。
これは、今までNASを敬遠していた人にも一気にフレンドリーになった印象でした。
どんな人にどのモデルがおすすめ?
では、このUGREENのNASyncシリーズ。
どんな人にどのモデルがおすすめなの?というところをまとめてみました。
家族での写真・動画を溜め込むファミリーユース
家族が増えた時、写真を撮る機会が増える。
ここ1〜2年、デジカメの需要が増えてきているそうです。
デジカメの性能が上がり高解像度な写真を撮ると、データ容量も気になりますよね。動画を撮るとさらにデータ容量は跳ね上がります。
そんな時に最適なのが、2ベイのNASがおすすめ。
最大64TBですが、例えば買いやすい8TBのHDDを2つ買ってミラーリングをすれば、8TBのNASとして使用できます。
写真・動画好き、セミプロ、個人事業主など
また、ホームオフィス的に利用する人はパソコンのデータを丸っとバックアップできる容量にできる、4ベイのモデルがおすすめ。
24TBのHDDを4つ購入すれば48TBの大容量をミラーリングしながら保存してくれます。
これだけあれば、写真・動画を多く撮影する人もかなり安心ですね。
中小規模のビジネスシーンに
最上位の6ベイのモデルは、ビジネスの現場で利用することを想定。
6つのHDDを挿せるので、仮に24TBのHDDを6つ使えば、72TBをミラーリングしながら保存することができるようになります。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、UGREENのNASyncシリーズ。
2025年2月14日のAM10時〜、GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングがスタートします。
最大40%オフで入手できる機会ですので、気になる人はそれまでにしっかり悩んでおくのが良いでしょう!
UGREEN NAS クラウドファンディング開始! マスストレージの新体験を、今こそ!
私は、一足お先にこの4ベイタイプのものをご提供いただき、使用しています。
全ての機能使いきれていませんが、この辺りも近日中にはレビュー記事として紹介させてもらおうと思います!
正直、かなり魅力的な性能を引っ提げて現れたNASですが、そうは言ってもハードディスクを自分で選び、挿入する、という部分が少しハードルに感じる人もいると思います。そのあたり含めてレビューしてみたいと思います!