先日ブログに書いたように、新潟県糸魚川市に家族旅行に行ってきました。
その際立ち寄った、「フォッサマグナパーク」についてご紹介したいと思います。
フォッサマグナとは!?
その前に、フォッサマグナとは?という部分を簡単に説明しておきます。
みなさんも小学生の時に理科・社会で習った覚えがあるでしょうか?「フォッサマグナ」。
ラテン語で、「大きな溝」という意味を持つこの言葉。私が小学生の頃は、「フォッサマグナ=大地溝帯」としてセットで覚えていました。
大きな溝、と呼ばれる通り、日本列島を大きく分断するようにできていた溝のこと。
日本列島が、昔アジア大陸から別れた一部だということはみなさんもご存知と思いますが、それが途中バキッと2つに別れており、そこの溝が埋まって、日本列島が長細くなったという歴史があります。
で、その溝の古い地形と埋まって作られて新しい地形との境目が、この新潟県糸魚川市にあるんですよ。
しかも、その境目を目の前で見て、触れる場所!それが、フォッサマグナパークなんです。
西日本と東日本の境目を見れる!フォッサマグナパーク
長野県白馬のあたりから北上して、糸魚川に抜けていく道沿いに、見落としそうなほどの看板があるのがこちら。
フォッサマグナパークという文字よりも、「大断層 見学地」という文字の方が大きいですね。
無料の駐車場に車を停めて、山沿いの道を5〜10分程度歩いたところにフォッサマグナパークはあります!
見えてきました!
こちらが、フォッサマグナパーク。
パークというと、テーマパークのように施設があるのかと思いましたが、全くそういうのはなく、大断層を上からと下からとで見ることができる場所、ということになります。
少し離れた場所から撮影した写真がこちら。
わかりますかね?大きな地層の前に西と東の看板が立っています。
この西側が、古い地層。東側が新しい地層(フォッサマグナにできた地層)です。
この辺り、説明用のパネルも設置してあるので、読んでみると面白いと思います。
地層の境目(を、触れるように特殊加工したもの)がこちら。
わかりづらいですが、木枠の上の方に赤い三角があるのがわかるでしょうか?あそこが、フォッサマグナの境目です。
実際に触れるのは感動的。
まぁ、知識なくいくとただの色が違う土壁なので、この辺りは事前にフォッサマグナについて調べていくと良いと思います。
階段を降りて、下からこの断層の違いを見上げることができますし、実際の土質を触って確かめることもできます。
子どもと行く、社会見学って感じで行ってみましたが、迫力はありました!
わんぱくブロガー的まとめ
実際にフォッサマグナを学ぶのは、小学5年の理科や、中学2年生の社会(地理)あたりのようです。
丸暗記するだけでも良いのですが、こういうのは実際に体験すると忘れないし、興味を持ってくれるかもしれない。そう思って行ってきました!
どのくらいうちの子どもがこのフォッサマグナについて気にしてくれたのかはわかりませんが、親も良い勉強になりました!
気になる人は、フォッサマグナミュージアムとセットで、行ってみてくださいな!