2022年11月8日。
皆既月食が日本全国の多くの箇所で観測され、テレビやネットでも盛り上がっていましたね!
我が家も、18時30分くらいから子どもと一緒に観測しつつ写真撮影してみましたのでご紹介したいと思います。
使用機材はOM-1とED 40-150mm F2.8 PRO 1.4Xテレコン
使用機材は、OM-1というマイクロフォーサーズのミラーレス一眼と、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROというレンズに1.4倍のテレコンを組み合わせたもの。
これで、フルサイズ換算で420mmの望遠レンズでの撮影です。
設定的には、月が白く見えているうちは、シャッタースピード1/200〜1/400・F8・ISO200で撮影が基本としつつ、月が段々と隠れていくに従ってシャッタースピードを遅くしたりISOを800くらいまであげたりして調整して撮影しました。
RAWで撮影して現像はLightroomです。もちろんトリミングしています。ということで、撮影した写真たちを時間軸で紹介していきます。
18:50から撮影開始!
うちのベランダからだと、ビルの影になって最初の頃は月は見えず。
18:50あたりから月が見え始めたので撮影・観察を開始しました。
真南を向いた自宅ベランダからの人は、ほぼこのくらいからみ始めた人も多いのでは?
19:10あたりで、ほぼほぼ線のような状態にまでなりました。
19:13頃になると、もう白い部分はほんのりとなり、逆に隠れている部分が赤くぼんやりと見えています。
19:16、完全に月が地球の影に隠れる形で皆既月食が始まります。
赤というかオレンジの弱く光る月。なんとも神秘的ですよね。
この状態が、20:42まで続きます。
こうなると、シャッタースピードは1/2、F4、ISO800にしています。ISOを上げてシャッタースピードをもう少し上げた方がノイズは増えるけどブレの少ない写真になるかもしれません。
この間に、天王星が月に隠れるという珍しい状態にもなりましたね。
20:40過ぎくらいから反対側が明るく見え始め、ついに皆既月食の終わりの時間に。
ここからは約1時間ちょっとかけてじわじわと明るく見えてくる月を観察することができました。
今思うとホワイトバランスを固定しておけば、現像が楽でしたね…。白く写ったり青く写ったりしてますね。
隠されていた月がじわじわと見えてくるのも不思議な感覚。
子どもも途中で飽きてきますが、一緒におしゃべりしつつ月食を楽しみました。
ということで、最後に雑にですが順番に並べて合成してみました。
適当に撮影したものをそれっぽく並べただけなので、間隔も位置も適当ですが、順番に欠けて行って、順番に見えるようになって行ったのがわかるかと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
実はキヤノンのフルサイズ一眼レフ5DmarkIVでも撮影を試みようとしたのですが、圧倒的にミラーレス一眼のOM-1方がピント合わせが楽で、もう5DmarkIVは早々に断念して片付けてしまいました(笑)
シャッタースピード的には赤い月を撮る際で1/2とかそのくらいまで落としました。今回は長時間の撮影だったので三脚を使いましたが、OM-1でサクッと撮るなら手持ちでも行けるくらいだったと思います。
普段はスマホしか使わない、という人もこういう時にはミラーレス一眼など引っ張り出してくると楽しく撮影できると思うので、次の月食など天体ショーがある際は是非、挑戦してみると良いと思います。
2018年の記事を見返してみましたが、この時は後半から雲が出てきていますが、今日はずっとほぼ雲に隠れることなくみれましたね!とても運が良かったと思います!