テレワークが増えて、電話会議、いわゆるテレカンが増えた、という人も多いんじゃないでしょうか。
ただ、そうそう自宅にWEBカメラが無い人も多く、一時期はWEBカメラが軒並み品薄になったり高騰したりしました。
その後、Canonからデジタル一眼をWEBカムにできるプラグインをリリースし当ブログでも紹介しました。
他社も追従して欲しいなぁ、と思っていたところ来ましたよ!
私も愛用しているオリンパスのOM-Dから!
早速インストールして使ってみましたのでご紹介したいと思います。
オリンパスのOM-D用WEBcamプラグイン
ということでご紹介しますのは、2020年7月2日にリリースされた、OM-D Webcam Beta。
リリースにはこのように書かれています。
オリンパス株式会社は、急速に拡大しているWeb会議の需要に応え、当社のミラーレス一眼カメラをWeb会議用カメラとして利用できるベータ版パソコン用ソフトウェア「OM-D Webcam Beta」を2020年7月2日(木)より無償提供します。
お手持ちのパソコンに「OM-D Webcam Beta」をインストールし、対象のデジタルカメラとUSBケーブルを接続することで、ミラーレス一眼カメラならではの高画質な映像を手軽にWeb会議でご利用いただけます。
対象モデルはこちら。
・OM-D E-M1
・OM-D E-M1 Mark II
・OM-D E-M1 Mark III
・OM-D E-M5 Mark II
まさかの、OM-D E-M5 Mark IIIが外れてますね…。E-M10はお安いモデルなので外れるのは分かりますが、E-M5IIが入ってIIIが外れるというのは驚き。
対象の動作環境(OS)は、Windows10(32bit/64bit)のみです。
Mac対象外なのは残念ですねぇ。そのうち出ることを祈ります。
ソフトウェアをダウンロードしてインストール!
まずは、OM-D Webcam Beta ソフトウェア ダウンロードページからWindows (64bit)か、Windows (32bit)を選んでソフトウェアをダウンロードします。
64bit版で、容量は11MB程度でした。
EXEを起動して、次へ」と押してインストール。
1分もかからずインストール完了。パソコンを再起動したら準備完了。
基本はUSBケーブルで接続して接続先を選択するだけ!
では、ワクワクしながらUSBケーブルで接続してみます。
カメラをビデオモードにしてUSBケーブルを接続。カメラの画面に表示されるメニューから「コントロール」を選択することで準備完了。
これで、ZOOMやTEAMSでも使えるようになりました。
早速ZOOMを起動して一人ビデオ会議。
カメラを選択する場所に、ありました!「OM-D Webcam Bata」。
流石デジタル一眼!マイクロフォーサーズといえど、しっかりと背景がボケてくれます。
露出補正やF値の変更も可能。
分かりやすくするために、やりすぎですがグッと明るくしてみました。
こうすると部屋の汚さやメイクをしていなくてもテレカンできるかもしれませんね。
ちなみに、バリアングル液晶をグッとこちらに向けると設定の画面が見やすくなります。
今後電話会議はこれでやってみると、一人だけ画像のきれいなテレカンができそうで楽しみです!
わんぱくブロガー的まとめ
ちなみに、OM-D E-M1 MarkIIとMarkIIIの2台を接続して試してみましたが、後に接続したカメラのみが認識されるだけで2台同時認識はできませんでした。残念…。
また、WindowsのUSB-C端子とUSB-Cケーブルで接続してみましたが、E-M1MarkIIIにも給電されませんでした…。残念。電池持ちは気にしながらWEB会議する必要がありそうです。
にしても自宅に転がっているミラーレス一眼がUSBケーブル1本でWEBカム化してくれるのはうれしいですねー!
もっといろいろ試してみたいと思います。