我が家の冷蔵庫は2005年製のSANYOの冷蔵庫。
そろそろ買い替え時期だよなぁ…と数年前から考えつつも特に問題なく動いてくれていたので、そのまま使ってきました。
が、急に一昨日から冷凍庫の温度が下がらなくなり、冷凍していたものがフニャフニャになってきたので、急いで買い換えることにしました。
Facebookで友人にアドバイスを求めたところ、ありがたいことに多くの方からコメントをもらえたので、それを元に、購入すべきメーカーやモデルを検討してみましたのでご紹介したいと思います。
大前提として我が家の状況を確認
大前提として、我が家の状況をご紹介しておきます。
冒頭でも説明した通り、現在使用している冷蔵庫は2005年製のSANYO製の冷蔵庫「SR-FS44K」。
容量435Lの冷蔵庫ですが、買い物は週に1度に抑えているので、かなりパンパンに食品を詰め込みます。
家族構成は夫婦+7歳の娘が1人の、3人家族。
現状の冷蔵庫に不満はなく、むしろこのブラウンの色味がとても気に入っていました。
ちなみに、現在使っている「SR-FS44K」は、メインの冷蔵室は観音開き(フレンチドア)で、野菜室が一番下。冷凍庫が真ん中に配置しているモデルになります。
設置場所は凹位置にはめ込み
設置場所はキッチン内の凹位置に、はめ込むようにして設置しています。
凹のサイズは、幅74cm、奥行き71cm、高さ205cmで、現状も観音開きのドアの関係上、2cmくらい手前に出っ張って設置しています。
まずは、置ける横幅から容量を決める!
15年以上前のモデルからの買い替えなので、外寸で同サイズを選んだとしても内容量は一回り広くなるとのこと。
つまり、現状435Lの冷蔵庫ですが、500Lクラスにすることが可能そう。
さらにいうと、我が家の凹型の置き場所的には、600Lクラスも置けることが判明!
・冷蔵庫は10年は使う家電
・10年の間に子どもが大きくなる(育ち盛りになる)
・容量が大きくなっても電気代はそんなに変わらない
ということで、理想は600Lクラス。少なくても550Lクラスにしたいと考え始めました。
冷蔵庫のサイズ選びは幅×奥行きで検討
ちなみに、冷蔵庫のサイズは、基本的に横幅を基準にして、奥行きを組み合わせて決まります。
ファミリー向けの冷蔵庫のサイズとしてはこんな感じ。
【横幅】
・75~80cm(600L~700L)
・68.5cm(450L~600L)
・65cm(400L~550L)
・60cm以下(350L~450L)
幅に対して、奥行きを増やせば容量が増える、という感じで、冷蔵庫はまず自宅に置ける幅から考えるのが一般的だそうです。
また、我が家のような凹型の場所に入れる場合、冷蔵庫のサイズ+左右に少し余裕(5mmずつ)がないと入れられないので、そこは各メーカーの仕様表などを見て確認しましょう。
野菜室を真ん中にするか、冷凍庫を真ん中にするか
冷蔵庫の横幅や容量の目星がついたら、次に考えるのが、「野菜室を真ん中にするか、冷凍庫を真ん中にするか」で見ていくべきメーカーが変わってきます。
利用頻度が多い方を、真ん中にした方が使いやすいので、ここは料理をメインでする人の意見を大切にしながら決めていきましょう。
野菜室が真ん中のメーカー
野菜室が真ん中の冷蔵庫を作っているメーカーは、SHARP・東芝・三菱・Panasonic。
冷凍食品よりも野菜をこまめに使う人はこちらでしょうね。
冷凍庫が真ん中のメーカー
逆に、冷凍庫が真ん中に来ているメーカーは、日立・三菱・Panasonic。
三菱とPanasonicは両方とも作ってます。が、どちらかというとこちらの冷凍庫が真ん中タイプが多い印象。
切り替え式メーカー
そして、冷凍庫と野菜室を切り替えて使える「ぴったりセレクト」を搭載しているのが日立。
両方冷凍庫にしたり、両方野菜にしたりという使い方も可能です。
その他検討すべきこと
その他、メーカーや機種を絞る前に考えておく事として、「冷蔵庫の扉の開き方」です。
・観音開き(フレンチドア)
・右開き、左開き
・どちらも開閉
などタイプがありますので、自宅で使う際、家族全員がストレスなく使えるのはどのタイプか、を考えておくと良いでしょう。
我が家は左利きと右利きが混在しているので、観音開きが良いかと考えました。
各メーカーの特徴
それではお待ちかね。各メーカーの特徴を記載していきます。ただし、友人から聞いた話も混ざっているので、少し古い情報が混ざっている可能性もあることご了承ください。
また、あくまで私が購入しようとしているファミリータイプ500〜600Lでの比較になります。
シャープの冷蔵庫
シャープの冷蔵庫は、とにかく冷凍庫が大きいです。
お肉などを冷凍して使いたい人にとってはかなり魅力的な冷蔵庫。
その一方、野菜室が真ん中にあるのですが、サイズが小さいので、野菜をまとめ買いする人にとっては少し使いづらいと感じました。
野菜は新鮮なものをこまめに買いに行く&余れば冷凍、という使い方の人には最適だと思います。
また、シャープの最大サイズは502Lまでしかラインナップにありません。
550~600Lクラスが欲しくなっている我が家としては、少し物足りない感じ。
シャープの冷蔵庫を選ぶとしたらこちら。
◆SJ-AF50G(2020製):価格コム調べで約19.3万円
https://jp.sharp/reizo/products/sjaf50g/
東芝の冷蔵庫
お次は、東芝の冷蔵庫。
野菜室が真ん中、触るだけで開く「タッチオープン」扉で観音開き。
摘み立て野菜室や潤い冷蔵庫といった機能で、食材を新鮮に保つ機能が強そうです。
両手が塞がっている時に、肘で扉を触るだけで扉が開く「タッチオープン」機能はかなり便利そう。
野菜室が真ん中のモデルが欲しい場合は最有力候補か!?という感じです。
東芝の冷蔵庫を選ぶとしたらこちら!
◆GR-S600FZ(2020製):価格コム調べで約30万円 2021年モデルでもほぼ同じ
https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/living/refrigerators/gr-s600fz
三菱の冷蔵庫
三菱の冷蔵庫は、チルドより温度が低くて凍らせずに保存できる氷点下ストッカーと、過冷却現象を利用して-7℃で瞬間的に凍らせる瞬冷凍が魅力。
観音開きあり。野菜室は下段。
この凍らせずに保存できる氷点下ストッカーというのはとても良いな、と思います。
冷凍庫が真ん中、ということを売りにしているんですねぇ!
三菱の冷蔵庫を選ぶならこちら!
◆MR-WX60F(2020製):価格コム調べで約22.5万円
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/reizouko/product/mr-wx60g/index.html
パナソニックの冷蔵庫
お次は、パナソニックの冷蔵庫。
特徴は、業務用レベルの急速冷凍、微冷凍パーシャル(−3℃)で凍らせず長持ち、シャキシャキ野菜室、野菜室は下段。
こちらも、三菱と同様、凍らせずに長持ちさせる微冷凍パーシャルというのが良さそう!
冷蔵だと3日しか持たない肉や魚が、7日も日持ちするというのはとてもすごいです!
そして、店員の推しもパナソニックなら間違いない!という感じでした。
パナソニックの冷蔵庫を選ぶならこちら!
◆NR-F606HPX(2020製):価格コム調べで約25.9万円
https://panasonic.jp/reizo/products/NR-F606HPX.html
もしくは、↑のモデルの前面がガラスパネルになっている↓
◆NR-F606WPX(2020年製):価格コム調べで約27.5万円
ちなみに、上記で挙げた購入候補は全て2020年モデル。
この分野は1年では大きな進化は無いのと、1年型落ちだと5〜10万円近く安く買えるからです。
その他メーカー
すみません、その他のメーカーというまとめ方になりますが、他のメーカーも紹介しておきます。
数年前なら間違いなく購入検討のTOPだった日立の冷蔵庫は、売り機能だった真空チルドを辞めたことで魅力が低下…。冷凍庫と野菜室を自由に切り替えられるのは特徴的なので、「うちは野菜室or冷凍庫をダブルで使いたい」という使い方の人にはマッチしていると思います。
現状使っているSANYOの後継ブランドとしてのAQUAは、大容量の500L以上のモデルは野菜室が極小(26L)で実用的では無いので除外しました。(450Lクラスなら普通の野菜室のモデルがあるのに…)
購入したのは…!
ということで各メーカーの特徴を把握し、夫婦で2〜3候補に絞りつつ、翌日ヨドバシカメラへ。
目星をつけていたモデルのチェックを行い、最終的に購入したのは、パナソニックのNR-F606WPX-W。
2020年モデル&店頭展示品でリーズナブルになっていたのもあり、即決させてもらいました。
最後悩んでいた東芝のモデルと比較しつつ、やはり野菜室は下段で良いだろうという判断で決めました。
急遽の買い替えとなりましたが、容量の増加はもちろん、性能などの進化を体験するのが楽しみです!
わんぱくブロガー的まとめ
ということで、冷蔵庫の冷凍機能が壊れたので急遽調べまくって買い替えをした冷蔵庫。
せっかくなので情報としてまとめてみました。
今年冷蔵庫を買い換えようと考えている人には役に立つ内容かと思います。
この時期、ちょうど新商品との入れ替え時期で店頭に2020年モデルがお安く残っている可能性が高いので買い替えする人にとっては3〜5月はちょうど良いタイミングだとわかりました。
明日には購入した冷蔵庫が届く予定ですので、使ってみた感想などはまた別記事でご紹介したいと思います。
配送も購入日から最短の2日後を選んだので冷蔵庫・冷凍庫の整理が大変ですっ!