新しいものやガジェットが大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
今回、カシオ計算機主催の「PRO TREK Smart WSD-F30」発表体験イベントが開催されるということで行って来ました!
WSD-F30については、発表自体2018年8月に海外で行われていたのですが、ついに、2019年1月18日に発売となり、今回の体験イベントが開催されたというわけ。
防塵防滴耐衝撃!カシオのスマートウォッチ「プロトレックスマート」
ということで、改めて、PRO TREK Smart WSD-F30についてご紹介していきます!
説明をしてくれるのは、初代からプロトレックスマートの企画開発に関わっている、岡田さん。
まずは、プロトレックスマートの基本価値の紹介から。
前機種(WSD-F20)から共通している特徴として、
・耐久性や防水性
・wear OS 搭載
ユーザーの声を聞いて2年かけて新機種を開発!
その良い点を引き継ぎつつ、前期種の不満点を改良して生まれたのが、今回の新商品、PRO TREK Smart WSD-F30。
ユーザーヒアリングをなんども行い、それに対して出て来た不満点を1つ1つ潰していきました!
サイズダウンしつつ電池持ちも改善した最新モデル!
それでは、最新モデルのPRO TREK Smart WSD-F30の特徴をご紹介していきましょう!
使い勝手はそのままにサイズダウン!
まず1つ目は、使い勝手はそのままに、サイズダウン。
縦横3mmくらいずつ小さくなったため、女性でも付けやすくなったと思います。個人的にもWSD-F20は大きすぎると感じていたため、この変更は大きいですね。
カシオ独自の二層ディスプレイが大幅進化!
プロトレックスマートの特徴の1つ「二層ディスプレイ」。
このカラー画面がカラー有機ELになり、黒はより黒く表示。
モノクロ画面の方は、時刻だけでなく、方位や気圧や高度なども表示できるように。
コンセプトは、デジタルプロトレックとスマートウォッチの融合!モノクロで良い時にもしっかりと情報が観れるってすごいですよね。
用途に合わせた3種の電池持ちモード
そんなモノクロ表示に限定する事で1ヶ月の電池持ちを実現したのが、こちらの電池持ちモード!
「通常利用」は今まで通り、フルタイムフル機能が使えるモード。
「エクステンドモード」はスマホとのペアリングのWiFiやBluetoothをオフすることで電池持ちを倍化したモード。
「マルチタイムピースモード」はモノクロ画面のみで時間・高度・気圧などの情報のみを表示するモード。これなら最長1ヶ月もの電池持ちを実現!
これは良いですね。
長期間のお出かけなどでは、電池持ちはかなり大きな部分なので、スマホとのペアリングを切りつつオフライン地図+GPSで安心感はある、というのはハイキング・登山をする人にとても喜ばれる機能だと思います。
バンド交換可能
バンドがごつい、服の上からだと付けにくいという評価の前期種の反省を踏まえ、今回はバンド交換式。
クロス(布)バンドに交換する事で、スノボウェアの上からでも装着しやすくなっています。
実際に自分でもサッと簡単にバンドの着脱が行えました。これは便利!
一足先に使った体験モニターさんの声
ここからは、数週間前から一足早く体験モニターとしてこのWSD-F30を使った人たちのライトニングトーク。
こちらの男性はガチで山登りをするブロガーさん。
新旧モデルを両手にはめての丸一日の登山を行なった結果、バッテリー持ちは、普通に使うには大きな差は感じないが、エクステンドモードにすると安心して山に登れる、と。
この機能により、電池持ちはかなり良くなったのにサイズダウンしてるって相当すごいですよね。
お次はこちらの女性の発表。
ELディスプレイで、日光の下でも見やすく、サイズ感が小さくなったのは女性として嬉しい、と。
また、ベルトが柔らかくなり腕にもフィットしやすくなったのも良く、つけ心地も良かった、と。
最後は東京散歩ぽの中川さん。
サイズ感!そして、青好きとしてはこの青色を待ってた、と。
また、モノクロ表示にしても歩数や高度などの情報が見えることもすごい、と。
みなさん一様に、前機種から比較して人に薦めやすくなった、と言われていました。
YAMAP代表取締役・春山 慶彦氏トークショー
ここからはYAMAPの春山さんからのスペシャルトーク。
YAMAPを開発した理由は、スマホの「デバイスと位置情報と通信の組み合わせ」に可能性を感じたから。
「GPSと通信が紐付く事で命を守る事ができるサービスを生み出せる!」そういう思いで、YAMAPの開発を始めたそうです。
また、こちらは日本で一番繋がる地域の多いキャリアの1つauの圏内マップ。
人口率は99%カバーしているが、国土でいうと1/3程度…。
そういう意味で、オフラインでもGPSを使うサービス設計をする事で、文字通り世界中で使えるモノを提供できる、と考えたそうです。
山の楽しみを広げたい、という思いで、アプリ内にコミュニティ機能もつけ、ユーザーと共に育てる、という設計思想で進めたところ、登山アプリNo.1の110万ダウンロードされるほどのアプリになったんです。
YAMAPの設計思想は、山でなるべくスマホを見なくて済むようにする事、山を楽しんでほしい、という事。
不安になった時にだけスマホをサッと確認してくれれば良い、と思って設計しているそうです。
そういう意味で、プロトレックスマートとも相性が良く、スマホを出さなくても時間・場所を確認できる操作性は山を楽しむ上で、とても良い!と言われていました。
なるほどなぁ。普段腕時計をしない人は、時間を確認する為にスマホを出してしまい、ついついそのままSNSをチェックしたりなどしちゃいますもんねぇ…。
春山さんの印象的な言葉として、「日本人は昔から山と関係が深く暮らしてきたので、山に登る際、「制する」ではなく「仲良くなる」感覚に近い、と。
山に登ることで山と仲良くなれるってとても良い言葉ですねぇ
担当者による詳細説明
ここからは、各テーブルごとに担当者が付き、詳細な機能の紹介をしつつ、ざっくばらんに質疑応答をする時間。
全体説明では伝えきれなかった使い方や細かい部分についても教えてもらえました。
Wear OSならではの対応アプリの多さ!
例えば、ゴルフや自転車向けにもかなり使われているとのこと。
またスマホ側のGoogleMAPで、目的地設定するとプロトレックスマートの方で、あと何百メートル、という表示も出してくれるんですって。
さすがGoogle製のOSがベースなだけあって、こういう連携は良い感じですね。
サイズダウンで軽量化なのに解像度UPで高精細
重量も92gから83gに。約1割の軽量化。
サイズダウンしながらも解像度はアップ(320×300)から(390×390)に解像度UPしているんです。
カラー有機ELの上に透過型のモノクロ液晶を重ねているからこそ実現できている機能。
電池持ちUPのための3つのモード
エクステンドモードってのは、スマホとのペアリング機能をオフにしたり、夜のGPSをオフにしてくれる事で、電池持ちを大幅にアップ。
もう少し詳しくいうと、前モデルのWSD-F20は常にフルパワーで全ての機能を使っていたけれど、今回のWSD-F30では、モードによりWi-FiやBluetoothをオフにするなど省エネモードを複数用意している、ということなんです。
圏外でも地図確認が可能!
GoogleMapはローカルに地図データをダウンロードする事を認めていないのですが、その代わりYAMAPやカシオオリジナルの地図では、オフラインでも使える地図データをウォッチの中に入れておけるんです。
また、F20では地図データが一度に1ファイルしか保存しておけなかったのが、今回のF30では5つのファイルまでダウンロードして保存が可能に。
この辺りも使い勝手を高めてくれてますね!
担当者の想いがアツい
最後に、担当者の方が言われていたこちらの言葉がグッと来ました。
「G-Shockって発売されて何年経っても販売し続けられているし、そもそも発売時期って気にしないですよね。プロトレックスマートもそれを目指したいんです。」
さすがカシオさん。
確かに私も、高校生の頃に購入したG-Shock、まだ持ってますもんねぇ。
高耐久で壊れにくいからこそ、一度買うと長く愛用できる商品を目指しているんですね。ユーザーとしてはとても心強いと感じました。
わんぱくブロガー的まとめ
そうは言いつつ、2年の時間をかけて確実に前モデルからの問題点や不満点を1つ1つ改善して来た最新機種の「PRO TREK Smart WSD-F30」。
発売は2019年1月18日。
このサイズ感と電池持ち、機能で考えると長く使えそうなスマートウォッチだと思います。
アウトドア好き、少しラフに使いたい人、Wear OSのスマートウォッチを使ってみたかった人にはオススメです!
WSD-F30が2019年1月発売の新モデル。F20が2年前に発売された現行モデルですのでお間違いなく!
最後に、1分程度の動画に魅力を詰め込んでみましたのでご覧ください。