自宅でも飲み会でも、やっぱりビールが大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
みなさん、ビールについてどのくらい知っていますか?
そんなビールの原料、製法、種類、などなど、ビールについて色々知ることができる素敵なイベントに参加してきましたのでご紹介したいと思います!
これ、参加費500円だったのですが、めちゃくちゃお得で素敵なイベントでしたよ!
CRAFT BEER ROOM びあのわ
ということで、行ってきましたのはキリンが主催のこちらのイベント「CRAFT BEER ROOM びあのわ」。
参加料金は1人500円。しかもお土産にクラフトビールまでついてくるって、これめっちゃ素敵でお得なイベントじゃないですか!
ということで、見つけた瞬間応募しちゃいました。
会場に行くと、テーブルの上には飲み比べ時に使うクラフトビールの種類が書かれたシート、エプロン、お水、プラカップやビールグラスなどが置かれていました。
グランドキリンのエプロンをすることでテンションも上がります!
かなりしっかりとしたビールグラスも置かれていて、これから始まるイベント内容が楽しみですね!
では、内容をご紹介していきましょう!
ビールについて知る!
説明してくれたのは、キリンビールの中水さん。
キリン直営のクラフトビール会社「スプリングバレーブルワリー」のブランドアンバサダーでもある、まさにクラフトビールのスペシャリスト。
まずは、キリンのクラフトビール「グランドキリンJPL(ジャパン・ペール・ラガー)」で乾杯をっ!
ここではあえて、プラカップでいただきます。
この「グランドキリンJPL(ジャパン・ペール・ラガー)」、実は以前は「グランドキリン」として瓶で発売されていたあのビールの後継商品。
グランドキリンは以前ブログでも紹介してましたね。
香りも良く味わい深さもありつつ、日本人に飲みやすい味に仕上がっているJPLを飲みつつ、中水さんの講義を受けていきます。
ビールの原料は「麦芽」「ホップ」「水」「酵母」
ビールづくりに必要なものは主に「麦芽」「ホップ」「水」「酵母」。
ビールを作る工程は早くておよそ3週間。
キリンで言うと、1番長いのが1ヶ月半の時間をかける「ラガービール」だそうです。
ビールができるまで、の工程を話し始めると数時間かかるので、ここでは省略。気になる人は是非、工場見学に来てください。とのことでした(笑)
なお、工場見学で無料で飲めるビールの量は、だいたいどこのメーカーも900mlまで、と決まっているらしいです。
苦味と香りの元「ホップ」
今回は「苦み」「香り」などに大きく影響する「ホップ」について詳しく聞いていきます。
ちなみに、ビールにはホップが入ってるから白い泡がたつし、泡が消えにくいんです。炭酸飲料の泡がすぐ消えるのは、ホップが入っていないからだそうです。これは勉強になる!
これがホップ(乾燥したもの)です。
このままだと香りは少ないのですが、バラバラにするとホップの良い香りがします。
ホップは、熱を加えると「苦み」が出る代わり、「香り」は飛んでしまいます。
逆に、熱を加えないと「苦み」は出ませんが、ビールに「香り」を与えてくれます。
この特性を利用して、ホップを製造工程のどこでどのようにしていれるかで、苦みや香りに違いが出るんです。
ドライホッピング体験!
今回のCRAFT BEER ROOMでは、完成しているビールにホップを加えることで、しっかりとした香りを足せる「ドライホッピング」という製法を疑似体験していきます。
こちらの容器に、一番搾りを缶から注ぎ、ビールをホップにくぐらせます。
何度かかき混ぜてしっかりとホップの香りがついた一番搾り。
飲んでみると…。
まろやかな飲み心地はするもののかき混ぜ過ぎたのか、香りもダイレクトすぎて草の香りのような感じ。
「これが好き!」という人もいましたが、個人的にはちょっとホップの香りや苦みがダイレクトに入りすぎてるかな、と。まぁ、手法としてはこういうのがある、というのはしっかり学ぶことができました。
ビールはグラスの形によって味わいが全く違ってくる!
ここで、テーブルに置かれていた専用のビアグラスの話に。
500年の歴史を誇るガラスメーカー、シュピゲラウ(Spiegelau) が、キリンと共同開発した、JPLビールが一番美味しいと感じるビールグラスなんです。
教えてもらったとおりにグラスにビールを注ぎ…。
飲んでみますっ!
あぁぁ、さっき乾杯でプラコップで飲んだJPLビールと同じビールなのに、確かに香りや味が口の中に広がるっ!違う違う!
これ、実は卵型のグラスの形状にヒントがあり、顔の角度が上を向くので、ビールが舌を伝って喉の奥まで滑り込んでくるんですって!
逆に、プラカップの方は、ラッパ型と呼ばれており顔の角度が上を向かなくてもビールを飲むことができますが、一気にのどまで入ってこないので、香りが広がらないんです。
今まで、ビールのグラスってこだわったことが無かったのですが、これは違いますね…。
自宅でもこういうグラスを使って飲みたくなりました…!
ビールの違いを知ろう!
そして、ここからは、作り手の感性と創造性を感じながら楽しめる、クラフトビールについて学んでいきます!
ビールは、世界に108もの「ビアスタイル」があるそうですが、ざっくり世界中のビールを2つに分類しようとすると、「ラガー」か「エール」に分かれるそうです。
日本のメジャーなビール「一番搾り」「スーパードライ」「黒ラベル」などは全て、「ラガースタイル」の中の「ジャーマンピルスナースタイル」と呼ばれるものなんです。
ラガーはスッキリとした味。よくテレビCMで聞く「キレがある!」というのはラガービールの特徴なんです。
エールは香りに違いが出やすく、ふくよかな味わい。
では、ここからは、実際にクラフトビールの飲み比べが始まります!
6種のビール飲み比べ!
目の前に運ばれて来たのはこちらの6種類のクラフトビール!
それぞれを、カップに入れて、いざ飲み比べ開始です!
それぞれ、感想を簡単に書いておきます。
グランドキリンホワイトエールは、柔らかくフルーティな味わい。
2つ目のコープランドは、チェコのザーツを使ったピルスナー。
1番日本人にも身近なビール。安心感があります。
3つ目のJPLは、ピルスナーに比べると、より引き締まった強めの苦味と香ばしさがあります。
4本目は、よなよなエール。
分類としては、アメリカン・ペール・エール。他のものに比べると、苦みを感じますが、同時にオレンジのような柑橘系の香りもします。
5つ目は、グランドキリンIPA。
IPAとは、インディアペールエールの意味。「インディアン」ではないのでご注意を。
6本目は、アフターダーク。
同じ黒ビールでも、ギネスなどとは少し違う、ドイツ風でラガースタイルの黒ビールです。
ロースト感が少なく、飲みやすい黒ビールでした。
いやー、一度にこれだけのクラフトビールを飲み比べるって初めてかもしれません!
最後に認定証を受け取り、イベントは終了。学びの多いイベントでした!
わんぱくブロガー的まとめ
イベント中もずっと、ビールやワインなどお酒に関する豆知識を教えてくれる中水さん。
「ビールは継ぎ足ししながら飲むと苦味が増すので、飲みきってから追加するのが基本。
ワインを飲んだ際の感想として、「匂い」という表現と「薄い」は禁句。「香り」と「淡い」と表現すること。
なんてことも教わりました。
普段、あまり種類を気にせずに、見た目や雰囲気でビールを選んでいましたが、こうやって学んでみると、その日の合わせる食事や気分に合わせて、最適なビールを探すのも面白そうですよね。
グランドキリン系はコンビニでも買えそうですし、気軽に楽しめるクラフトビールだと思います。
気になる人は、是非、次回開催の「CRAFT BEER ROOM びあのわ」に参加してみてはいかがでしょうか?
↓のビールグラス、調べてみると様々なビールに合わせたグラスも作られていますので、よく飲むビールの種類に合わせてグラスを選んで行くのも面白そうですよね!