花粉症、アレルギー持ちの、むねさだ(@mu_ne3)です。
梅雨も明け、本格的な夏がやってきますね。
そんな時に欲しいのが扇風機!
今回は、2018年4月に発売となった空気清浄機能付きの羽のない扇風機「Dyson Pure Cool」をレビュー用に使わせてもらっているので、ご紹介したいと思います。
空気清浄機付き羽根のない扇風機Dyson Pure Cool
ということでご紹介しますのは、2018年4月に発表、発売開始したDysonの空気清浄機の最新機種「Dyson Pure Cool」。
まず最初にこちらの動画を見ていただきたいです。
「Dyson Pure Cool」にちょっと興味出たでしょう?
ということでご紹介していきますよ!
箱を開けると、リモコンがわかりやすく入っていて、Dysonからのメッセージも。
こういう言葉が書かれていると、ユーザーとしても嬉しくなりますよね。
さて、箱から全て取り出すとこんな感じ。
わかりますかね?
Dysonの羽根のない扇風機の土台部分に、空気清浄機用のフィルターをはめるんですよ!
空気清浄機に加湿器がくっついている機種は日本でもよく見ますが、扇風機に空気清浄機がついているのって、加湿器よりも合理的な感じがしますね。
空気清浄機って、「部屋の空気を循環させないと意味がない」ので。
オマケではない空気清浄機のフィルター
けど、扇風機についてきている空気清浄機用フィルターなんて、オマケ程度でしょう?と思われた方!
そんなことはないんですよ。
Dysonは、掃除機にもフィルターを搭載していますし、空気清浄機付きの扇風機もすでに3年以上前から発売してるんです。
そして、従来モデルよりもより高性能になったHEPAフィルター。
よく耳にする「PM2.5」よりも小さい「PM0.1」を99.95%も除去してくれる超高性能フィルターなんですよ。
そして、ニオイに関しても活性炭フィルターで捕らえてくれます。
その結果、ホコリやアレルゲン、ニオイの元となるこれらの物質を部屋の空気の中から取り除いてくれるんですよ。
見えない空気の中の物質だからこそ、しっかりとPM0.1サイズまでしっかりと除去してくれるフィルター搭載というのは安心感ですよね。
見えない空気を見える化!
先ほども書きましたが、「空気の中の汚れって見えない」のが常識なんですよね。
それを、今回のDyson Pure Coolは液晶画面をつける事で見える化してきたんですよ!
液晶画面では、空気中の各種物質の濃度、温度や湿度の状況を表示して可視化してくれているんですよ。
正直、この前のモデルなどはまさに「せっかく綺麗にしてくれるフィルターがついているのに、その効果が見えづらくよくわからない」という状況でした。
が、この液晶画面がついたことで、「あ、しっかりやってくれてるな」「やっぱり今、空気が汚れてたんだ!」ということがわかる様になったんですよ。
アプリでも見える、リモコンにもなる
そして、このDyson Pure CoolにはWi-Fiが搭載されており、自宅はもちろん外出先からもスマホと連携してくれるんです。
もちろん、私もこのアプリをインストールして使っていますが、これがまた便利なんですよ。
今の状況が見える、リモコンになるというのも良いのですが、履歴が見えるのも地味に便利なんですよ。
例えばこちら。
生活ログ的に、平日は6時過ぎに奥さんが子供のためにお弁当作りをしている(調理しているので油などで空気が汚れる)のがわかりますし、土日だと平日室内で活動しているのがわかりますよね。
ちょっとした日記というか家族の活動記録として見返すこともできるんですよ。
我が家の従来機種と並べてみた
ちなみに、我が家には既に2台の空気清浄機が稼働しています。
その2台と並べてみました。
1台は10年くらい前に購入した、富士通ゼネラルの脱臭機。
空気清浄機というよりは、ニオイを消すために購入した商品です。
そしてもう1台は、2013年に購入したダイキンの加湿機能付きの空気清浄機。
どちらも最新機種ではないので単純な比較にはなりませんが、やはり設置面積が違いますよね。
Dysonは縦には大きいですが、置き場所としてはとてもコンパクトです。
そして、購入した直後は使っていた、ダイキンの加湿機能部分…。
2シーズンくらい使ったところで、水垢の発生がひどくて使うのをやめてしまいました。
単純に無駄な機能になってしまっています…。
個人的には、この加湿機能に期待して購入したのですが、使ってみてわかったのが、「加湿器」と「空気清浄機」は相性が良くないんですよね。
冬の限られた期間しか使わない加湿機能、夏の間に水が残っていると一気に水垢やカビが生えてしまいますし、そのカビや水垢を部屋中に拡散し兼ねないからです。
Dysonも扇風機だから夏だけなんじゃ?
「そんなこと言ったら、扇風機に空気清浄機がついているのだと、夏だけしか使えないんじゃ?」と思われた方!
夏はもちろんですが、冬にもしっかりとこのまま使うことができるんです。
風をしっかりと出したい夏場は、今までと同様、正面から風を出す設定で。
正面に風を出したくない、という冬場などには、脇から優しい風となって吹き出す設定ができるんですよ。
なので、冬場にも部屋の空気を綺麗にしてくれる空気清浄機として使うことができるというわけです。
これは前回の機種でのデメリットでしたが、今回のDyson Pure Coolではしっかりと改善してきましたね。
デメリットは!?
ただ、使用していて感じるデメリットもありますのでご紹介しておきます。
電源コンセントがでかい
まずは、電源のコンセントが大きいという点。
これ、地味な感じなのですが、壁のコンセントのもう1つの方まで影響があるほど大きく、別のものを挿そうとすると干渉してしまうこともあるんですよね…。
もう少し頑張って、本体部分に収納できなかったのかなぁ、という不満はあります。
縦長いので倒れやすい
縦に長く、設置面積が小さくて済むというのはあるのですが、縦に長いため寄りかかったりすると倒れることもあります。
つかまり立ちを始めたばかりのお子さんがいる家庭では不安になると思いますので注意が必要です。
風量最大にするとうるさい
慣れもあると思いますし、普通の扇風機や空気清浄機でも同じ問題はあるかと思いますが、風量最大に設定すると結構な風切音がします。
風量4以下ならば、つけていることも忘れるほどの運転音です。
フィルターが交換式
これはデメリットでもありメリットでもあるのですが、フィルターが約1年(1日12時間換算)での交換式です。
ランニングコストがかかる、と考えるとデメリットですが、個人的には他メーカーの「1〜2週間に一度掃除しろ」、というフィルターの方が手間がかかって自分の負荷コストが高いと感じます。
掃除好きなのかどうか、も関係すると思いますが、掃除の手間がかからない、1年に一度入れ替えるだけで綺麗な状態を保てる、と考えるとメリットなのかもしれませんね。
わんぱくブロガー的まとめ
今回紹介している、Dyson Pure Coolは、扇風機機能付きと考えると、メインに使うのは6月〜10月くらいだと思う人はいるかもしれません。
が、冬の間も暖房を効率よく使うためのサーキュレーターとして使うことができますし、何より部屋の空気を綺麗にしようと思うと、部屋の空気を循環させなければ綺麗にできませんからね。
そういう意味でも、効率的に部屋中の空気を綺麗にしてくれる、Dyson Pure Cool。
ちょうど扇風機と空気清浄機を検討していた、という人には一石二鳥。オススメですよー!