写真は年間数万枚撮ります、むねさだ(@mu_ne3)です。
「せっかく高いカメラを買ったのに使いこなせていないなぁ」とか「思い通りに写真が撮れない」という人もいると思います。
そんな人たちにおススメな本が、2018年3月16日に発売されましたのでご紹介したいと思います!
写真ブログStudio9の中原さん著「写真のことが全部わかる本」
という事でご紹介しますのは、写真ブログとして有名なStudio9の中原一雄さんの「写真のことが全部わかる本」。
今回、著者の中原さんからブログレビュー用に1冊ご提供頂きました。
読む前は「初心者向けの入門本かな?」と思っていたのですが、これ初心者はもちろん、中上級者くらいまでの人にも参考になる内容が分かりやすく書かれている素敵な本でした!
そして後述しますが、上級者にもおススメの本でもあります!
だって、裏表紙に「写真撮影の全部」が身に付くって書いてあるんですよ…?
よほど内容に自信が無いとこんなこと書けませんからね…。
内容としては、「初級」「中級」「上級」の内容に分かれています。
自分の知識や技術のレベルアップに応じて読み進めて行けるのも良い点です。
もくじはこんな感じ。
あまり中身を紹介しすぎると、ネタバレになってしまうのでチラリと紹介しておきます。
初心者にはしっかりと基礎から
まずは初心者の項目がこちら。
カメラとレンズの関係、構図って何?ズームレンズの本当の使い方や効果、などが書かれているんです。
知識的な部分でもあるので、ある程度デジタル一眼を使いこなしている人には「知ってるよ」という内容も多いかもしれません。
それでも大事なことばかり詰まっていますし、友人や知人に写真のことを教える時はここからだよね。という事がしっかりとまとまっています。
中級者には「この写真どうやって撮ったの?」がわかる
中級編から「あ、そこ感覚的にやってたけど知識として知れると撮り方が変わる」というような内容が増えてきます。
個人的には広角レンズの有効な使い方や、ボケの使い方等参考になることは多々ありました。
初心者の人も、パラパラッとめくりつつ「え!?こんな写真撮ってみたかったの」というページを読んでみると良いですね。
上級者でも満足できる!
そして、個人的には勉強になることが詰まっていた、上級編。
光の使い方、NDフィルターやPLフィルターなど自分では普段使ったことが無いアイテムや考え方が解説してあるんです。
そうか、あの写真はこうやって撮るんだ…!というのが分かってかなり参考になりました。
今の季節で言うと桜の撮り方なんかもしっかりと書かれています。
人と違う写真を撮るには?という視点でモノを考えられるので、ステップアップしてみたいけどどうして良いか分からなかったという中級者にも参考になると思います。
わんぱくブロガー的まとめ
写真を撮る、ほぼすべての人におススメできるのがこの本だと思います。
初心者や中級者ならば参考になることがぎっしりと詰まっていますし、上級者の人だと「写真の教え方の教本」としても使えるからです。
ホント…よくこの密度の内容をこんなにも分かりやすく1冊に詰め込んだのすごいな…!と驚くと思いますよ。
ミラーレスを含めてデジタル一眼を持っている人は、是非この1冊。持っておくべきだと思います。