エプソンのプリンター歴は15年を超えます、むねさだ(@mu_ne3)です。
大学時代に初めて購入したプリンターはエプソンカラリオで、それ以来ずっとプリンターはカラリオを使ってきました。
もちろん、現在もエプソンのカラリオがパソコン部屋に設置してあります。
年末には品切れ必至なので今が買い時!小さいのにA3まで対応のプリンタ「EP-976A3」を購入したぞ! | むねさだブログ
そんなカラリオのブロガー向けイベントが久々に開催されるということで参加してきました!
今回はプリンターの特徴について聞くと共に、実際にプリンターのみで写真を加工してプリントアウトする体験までしてきましたのでご紹介したいと思います。
カラリオは2016年に2シリーズを追加!
ということで数年ぶりに参加したエプソンカラリオのブロガーイベント。
まずはエプソンカラリオの歴史から。
カラリオが発売されたのは1996年。
ちなみに私が初めてカラリオ(PM-3300C)を購入したのは1999年だったと思います。
そんなカラリオは今年で誕生20周年。
ホームユースで、よりプリント頻度の高い人向けに新しい商品を2シリーズ発売しました。
インクボトル&エコタンク搭載モデル
1つが、インクカードリッジ式ではなくエコタンク搭載モデル。
カラー6500ページ/モノクロ6000ページ印刷可能な超大容量インクタンクを搭載しているんです。
これまでの「インク切れの不安」や「カードリッジの交換の手間」から解放されたモデルが「EP-M570T」と「EP-M660FT」です。
カラリオ最高画質を低インクコストで!
そして、もう1つが今回紹介するColorio V-edition「EP-10VA」。
本体価格が少し高い代わりにインク代を安くして、カラリオ最高画質でありながら低コストで気兼ねなく写真印刷を楽しめるモデルになります。
Colorio V-edition「EP-10VA」のコンセプト
そんな、Colorio V-edition「EP-10VA」のコンセプトは、こちらの2つ。
1.高画質写真を低ランニングコストで気兼ねなく印刷
2.PCレスで思い通りの作品印刷
それぞれ詳しく説明していきましょう!
1.高画質写真を低ランニングコスト!
このColorio V-edition「EP-10VA」は、従来の6色にあった「ライトシアン」「ライトマゼンタ」ではなく、「グレー」と「レッド」を追加。
これにより、より繊細なモノクロ印刷や、よりビビットな赤色を表現する事ができるようになったんです。
そんなV-edition用のインクは、既存のインクに比べてグッとお安くなっているんです。
L版写真1枚当たりのインク代はたったの約8.4円。紙代を入れても約12.7円なんです。
A4サイズの写真印刷でさえ、インク代はたったの46.4円なんです。
そんなEPSON Colorio V-editionのラインナップは2製品。
A3まで印刷できる「EP-10VA」と、A4まで印刷対応でコンパクトな「EP-30VA」です。
2.PCレスで思い通りの作品印刷
次の特徴は、PCレスで思い通りの作品印刷ができるという点。
PCを使わずとも、プリンターのタッチ液晶画面を見ながら写真に補正を加え、実際に色補正候補の写真をプリントアウトすることで、モニター上ではなく紙に印刷したもので確認して、最終的な作品を印刷することができるようになったんです。
写真家「柳本史歩」さんに聴くカラリオで写真上達講座
一通りV-editionの特徴を聞き終わった後は、写真家「柳本史歩」先生によるカンタンな講座が始まりました。
柳本先生曰く、写真上達には「とにかくシャッターを押す。そしてたくさんプリントを」することなんだそうです。
モニター上で写真を見ただけで、写真の良し悪しを判断していませんか?と。
L版で良いのでとにかく印刷することで見えて来るものがある。ということで、先生は写真をL版印刷しまくって壁に大量に貼ったりしているそうです。
それには、ランニングコストの安い、このColorio V-editionは最適だよね。とつながるわけです(笑)。
色補正もPC上でしても良いのですが、最終的にプリントするならば紙の上で確認すると最終イメージに近いものが出来上がりやすいし、良さが見えて来るので良いんだそうです。
最後に、プリンターの機能の「ふちアリ印刷」で作品を活かすためのフチを考えて付けましょう、と。
例えば、
・フチなしだと外の広がりを想像させる
・フチありだと写真の中に集中してもらえる
・フチがより太くなるとその分中を見てもらえる
・黒フチだと画面が締まって見えて写真の彩度が上がって見える
とかね。フチ1つとっても、これだけ写真の見え方を変えてくれるんですねぇ…面白い!
実際にColorio V-editionを使って作品を作ろう!
ここからは、参加者が事前に撮影して持ち寄った写真データをColorio V-editionを使ってPCを使わず実際作品として印刷してみよう、という体験タイム。
一人1台、EP-10VAが用意されていますので集中して作品作りが行えます。
私の場合は20枚くらい微妙に設定や構図を変えて撮影した写真を持ち込みました。
まずは、候補となる写真の一覧を印刷して、どの写真を作品として仕上げていくかを決めて行きます。
モニター上ではなく、実際に印刷した色味や印象から決めるというのは体験したことがない選び方。
柳本先生からもアドバイスを頂きながら、作品として仕上げる写真を選定!
案外モノクロが面白いかもよ?とか、この辺のコンテナの金属のギラギラした感じが出るといいね、露出をあえて1つ落としてみる?など具体的なアドバイスをもらいながら写真を編集していきます。
フチの色や太さは?彩度を上げて露出を落として…。赤色に少し振る?など考えることはたくさん!
L版で印刷して実際の見え方、フチの太さのバランスなどを確認。
最後にA4サイズに印刷して額に入れれば作品の完成です!
「エプソンニューフォトフォーラム2016」に作品を展示!
印刷して作品として仕上げた作品は、実際に新宿で開催された「エプソンニューフォトフォーラム2016」にて展示することに。
(※東京開催は既に11/26に終了しています)
トップ | エプソンニューフォトフォーラム | イベント情報 | エプソンのフォトポータル | エプソン
エプソンニューフォトフォーラム2016は、年明けの1月28日(土)には福岡、3月11日(土)には札幌にてそれぞれ開催されますので、是非ご覧ください。
他のブロガーの皆さんの作品のクオリティが高くて本当にびっくりです…。
カッコいい作品ばかりですよ!
最後に柳本先生にそれぞれの写真の講評をもらってイベントは終了。
いや~!写真好きとしてとても刺激を受けたブロガーイベントでした。
わんぱくブロガー的まとめ
私、普段写真を印刷するということをほとんどしていなかったんですが、今後はちょっと良く撮れた写真は積極的に印刷してみようと思いました!
印刷することで見えてくるものがある、というのは印象的でしたし、その通りだと思ったので、壁にペタペタとL版印刷を張り付けるのを実践したいと思います。
そして今回、このEP-10VAをおよそ2か月間ほどモニター機として貸して頂けることになりましたので、自宅でガンガン写真を印刷してみようかと思います。
使った感想などはまた改めてブログで紹介していこうと思いますので、お楽しみに!
EPSON プリンター インクジェット複合機 Colorio V-edition EP-10VA A3対応 フォト高画質