電動アシスト付き自転車歴、1年半くらいのむねさだ(@mu_ne3)です。
先日紹介しましたように、ヤマハの2017年モデルの発表会に参加してきました。
身長の小さいママに最適!ヤマハの新型電動アシスト付き自転車の進化がすごいぞ! | むねさだブログ
新たに加わった特徴などは上記の記事でご紹介しています。
発表会の後半では新旧モデル交えての試乗会が開催されていましたのでご紹介したいと思います。
新モデルの坂道試乗
今回は野外ではなく、とある施設の地下駐車場を貸し切って行われました試乗体験会。
まずは、気になる新モデルPAS Kiss mini unで、坂道を登ってみることにしました。
行ってきます!
ギヤを1(一番軽い)にして、アシストをパワフルにしてスタートすると、ギュインッと加速して、そのまま坂道も座ったままスイーッと登っていけます。
平地では、一旦止まってアシストを一番弱いエコモードプラスにしてスタートさせてみましたが、こちらは優しい感じの加速感。
従来モデルユーザーの私からみると、アシストが少しパワフルになった感じがします。
そして、エコモードプラス時には、逆に自然な加速感で違和感なく乗ることができるようになっていました。
新旧モデルを写真で比較!
何度か試乗した後は新旧モデルについて比較しながら担当者にお話を聞いてみました。
前側チャイルドシートの進化「コクーンルーム」
まず一番気になっていたのが、前側チャイルドシートのコクーンルーム。
「まゆ」のように子どもをしっかりと包み込んでくれる、新開発されたチャイルドシート。
片手で、このようにカチャンッと前側を下げることができます。
これにより、子どもを高い位置まで持ち上げなくても、乗せ降ろししやすくなりました。
参考までにこちらが前年までのモデルのチャイルドシート。
足先がむき出しになっているのがわかると思います。
この辺りもコクーンルームになって安全性が増しているというわけです。
また、細かい工夫ですが、便利な改善が随所に織り交ぜられています。
例えばこちら。
こどもの肩ベルトをはさんでおく場所ができました。
いままでは、こどもを乗せた後、こどもの背中に手を入れ込んで、ベルトを引っ張り出して止める必要があったのですが、そういう手間が1つなくなるんです。
リア(後ろ)の荷台部分も大きくなって安定度UP
後ろの荷台部分の大きさも一回り長くなっていました。
こちらが2016年モデル。
そしてこちらが新型の2017年モデル。
こどもを乗せるにしろ、荷物を乗せるにしろここが大きくなって安定感が増しますね。
ライトの進化
細かいところですが、ライトも進化しています。
横からもライトの光が漏れる設計!
こちらが2016年モデルのライト。
そしてこちらが2017年モデルのライトです。
わかりますかね?横からも光が少し漏れて、横からくる車や歩行者に、自転車の存在をアピールできるようになったんです。
電動アシスト付き自転車のライトは対向車に対してまぶしすぎる問題を改善
また正面からはまぶしすぎるという要望に対しての改善も盛り込まれています。
2017年モデルは、対向車くらいの高さから見るとライトの眩しさはこのくらいに見えます。
同じ状態で、少しだけしゃがむと急にライトが眩しく感じられます。
これは、対向車に眩しさを感じさせず、地面をしっかりと明るく照らすように工夫されているからです。
2台を並べてみると、2017年モデル(左)が下側に対してしっかりと強い光を出していることがわかると思います。
デザイン面の向上
デザイン面でもグッと向上しています。
ワイヤーケーブル内蔵フレームでスッキリ
こちらが、2016年モデルのフレーム(本体)下部の写真。
そしてこちらが、2017年モデルのフレーム下部の写真。
わかりますかね?
ケーブルが本体内に内蔵され、とてもスッキリした見た目になっています。
鍵の位置や角度も調整
こちらは、2014年か2015年モデルからの改良ですが、鍵の取り付け角度が改善されていました。
これが旧モデル。
私が乗っている2014年モデルは少なくてもこのタイプ。
ななめ下側から鍵を開ける必要があり、毎回しゃがむように覗き込んでいました。
そしてこちらが、2017年モデルの鍵の位置。
わかりますかね?立った状態から鍵穴を上から見下ろせるようになっているんです。
これね、毎日使う場所ですからね。この改善とても嬉しいです。
シールだったロゴがプリントに
こちらも現ユーザーとしては良い改善点。
2016以前のモデルだとこのように、ロゴがシールで貼り付けてあるだけでした。
それが、2017年モデルではロゴデザインを一新するとともに、プリントされ簡単には剥がれなくなりました。
引っ掛けたりこけたりするとシールが破けたりする可能性があったのでこういう改善はありがたいですね。
サドル下部も手を挟みこまない新設計
自転車のスタンドがけする際に、ついつい持ってしまうのがこのサドルの下部。
上の写真は2016年モデル。バネがむき出しになっているのがわかると思います。
こちらが2017年モデル。バネの周りをゴムで囲い、指を挟みこまないように新設計されています。
こういう細かい、実用面で助かる改良点が今回の新モデルには大量に盛り込まれているんです。
バッテリーがコンパクト&軽量化
電動アシスト付き自転車として重たいのが、こちらのバッテリー。
それが、今回2017年モデルから新設計のコンパクト&軽量化したバッテリーになりました。
左が2017年モデル(12.3Ah)、右が2016年以前のモデルのXL(12.8Ah)です。
びっくりするほどコンパクトになりながら、容量は0.5Ahしか下がっていません。
わんぱくブロガー的まとめ
1時間程度の試乗会だったため、このくらいしか差分のチェックができませんでしたが、それでもかなりの改善があることがわかると思います。
他社製品とのカタログの性能比較部分に出てこない、細かい改善点が多いですが、だからこそ「ユーザーの使い勝手」を一番に考えた改善・開発がされたことがとてもよくわかります。
これから子ども乗せの電動アシスト付き自転車の購入を検討している人は、是非ともこのヤマハの
・PAS Kiss mini un(パス キッスミニ アン)
・PAS Babby un(パス バビー アン)
検討してみてください。
発売日と価格は、PAS Babby unが2017年1月27日で134000円(税抜)。
Pas kiss mini XLが、2017年3月1日で140000円(税抜)。
カラーバリエーションも豊富なので、詳しくはWEBサイトで色々と情報を調べてみてくださいね!
子どもと一緒にでかけたい – 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機株式会社
より詳しくまとめた記事はこちらです。
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