平日はサラリーマンをしています、むねさだ(@mu_ne3)です。
職種としてはUX・UIデザイナー。
日々、使い勝手の良いサービス、気持ちの良いUIなどを検討しています。
その中でよく言われるのが、「世の中に無いくらい新しい提案してよ」という依頼。
もちろん、それを目指してご提案することもあるのですが、なかなかそういうものは出せないですよね・・・。
そんな、アイデア発想の為の「ビジネス書」が9月20日発売になります。
一足お先に著者よりご献本頂きましたのでご紹介したいと思います。
アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編
ということで今回ご紹介するのは、「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」。
アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編 (エイムック 3485)
著者は、友人でもあるタムカイこと、タムラカイ氏。
紙の本は2冊目。電子書籍を加えると4冊目の本になります。
上の写真を見て貰えばわかるのですが、前回の「ラクガキノート術」から見ると本の大きさが全然違うことに驚きます。
B5版サイズ。
よくコンビニでも見かけるムック本サイズなんですよね。
で、大きくなった分どういうことが起こるかというと・・・。
カテゴリとしてはビジネス書なのに、めっちゃ読みやすいんです。
ちょっと、中身を紹介していきましょう。
(ネタバレにならない程度に)
いいアイデアを生み出す「デザイン思考」×「ラクガキ」
この本、タイトルから見て、「ラクガキノート術」とありますが、書かれている内容は、ラクガキが半分、アイデア発想法が半分。という内容。
いや、下手するとラクガキはキッカケに過ぎず、アイデア発想をする為のヒントがたくさん詰め込まれている本がこの「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」なんです。
頭を柔らかくして、普段と違った面からモノゴトを眺めてみると、柔軟なアイデアを出しやすいですよ。という感じなのですが、これがとてもわかりやすくまとめられているんです。
ラクガキでわかりやすく解説してあるビジネス書!
こういうビジネス書って、「内容的に少し難しいことが書いてあるな…」と思って、文章を何度か読み返すことってありますよね?
この、「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」では、わかりづらい箇所には4コマ漫画風のラクガキ(挿絵)で解説してあるので、文章とラクガキ双方から理解を深めることができます。
ちなみにこのラクガキがほぼ全ページに入っているんですよ。
なので、「普段は難しいビジネス書とか読まない」という人もすんなりと読める構成になっています。
事実、年間10冊も本を読まない私が、2時間程度で一気に読み切ることができました。
もちろん、一度見ただけで全ては覚えきれませんので、今後も「あぁあの辺にこういうことが書いてあったな」という振り返りでなんども読み返すことになると思います。
そういう時も、ラクガキで視覚的に頭の中にイメージがあるので、内容を振り返る為に本を読み返す時も、サッと思っている内容にたどり着けるのはラクガキ入りのこの本の強みだと思います。
ワークショップやチームでのアイデア発想にも役立つ!
また、ワークショップなどを社内で行う人にも便利な1冊になっています。
ラクガキで最初のハードルをさげるアイスブレイクの方法、ラクガキを使うことで話がブレにくく、みんなで同じ意識を持ってワークショップを行える具体的な方法などが紹介されています。
この本で紹介している方法のワークシートをコピーして利用できるページも用意されていますので、即実践しやすいと思います。
初代「ラクガキノート術」との違い
冒頭にも述べた通り、今回の「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」は、2冊目の紙の本です。
同じ「ラクガキノート術」と表題がついた1冊目との違いは何でしょうか?
1冊目の「ラクガキノート術」
私なりに考えてみたのですが、1冊目は「絵心は誰にでもあるよっ」「ラクガキの描き方(テクニック)」「これを使ってノートをとると人にも見せやすいよ」という感じの内容でした。
本の大部分はモノクロのイラストで、しかも2〜4ページに1ラクガキという感じ。(いや、これでもかなりイラストの多い本だとは思います)
(※1冊目の「ラクガキノート術」)
2冊目「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」
2冊目は、描き方の本ではなく、まさに「アイデア発想法」の1つに「ラクガキ」を取り入れた方法を紹介している本になっています。
「ラクガキに抵抗あるならまずは文章のみでもこの手法は有効」的に書かれている箇所がいくつもあるのが印象的でした。
しかも全ページフルカラー!ほぼ全ページにラクガキあり!
ビジネス書なんて読み切る自信がないよ・・・という人も、この本ならばサラッと楽しく読めると思いますよ。
タムカイの経験と実践がギッシリと詰まった本
そんな「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」を出版することになった著者のタムラカイ氏。
出来上がったばかりの見本誌を発売前に渡してくれたので、私も彼の前でそのまま2時間ぶっ続けでこの本を読みきりました。
前作に引き続き、最初の一冊はやはりいつもお世話になってるむねさださんに贈りました…!
仕込み無しの、この笑顔にドキドキするーー!(笑)
タムラ カイさんの投稿 2016年9月15日
照れながらも、胸を張って「かなりの自信作」だという彼の表情からも、この本の内容の濃さがわかると思います。
「正直、1冊目よりも大変だった…。」
というこの本、まさに彼の1年半分の経験と実践してきた内容がギッシリと詰まった本になっています。
いや〜。うちの会社の企画・営業さんにも広くこの本読んでほしいな。ホント。
わんぱくブロガー的まとめ
友人が書いた本だから褒めている、と思われても仕方がないですが、ひいき目を無くしたとしても、「あー、これは仕事中に試してみよう」と思うことが多く、「新しいアイデアを考えたいのに整理できない」人に最適な1冊になっていると思います。
これ、タイトルは「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」となっていますが、正直「ラクガキで解説!アイデアがどんどん生まれる仕事術」ってタイトルのほうがしっくりくる気がします。
それくらいラクガキを多く使ってわかりやすく作られていますので、アイデアを考えたいのになかなかできていない人は手に取ってほしい1冊です。
発売は2016年9月20日。
今なら発売日に間に合いますので是非ご注文ください!
アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編 (エイムック 3485)
あ、ラクガキの描き方について知りたい人は、1冊目のラクガキノート術に詳しく書いてありますので、合わせて購入もオススメです。
ラクガキノート術