基本、掃除をするのが嫌いな、むねさだ(@mu_ne3)です。
今、世間の注目を浴びているロボット掃除機。
その最新機種が2台、我が家にモニター機としてやってきました。
【新商品】ダイソンのロボット掃除機!「dyson360 eye」が我が家にやってきたぞ! | むねさだブログ
【発売前!】新型ルンバが我が家にキターーっ!早速動かしてみた結果、止まりまくりだぞ…! | むねさだブログ
こんな珍しい状況のご家庭は少ないだろうという事で、この2機種を比較してみましたのでご紹介したいと思います。
ロボット掃除機、Dyson360eyeとルンバ980
という事で今回比較しますのは、ロボット掃除機で有名なルンバの最新機種「ルンバ980」(左)と、掃除機メーカーとして知らない人はいないダイソンの「dyson 360eye」(右)。
どちらも、2015年の秋に発売された最新機種になります。
偶然にも、両機種ともに「カメラを搭載して部屋の中での自分の位置」を把握し、部屋をまたいで家じゅうを掃除してくれるロボット掃除機なんです。
フットプリントはダイソンが小!ただし高さはダイソンが高い!
まずは大きさの比較。
両者を真上から見ると一目瞭然で、右にあるdyson 360eyeの方が一回り以上も小さいです。
この小ささのおかげで、ルンバでは入り込めない椅子の隙間や部屋の隅まで入り込んでくれるんです。
逆に、高さはルンバの方が低く、ダイソンが潜れないソファーの下にスイスイっと入っていくことができます。
この辺り、一長一短という感じで、家の家具次第でどちらのロボットの大きさが最適なのかを判断するのが良いと思います。
ブラシサイズはむしろダイソンが大きい!
底面側を比較してみました。
分かりますかね?注目すべきはブラシの大きさ!掃除機のゴミを吸い取る大切な部分です。
これ、ダイソンのブラシを抜き取ってルンバの上に置いてみました。
もう、こちら一目瞭然でダイソンの方が幅広いブラシを採用しているんです。本体の幅は小さいのに。
つまり、ダイソンの方がワンストロークで掃除してくれる床面積が大きいというわけですね。
ゴミを貯めるタンク
ゴミを貯めるタンクをそれぞれ外してみました。
どちらも使用済みなので、あまりきれいではないのはご容赦ください。
タンクの大きさは一見ルンバの方が大きく見えるものの、ルンバにはモーターが右端に入っているので、案外容量は同じくらいかもしれないです。
フィルター2層のダイソンと、1層のルンバ
こちらも注目すべきポイントとして、ダイソンはフィルターを2つ搭載しています。
そもそもダイソンは、ラジアルルートサイクロンテクノロジーにより、遠心力を使って空気とホコリを分離させているので、フィルターを通る前に既にほとんどのホコリはクリアビンに集められているわけです。
これが、「吸引力の変わらないただ1つの掃除機」とダイソンがいう理由。
フィルターが目詰まりしないので吸引力が落ちないんです。
変わってルンバ980のフィルターは1つ。しかも、吸い込んだ空気はそのままこのフィルターを通る設計。
つまり、空気とホコリを分けるのはこのフィルターに頼っているため、フィルターが詰まったら吸引力劇落ちしちゃうんですよね。
そう、ルンバは常にこのダストボックスを綺麗にしておかないと本来の吸引力を発揮できないというわけなんです。
この差は大きいですよ。掃除機として。
ルンバは結構な段差を乗り越える!
しばらく運用してみて、大事だな…と思ったのがこちら!
本体を地面に垂直に立てて、横から比較した写真なのですが、お分かりでしょうか?
ルンバの方が車輪が本体よりも5cmくらい出ています。
ダイソンは2cmくらい。
両方とも地面に置いたら車輪がほぼ見えなくなるくらい沈み込むんですが、この差が「乗り越えられる段差の高さの差」になっているんです。
我が家は小さい子供がいるので、ご覧のように部屋によってスポンジタイルを敷き詰めています。
ルンバ980は2cmの厚みのスポンジも難なく乗り上げ、降りて、を繰り返して家中を掃除してくれてます。
ダイソン360eyeはこの高さに関してムラがある印象。
2cmのスポンジは上がれるけれども降りられない、といったことが何度もありました。
しかも、登れる時と登れない時があるようで、日によって掃除できている範囲が大きく偏ってしまうんです。
正直、この状態だと家中の掃除は任せられないレベル。
ただし、ルンバはルンバで少々の段差は気にせず降りてしまうので、玄関の段差を降りようとして脱輪したような状態になってしまいます。
ま、これを防ぐためのバーチャルウォールというアイテムがあるので、これを使えば防ぐことはできます。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで、約10日間ですが今話題のロボット掃除機2製品を同時にモニター利用した結果、私が感じたことなどをまとめてみました。
正直一長一短。
吸引力は間違いなくダイソン。
が、我が家のクッションタイルのせいか、ダイソンは途中で掃除をやめてしまうことが多々あるんですよね…。
ダイソン公式オンラインストア
ルンバは吸引力に不安はあるものの、起動させると一応家中を移動してくれている感じ。
ということで個人的には、段差の少ない家庭だとダイソンが間違いなくおすすめ。
段差のあるお宅は…段差を無くしてダイソン360eye導入か、段差を無くせないなら吸引力は落ちるけれどもルンバ980がオススメ。
という判断になるとおもいます。
最後にこの動画を貼っておきますね。
この動画を見ると、ダイソンを選びたくなるんですが…。
うーん。本当難しい。