我が家の大切な写真データを含む大事なパソコン上のデータは全て、家庭内NASというLAN接続の外付けHDDに入れております。
こうすることで、家庭内ネットワークに接続されているデスクトップパソコンからもノートパソコンからも、MacからもWindowsからも同じデータを同じように使えるからです。
【写真のバックアップ取ってる?】万が一にも安心!外付けHDDとしてデータをしっかり保存してくれる家庭用NAS「HDL2-A6.0」がめちゃくちゃ良いぞ! | むねさだブログ
しかもこの外付けHDD、2つの内蔵HDDを搭載しており、その2つでお互い同じデータをバックアップし続けているため仮に1つのHDDが壊れたとしても、新しい内蔵HDDを買ってくればまた通常通り同じデータをバックアップし続けてくれるという優れもの。
HDDはいつか壊れるもの、突然すべてのデータが取りだせなくなる危険性のあるモノという認識があるので、少し割高でもこのHDDを選び使ってきました。
そんな我が家の外付けHDDの片側が故障。新品の内蔵HDDを購入して取り替えてみましたのでご紹介したいと思います。
突然異音をあげて壊れたHDD
ということで今回ご紹介する「HDL2-A6.0」という外付けHDD。
購入は、2013年夏だったのでおよそ2年程度の運用ですが、ある日突然、セミの鳴き声のような「ジーーーーーーッ」という音を立て始めたのです。
これは明らかに異常だぞ!?と思って見てみると、案の定上の写真のようにエラーを示す赤いランプが点灯していました。
即取扱説明書を見てみると、「赤いランプが付いている方のHDDに異常があるため交換せよ」との事。
我が家で言うと、HDD1が故障しているという事になります。
早速、元から付いていたHDDと同じ型番のものを注文しようと思いましたが、どうもAmazonのレビューが良くないんです。
Seagate Barracuda 7200シリーズ 3.5inch SATA 6Gb/s 3TB 7200rpm 64MB 4Kセクター ST3000DM001
IOデータのウェブサイトで対象HDDとして書かれていたHDDはこちらですが、かなり高い…。
HDLOPシリーズ | NAS オプション | IODATA アイ・オー・データ機器
HDLOP-3 …
アイ・オー・データ機器 高信頼NAS用ハードディスク「WD Red」採用HDL-Hシリーズ専用交換用ハードディスク 3TB HDLOP-H3
うーん…Amazonで3万円オーバーか…。(記事執筆時2015.8.18現在)
なんて思っていたら、よく見るとAmazonのおススメ欄に、これと同じ品があるじゃないですか!
よく見てみると、どうやら上記の品は下記の商品をIOデータが仕入れてOEMとして販売しているだけの模様。
WD 内蔵HDD Red 3TB 3.5inch SATA3.0 64MB IntelliPower WD30EFRX
全く同じ製品で値段が2万円近くも安いなら間違いなくこっちを選ぶでしょ!
という事で、こちらの商品を購入することにしました。
WD(WESTERNDIGITAL)のNAS用HDDを装着!
という事でハードディスクの電源を落としてケーブル類を抜いて持ってきました。
取扱説明書(型番でググればすぐにオンラインでも見つかります)を見ながら、ケースの蓋を外すと、このように2台の内蔵HDDがお目見えします。
ここで注意したいのが、先ほどのエラーランプが付いていた方のHDDを外すようにすること。
間違って逆を取り外してしまうと、壊れたデータを上書きするか、再度エラーが出てしまうためです。
元から付いていたHDDを取り外したものがこちら。
先に述べたとおり、こちらはネットで調べる限り故障が多いHDDだったようです。
ということで、購入したのはこちら。
WDのNASシステムに最適化されたHDDになります。
WD 内蔵HDD Red 3TB 3.5inch SATA3.0 64MB IntelliPower WD30EFRX
中身はAmazonの写真通り、赤いWDの3TBのHDDになります。
シールの下部には「NAS Hard Drive」という表記もありますし、WEBで調べても安定感のあるHDDだそうです。
今回購入したWDのHDD(左)と、もともと付いていたHDD(右)を並べてみました。
もともと付いていた方には、このような金具が付いていますので、これをドライバーを使って外します。
この辺りのやり方は取扱説明書にも記載してありますが、カンタンです。
この金具を外すだけ。
外した金具+今回取り付けようとしているHDDを並べました。
もともと付いていたHDDと同じように、今回購入したHDDに金具を装着したら準備完了。
後は、上下間違えないようにしつつ、もともとのHDDケースに新しいHDDをはめて行きます。
基本的には無理せず、ファミコンのカセットを入れる要領でサクッとハマってくれると思います。
いや、むしろあんなに体重かけるほど押さなくても良い感じです。
最後に、外したケースの蓋を閉めます。カチッとハマるのでこちらも迷う事は無いと思います。
交換作業は上記で終了!
後はコンセントにつなげて電源ボタンをONにすると、元から残っていたHDDから新しいHDDへと同じデータが上書きが開始され、また2重にデータを持ち続けてくれるようになりました。
(この上書き中から外付けHDDとして使えるようになります。上書きが終わるまで動作は少しもたつきますが、それでもパソコン側から中身が見えて安心しました)
わんぱくブロガー的まとめ
HDDは永久的なものではないですし、突然壊れたりするのは仕方がないと思いますが、これ、仮に我が家が1つのHDD搭載の外付けHDDを使っていたと思うとメチャクチャ怖いですよ…。
これまで撮りためてきた写真や年賀状などのデータすべてが消えてしまいますからね。
もちろん、2ドライブのNASも100%安全という事ではなく、2台同時に壊れる危険性や、それを管理しているソフトウェアの方が壊れる可能性や、人的ミスで上書きや消去をしてしまう可能性もあるにはあります。
ただ、1ドライブHDDを使うよりも格段に安心感はあると思いますので、多少高くても大事なデータは2ドライブでミラーリング(RAID 1)モード対応の機種を得選ぶと良いと思いますよ。
今回交換用に購入したHDDはこちらです。
WD 内蔵HDD Red 3TB 3.5inch SATA3.0 64MB IntelliPower WD30EFRX