写真を撮ることが大好きなむねさだ(@mu_ne3)です。
今年の4月にフルサイズのデジタル一眼レフを購入し、毎日のように持ち歩いています。
Canonのデジタル一眼レフ「EOS 6D」購入!開封の儀を行ったぞ! | むねさだブログ
初めてのCanon製品だったのですが、かなりお気に入りで、もう手放せません。
そんなCanonから、8/22に発表された新型の高級コンパクトデジタルカメラ「PowerShot S120」のブロガー向け発表会が開かれるということで参加してきました!
キヤノン:PowerShot S120|概要
コンパクトデジカメって、もうスマホのカメラ性能も上がってきているし要らないんじゃないの?と考えていましたが良い意味で裏切られました。
何がそんなにすごいの!?という部分を1つ1つ紹介していきたいと思います。
F1.8レンズ搭載、世界最薄ボディー
今回紹介しますのは、CanonのPowershotのSシリーズの最新作。
大口径のF1.8レンズ、24mm&光学5倍ズームを搭載した、高級コンパクトデジカメになります。
実際に会場でお借りして使ってみたのですが、かなりいい感じのコンパクトデジカメですよ!
外観レビュー
正面側の見た目はこんな感じ。
背面側。液晶はタッチパネルになっています。
録画ボタンもこの背面にあるんですね。
上から見た所。ON/OFFボタンを中心とした、スピンドル加工を施した金属調になっています。
コンパクトデジカメというだけあって薄いです!これでこの性能か…。すごいもんだ。
ちなみに、小さいですがFlashも内蔵しています。
前面のリングの周りはダイヤルになっていてクルクル回せます。シャッタースピードや絞りなどの設定に割り当てられています。
手に持ってみるとこんな感じ。
しっくりと手に収まるサイズ。これなら女性でも気軽に持つことができますね。
特に撮影する予定が無くてもカバンの中に入れていて邪魔にならないサイズだと思います。
iPhone4Sと比べてみました。
横幅はほぼ一緒。
高さはiPhone4Sよりも2cm程度小さい感じです。
7つの特徴
それでは、今回のPowerShotS120の主な特徴7つを1つ1つご紹介したいと思います。
1.世界最薄ボディ×F1.8レンズ
Sシリーズ、ということであくまで小型化にこだわりつつ、機能を詰め込んだそうです。
F1.8という大口径なレンズを搭載したコンパクトデジカメの中で、世界最薄を実現しているそうです。
(2013.7.22調べ)
F1.8大口径ってなんだ?という人にわかりやすく言うと、大きなレンズを使っているので光を多く取り込むことができ、暗い場所でも明るくとることができます。
そして、F値が少ないとボケ感も出やすくなります。
2.映像エンジンDIGIC6
映像エンジンも前回のモデルからパワーアップをして、DIGIC6という最新型のエンジンを搭載しています。
ちなみに、私が普段使っているEOS6Dは、DIGIC5+。 DIGIC6というエンジンはそれより新しい最新式のエンジンとなります。
静止画の解像度感アップ
高感度性能アップ
動画性能のアップ
などをしているそうです。
3.約0.1秒の高速オートフォーカス
S110のおよそ2倍の速度でAFが合うそうです。
シャッター半押し後、0.1秒でピントが合うので大事なシーンでピントが合わずに撮影ができなかったということがぐっと減ると思います。
4.約12.1コマ/秒の連続撮影
秒間約12.1コマもの写真を撮影することができます。
しかもメモリーカード容量いっぱいまでの高速連射性能を実現!
絞りとかシャッタースピードなど設定も可能とのことで、これは結構使ってみたい機能です!
ただし、もちろん転送速度の速いSDカードが必要になってくるので、安い転送速度の遅いSDカードだとカメラの性能が発揮できないと思います。
ちなみに、オートフォーカスを毎回かけながらでも、秒間約5.5秒コマの撮影を行えるそうです!
動き回る被写体はこちらの方が良いかもしれません。
6.星空モード
これが今回の売りの大きな1つだと思ってます!
コンパクトデジカメで写真を撮りましょう!ってのは、今までかなり難しかったと思いますが今回から専用のモードが用意されています。
ちなみに、星空モードの中でも、3種類の設定が選べます。
星空夜景(カメラ任せの撮影)
とりあえず星空を撮りたいならばこちらで良いと思います。
エリアごとに露出をコントロールするので、明るい部分は抑えつつ暗い部分もしっかりと撮ることができるんです。
今まで、上のような写真だと、星空が真っ暗になって山が写るか、星空が写って山が影のように真っ暗に写るかどちらかでしたが、ちょうどいいように撮影ができるようになっています。
星空軌跡
連続撮影を、数秒おきに撮影して合成し続けることで、下のような長時間開放での本格的っぽい写真を撮ることができます。
そして、3つめが星空インターバル動画。
1分ごとに自動で撮影し、その写真をつなげて自動的に動画にしてくれる機能です。
これまでだとパソコンなどを使って行っていた作業がカメラが自動で作成してくれます。
これ、星空以外にも、1日かけて何か作品を完成させる、などする際のダイジェスト動画などにも使えるかもしれません。
6.背景ぼかしモード
一眼レフカメラのように背景を美しくぼかして被写体を際立たせるモード。
ボケ具合は、オートのほか、「弱/中/強」から選ぶことができます。
7.HDRモード
通常は3枚の撮影をし合成することで白とびや黒つぶれを抑え、表現力を拡大させるHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影。
今回は、5種類の効果を搭載しているので、撮りたい写真に応じて効果を選択して撮影することができます。
旧機種のS110との主なスペック比較表がこちらになります。
F値、映像エンジン、連射速度、AF合焦速度のほか、星空モードや背景ぼかしモード、HDRの種類が増えています。
そうそうWi-Fi機能も搭載しているそうですが、このあたりはまた別途ご紹介したいと思います。
実際に撮影してみた
本当はもっとたくさん撮ったのですがすでに写真を乗せた記事になっていますので、S120de撮影した写真はちょくちょくと紹介したいと思います。
まずは、1例として。
星空軌跡モードで撮影した写真がこちら。
擬似的にプロジェクターを使って星空の動きを再現しているものを「星空軌跡モード」を使って撮影してみました。
次に、高速連射を試すため、会場にはジャグリング世界1位になったこともある方に登場してもらっての撮影タイムがありました!
秒間12.1コマも撮影できるので全部つなげると動画のようになるほどの写真が撮れます!
その1枚がこちらです。
ちょっと動きが激しいと振れしてしまいますが、常に動き回る子供や、スポーツなどを撮影したい人にはこういう機能はうれしいですね。
わんぱくブロガー的まとめ
今回紹介した、PowerShotS120。
発売日は、9月中旬を予定されています。
デジカメ欲しいけど、一眼までは大きいのでちょっと持ち歩けない…。
けど買うならきれいに写せるものが良いし…。とか思っている人にはおすすめな機種になります!
そして、この素敵なコンパクトデジカメをキヤノンマーケティングジャパンさんから、何と発売前の1か月の間レビュー用に貸していただけることになりました!
しかも、高速SDカード付きで!
と、いうことでこの1か月はEOS6Dと合わせて、このPowershotS120も持ち歩いて色々と撮影したいと思います。
撮影した写真や試してみた機能などは随時ブログで紹介したいと思いますので、お楽しみに!
そして、S120が発表されたからか、その前のモデルのS110がお買い得なお値段になっています。
うわー、値段的にはこちらも気になるなぁ。