先週1週間ロンドンに行っていました、むねさだ(@mu_ne3)です。
せっかくのロンドンということで、ロンドンの美術館にいくつか行ってきましたのでご紹介したいと思います。
ロンドンの美術館は基本無料で、一部有料の部屋があるという感じなのでふらっと行きやすい感じです。
Tate Modern(テートモダン)近代美術館
さて、今回行ってきたのはここ。テートモダンという近代美術館。
Tate Modern | Tate
外観からは、美術館だとわからないほど。
それもそのはず。元・火力発電所という建物をそのまま美術館にしてしまっているんです。
それで、こんな飾り気の無い感じに、大きな煙突なんですね。
エントランスは改装中でしたが、4〜5階分の吹き抜けになっていて、すごく迫力があるそうです。うーん、見たかった…。
近代美術館だけあって不思議なアートがずらり!
フラッシュをたかなければ写真撮影もOKということで、鑑賞しながら気になったものを写真に撮ってきましたのでご紹介したいと思います。
Shepherd of the Landes
Germaine Richierというアーティストの作品。写真からは伝わりにくいのですが、竹馬に載った人の様な作品で、お腹に穴とか開いていてちょっと不思議な感じの作品でした。
Man in a Wheelchair
Leon Kossoffという人の作品で、油絵の具をドッチャリと付けた作品ですが何ともチカラがあって魅了されました。
Trip Hammer
Richard Serraという人の作品で、巨大な鉄板が2枚くっつけられてハンマーの様な形状になっているモノ。
11 Panes
11枚のガラスが連なっておいてあるだけという、Gerhard Richterの作品。
巨大なガラスに反射する室内の他の作品や見に来ている人が映り込んで何とも不思議な感じでした。
<2013.08.14追記>
この、ゲルハルト・リヒターは現役画家の中では世界No,1という声もある位の画家で、このガラスの作品はその中でもちょっと変わった感じの作品です。
詳しくはこちらをご覧ください。
ゲルハルト・リヒター展〜見るという行為 | Delirious New York Diary
The Pikes
Annette Messagerの作品。100近くの槍(というか棒)に人形の頭部やら内蔵やらがつり下げられている作品。
写真家の写真が室内にずらり。こうやって額にはまった作品が少ないのでちょっと安心感さえあります。
多くの作品がずらりと並んだ広い部屋にあったこの作品が気になりました。右側に写っている木の様な何か。
ちなみに、手前に写っている黒いものは、Robert Morrisの作品で、「Untitled」。黒いフェルトの様なものが壁から掛けられていました。
Tree of 12 Metres
Giuseppe Penoneという作家の作品です。ぱっと見、普通に見えるのですがよく見るとすっごく不思議。
どうやら、1つの巨大な角材から、木の幹と枝にみえるように彫り起こしてこの形状にしているそうです。
こちらは作品名をチェックするのを忘れてしまいましたが、石(コンクリかも)の板をワイヤーで結んで、橋のように4隅を結んでいる作品。
存在感はありましたが、正直私には良さがあまり分からない…。こういう作品も沢山ありました。
5Fのカフェからの眺め
5階にはカフェがあり、ガラス張りでロンドンの街並みが見下ろせます。
新旧様々な建物が融合しつつ、おしゃれな雰囲気を残しているロンドンの街並みを見ながらのコーヒーは格別です。
美術館の前の空間は広い芝生になっていて、色々な人がのんびりとした時間を過ごしていました。
ロンドンではちょっと公園に行く感じで美術館に行き、作品を鑑賞したりこうやって芝生でのんびりした時間を過ごしたりするのでしょうね。
わんぱくブロガー的まとめ
ロンドンでどっか行くならどこが良いですかね?とFacebookで聞いた所、日曜アーティストの工房のTOMAKIさんがこのTATEをおススメしてくれたため、行ってきました。
建物的にも作品的にも結構良い感じの美術館だったので、ロンドンでちょっと近代的な作品を見るために美術館に行きたいという人はココがおすすめです。
ピカソやウォーホールやダリの作品もあって見た事ある有名な作品もチラホラとありました。
今回の記事の写真も全てCanon EOS70Dというカメラで撮影しています。
このEOS70Dは、8/29に発売予定のキヤノンさんの新商品になります。
現在、キヤノンマーケティングさんから1か月ほどお借りしてレビューをさせてもらっています。
室内も室外も綺麗に撮れる万能なデジタル一眼だと感じました。
今回撮影に使っているのは、全てEOS70Dのキットレンズの標準ズームレンズになります。
キットレンズで買ったそのセットでこんな写真が撮れるんだよ、ということがわかってもらえる材料になればよいなと思います。