最近写真を撮るのが楽しくてしょうがないむねさだ(@mu_ne3)です。
先日、2013年夏(6月以降)で、最初の花火大会となる「逗子海岸花火大会」に行って来ました。
逗子海岸花火大会 | 逗子市
神奈川県の鎌倉のすぐ隣に位置する逗子海岸で行われる花火大会。今年で56回目だそうです。
花火の打ち上げ数は約7000発。数としては中規模かもしれませんが、この逗子海岸花火大会は他の花火大会とはひと味違うんです。
では、せっかくですので私が撮影した写真を交えて紹介したいと思います。
後半では花火の写真の撮り方について解説しています。
ラスト10分で5000発!!逗子海岸花火
この逗子海岸花火大会の特徴は2つ。
1つ目は、海の上(船の上)から打ち上げる事。
2つ目は、ラストの10分で5000発を一気に打ち上げる事。
1つ目の特徴は、チラホラとあると思いますが、2つ目の特徴である、10分間に5000発を打ち上げる花火大会はそうそう無いと思います。
ドドドドドドドドッ!と息をつかせぬほどの大迫力でした。
17時着で十分場所は取れる
会場は湾を囲む形で広い砂浜一帯なので、場所取りは比較的楽です。
19時30分開始なのですが、17時に着けば十分場所が取れると思います。
少人数だと18時位でも海岸の端の方に行けば十分座れる感じです。
ただし、撮影を超本気で行おうと思うと、少なくても16時前には行く必要があるかもしれません。
私が会場に到着した17時位には既に撮影一等地はこんな感じでガッツリ場所が取られていました。
本気度が違う…。来年はここに混ざってそうな自分がいるのが怖いです。
人によっては2台体制で撮影準備をしている人も…。
ちなみに打ち上げは、海上の船の上から行います。
下の写真の右側2つ浮いている横長い船が打上船。左側にも少し離れて1隻あります。
段々と日が落ちて来てついに花火大会開始です!
途中はかなり大人し目
市長さんの挨拶が放送で流れ、カウントダウンで花火大会はスタートします!
が、途中から少し落ち着いた雰囲気。
ドーン、ドーン… と数発ずつ、時には1発ずつ打ち上げられます。
最近の花火大会で増えて来た、ニコちゃんマークや、ドラ○もん、星マークなどもありました。
(この写真は星マークの花火でした)
花火を撮影するには、これはこれでありかもしれません。
1つずつ順番に、しかも少し時間をおいて打ち上げられて行きます。
逗子海岸花火大会の震えるようなラスト10分!
後半に差し掛かると、花火の数もだんだん増えて来て、激しさを増して行きます!
ドガンドガン上に高く打ち上げつつ、低めの花火も合わせて打ち上げられます。
海の水面は花火の色に染まり、かなり豪勢な感じになって来ました!
更に、花火の玉の大きさも大きく、高く上がるようになってきました。
会場も熱気で最高潮!!!
かなり低めに7発くらいほぼ同時に上がりつつ、上の方にチカチカした小さい花火があがるこういう花火の組み合わせも綺麗!
数えられないほどの花火だ間髪入れずに打ち上げられ続けます!
ラストは、真っ白な花火が空一面に広がって、大歓声の中終了しました。
最後は、花火が多すぎて明るくなりすぎ、綺麗に撮れませんでした…。
ちょっと残念ですが、これはもうファインダーよりも実物を見る方を重視してしまいました。
花火の撮り方:設定を紹介!
今回の花火の写真、綺麗!こんな写真撮りたい!と思った方にカンタンに撮影方法をご紹介します。
まず、必要なものは
- 三脚
- デジタルカメラ(デジタル一眼が望ましい。ミラーレスでも可)
この2つ。
三脚は言わずもがな、手ぶれを防止する為に絶対必要です。
カメラの設定は、
- レンズは撮影距離にもよりますが打ち上げ地点から数百m程度で撮影できるなら望遠レンズは不要
- ISO100 or 200で、F値は11〜16の間で調整(カメラによっても違うので)
(私は今回、ISO200、F値13で撮影) - ホワイトバランスは太陽光に
- ピントはマニュアルフォーカスに切り替えてあらかじめ花火の打ち上げポイントに合わせておく
- シャッタースピードは2.5秒〜16秒(ここは開けば開くほど 花火が映り込みます)
出来ればシャッターはリモコンを使うのが良いですが、手でシャッターを押しても大丈夫です。
上記の事が出来るなら、コンパクトデジカメでも撮れるかもしれませんが、マニュアルフォーカスにしたりシャッタースピードを遅くして長時間解放が出来るかどうかが鍵になります。
ちなみに、花火を撮影するなら、シャッタースピードを速くした方が良いと思う人もいますが逆なんですよね。
こんな感じで、速くすると花火が点で写ってしまい綺麗に見えない事が多いです。
紹介した写真の下にはそれぞれ私が撮影した時の設定値が表示してありますので、良ければ参考にしてみてください。
ただし、今回の写真の一部はRAWで撮影したものを現像アプリを使って、トリミングと多少の色調整を行っていますので、本当はもう少し周りが映り込んでいる状態だと思ってください。
ミラーレス一眼+三脚で結構撮れると思いますよー!今年の夏は花火の撮影に挑戦してみて下さい。
あ、そうそう、忘れては行けない注意点として、
三脚を使うならば場所取りは早めに行う事!
後から来て、目の前にドカッと三脚を設置されると、当然良い気持ちはしませんし、ムカッとされてもしょうがないです。
文句を言われたり、最悪ケンカになりかねません…。
人の撮影に映り込んでしまったり、花火を楽しみに早くから場所取りしている人の邪魔をするのは絶対あってはなりません。
ですので、三脚を使って撮影するときは、
早めの時間から、三脚を撮影するサイズにまで広げた状態で待機することで、
「私はここで三脚を使って撮影しますよー!」と周りにアピールすることが大事です。
もちろん、その時点で後ろの人の迷惑にならない状態である必要があります。
ルールを守って撮影を楽しみましょう。
わんぱくブロガー的まとめ
これから夏の花火大会が目白押しだと思います。
せっかく最近デジタル一眼を買ったよ、という人は是非とも花火大会、しかも出来れば近くから撮影できる花火大会に行ってみると綺麗な写真が撮れる、かも知れません。
私が使っているカメラはこちらです。
三脚は、高ければ安定したしっかりしたモノになりますが、安いものでも小さすぎなければまずは大丈夫。無いより100倍良いんで。
言うならば、ある程度軽量かつキャリングケースがあると、野外にも持って行きやすいです。
本気で撮るなら、ガッシリとした三脚が必要なんでしょうけど。
私はあまり違いが分からないので、目安としてこんな感じで定価からグッと安くなった商品がお買い得で良いと思います。
昨年の花火の撮影記事はこちらです。
シャッタースピードが早いとこんな写真になる、というのがこの記事を見ると分かると思います。
多摩川花火大会をNEX-5Nで撮影してきたぞ!| むねさだブログ
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