エプソンから発売された、GPS機能付きランニングウォッチ「Wristable GPS SS-700S」。
この体験イベントに参加して、皇居1周してきたのは以前お伝えいたしました。
新発売のEPSONのGPS機能付きランニングウォッチ「Wristable GPS SS-700S」をはめて皇居1周して来たぞ! | むねさだブログ
そして、この「Wristable GPS SS-700S」をエプソンさんから1ヶ月モニターとして貸して頂ける事になったので、
しっかりと使い込んでみた感想をレポートいたします。
開封の儀!
まずは開封の儀。
箱はスクエアな形状で結構オシャレ。
腕時計の箱だと思うとメチャクチャデカイです。
箱の裏面には搭載されているセンサー類の特徴が書いてある。
- GPS信号を受信
- 10気圧防水
- ストライドセンサー搭載
- 心拍数計測に対応(HRセンサーセット同梱)
なんとも高性能なスポーツウォッチ。
で、箱の中身はこんな感じ。
中身は思ったよりシンプル。説明書も分厚くなくて良い感じ。
- SS-700S本体
- 充電クレードル
- 充電ケーブル
- HRセンサー(心拍センサー)
- 説明書
充電用のクレードル(充電台)は、microUSB端子での接続だ。
スマートフォンと同じ形状の充電端子なので、
出先でバッテリー切れを起こした際も、モバイルバッテリーチャージャーがあれば充電が可能だ。
ちなみに僕が持っているのはこれ。
Panasonic Qi対応(無接点充電対応) USBモバイル電源パック リチウムイオン 5,400mAh 黒 QE-PL202-K
スマホやiPhoneユーザならこれ1台あると安心感が違うので、必携。
ついでにこのSS-700Sが充電できるのが嬉しい。
ただし、本体だけでは充電できず、このクレードルが必要なのが難点・・・。
使い方
計測前のセッティングとして、毎回GPS測位を行う必要がある。
これが結構面倒くさい・・・。
まず本体左下のボタンを押して、このような画面に。
もう一度左下のボタンを押すと、このようにGPS測位中となり、セッティングが始まる。
だいたい、1分~1分半くらい計測を行うと、GPSを捉えてセッティングが完了する。
セッティングが終わると、ピピッと言う音と共にこのような画面になるので、
後は右上の赤いボタンを押して計測スタートすれば良い。
使い方は色々あるぞ!
モニター期間中、ランニングや通勤やサイクリングに使ったが、
それ以外にも電車で移動したり船で移動する時にも使ってみることにしました。
例えばこれ。
渋谷駅を出たところで電車の中から測位を開始して、池袋駅で乗換えして富士見台駅まで移動してみた。
帰宅後、このSS-700SをPCに接続することでデータを自動的にサーバにアップしてくれて、
このように地図で移動経路を確認することが出来る。
また、道路や線路だけでなく、GPSなので海上も測位できるのだ!
ってことで、観光船に乗った際に、このSS-700Sで計測するつもりだったのだが、
ちょっとドタバタしていて、計測ONするのを忘れていました・・・。
ショック・・・
こういう、東京湾クルーズする観光船でどういう経路を通ったのか、
後から見直せるなんてとても良いと思ったんですが・・・。残念です。
わんぱくブロガー的まとめ
ランニングはもちろんのこと、ちょっとした旅行とか毎日の通勤などの移動経路のログを取るのにもとても便利なSS-700S。
1ヶ月使ってみた感想として、良かった点と残念な点をまとめてみました。
◆良かった点
- 経路が後からPCで確認できる点
- 最長14時間連続測定できるロングバッテリー
- ランニングだけじゃなく旅行の足取りの振り返りに使える
◆残念だった点
- 毎回GPS測位に時間がかかりすぎる(待ちきれない・・・)
- GPSを止め忘れていて、次回使おうと思うとバッテリー切れ・・・というのが何度かあった
- クレードルが無いと充電できない点
特に出先で経路のログを取ろうとするけど、1分半待たないと計測開始できないのは結構苦痛でした。
当然ランニングをする時は、ストレッチしている最中に測定すれば良いので特に不満は無いんですけどね。
正直、僕のような1~2週間に1回走るかどうかで、フルマラソンなどにも参加する予定が無いような人には、
ちょっと高価だし、高性能すぎるのかもしれない。
逆に、 ランニングが日課だったりフルマラソンに参加するために、トレーニングしているような人には、
毎日の距離やペースや標高とあわせて心拍数をチェックできるので、
やる気にも繋がるし、トレーニングのメニューを考えたり振り返るためにもかなり便利だと思う。
何より、これらの情報がサーバー上に管理されるので、ずっと使い続けることで
しっかりとログが残って、記録と記憶として残せるところが良いと思う。
何年も使うことでより良さを感じる商品かもしれない。
ちょっと高いな、と思いつつも長くランニングを楽しもうと思っている人には
選択肢として考えても良い商品かと思います。
長い目で見たらそう高い買い物でもないのかも。