ラーメンズ片桐仁さんと決める!「食パンは何枚切りが1番旨いか選手権」というのを見つけたので行ってきました。
イベントの詳しい情報は以下のサイトに。
ignition gallery: ラーメンズ片桐仁さんと決める!「食パンは何枚切りが1番旨いか選手権」
ラーメンズ片桐仁さんと決める!「食パンは何枚切りが1番旨いか選手権」 …
そもそもは、雑誌「ケトルVOL.5 2012年2月号」が、パン屋特集だったんですが、
ソコの中の企画で「片桐仁に聞く、食パンは何枚切りが1番うまい?」という特集があり、
それをみんなで集まって実践してみようぜ!?的なノリで開催された、かなりオバカな企画。
けど、こういうの大好き!
片桐さんにも会えるしワクワクしながら行って来ました!
会場は既に長蛇の列
時間15分前位に行くと、会場の前には既に受付待ちの長蛇の列。
なんとか受付を済ませて、缶ビールを1本受取ります。(このイベントが1ドリンク付きでした)
スタート時間の19時を少し過ぎたところで、始まりました!
まずは、今回の会の概要説明を。
そして、ゲスト紹介。
まずは、中川淳一郎さん。編集者。
雑誌「テレビブロス」の片桐仁さんの連載を担当していた編集者さんです。
この人が、ほんと面白い!シャベリが暴走気味で楽しいんです。
そして、ラーメンズの片桐仁さん。
ご存知、ラーメンズの片桐さん。今回のメインゲストです。
そして、3人目のゲストは、曽根忠幸さん。
株式会社タダフサの方で、いわゆる鍛冶屋さん。
今回のパンを切る包丁を作っている会社の人です。
そして、パンが焼ける間、雑誌「ケトル」の特集を一部ご紹介ターイム。
石原さとみちゃんの写真を撮ったときの話や
ゲストの方のお気に入りのお店の話などを聞きます。
その間も、片桐さんと中川さんとのトークは脱線しまくり!
小学生の頃の話、学生の頃の話、近所のパン屋の話。
ほんとコントを聞いているみたいで、会場は爆笑の渦。
そして、会場に良い匂いがし始めた頃、遂に今回の本題が画面に映し出されます。
片桐さんが雑誌特集の時の説明をされます。
この時は、一気に 12枚、10枚、8枚、6枚、5枚、4枚、3枚切りを食べ続け結局1斤近く食べたそうです。
そうこうしている間に、やってきました!!!
まずは12枚切り。 そして、すぐに10枚切りもやってきました。
左が10枚切り。右が12枚切りです。
・・・・・。食パンだよね?これ。
っていうくらい薄いけど、トーストしてあるのでカリッカリ。
うん、まさしくこれは「ラスク」ですな。
次のパンが焼けるまで時間があったので、今回のパンを切る包丁の説明が始まります。
片桐さんが実際にパンを切っているところ。
ホントにスルスルとパンを切っていきます。
普通のパン切り包丁だと、並刃で、パンを切るとポロポロとパン粉がでてきますよね。
それが、ほとんどでないんです。
スパッと機械で切ったような断面になります。
実際に試してみたい人ーー!?というタイミングがあったのですぐさま飛びつきます。
見事選ばれたので、実際に体験。
はい。僕が切ってきたパンです。
自分で包丁で切ったとは思えない断面。
てな事をやりながら待っていると
やってきました8枚切り。
うーん、まだ薄い。
多少、食パンを食べている感は出てきたものの今だ空腹のわんぱくブロガーを満足させられるはずもなく・・・。
そうこうしているとジャムやバター、マーガリンとピーナッツクリームが出てきました。
もうね、これだけ食べたいくらい空腹ですよ。会場中全員。
そして、6枚切りがやってきました。
やっとまともな厚みがある、、、はずなんですが、どうも薄い気がするのは気のせいでしょうか。
まだ食べ応えがありません。
間のトーク中に、片桐仁さん自家製。庭になっていたよくわからない柑橘類のジャム、が会場に配られます。
なんか、少し苦いけど、美味しい。 手作りの味ですね~。
そして、ここで5枚切り。やっとボリューム感出てきた。
そして、ここからは未体験ゾーン。4枚切りです。
うん。ボリューム感あって、食パンを食べている感が出てきた!
そして、やってきました3枚切りの登場。
一気に、ボリューム感ある感じ。スライスというよりは、サイコロに近いじゃないですか!
片桐仁さんをバックに3枚切り撮影!
うん!良い!
分厚いからか、中はもっちもちで外がカリっとして美味い!
片桐さんもパンをほうばります。
そして、会場全員での多数決です。
12枚から順に聞いていき、手を上げていきます。
一応、多数決では3枚切りと4枚切りが圧倒的に多く、なかでも3枚切りが多かったため
この日の結論として、「食パンは3枚切りが1番旨い」ということに決定したのでした。
うん。焼肉4枚食べるより、ステーキ1つの方が満足感がある。
食パンもソレと同じなんだなー、と自分の中でも納得。
最後は、片桐さんのライブの告知やらの話で締め、ている途中に
なぜか 最後に2枚切りと言って配られたパンが登場。
2枚切り?2枚切りというと1斤のパンの半分の厚みがあるはずなんだけど・・・、どうも薄っぺらいよね。
うーむ、この辺り最後に謎を残すパンが配られて、それについては触れられない感じもシュールな感じで面白い〆ですなー。
最後の最後、中川さんが〆の言葉として、
「実際に試した人にしか語れないことがある。こういう試してみることが大事!」という言葉が身にしみました。
お開き後、包丁を見たい人よっといでー!ということで写真を何枚か撮ってきました。
包丁の先端数センチのみ、波刃にしてあり、そこからパンを切り始めるそうです。
付け根近くには、ロゴマークが。
箱もオシャレな梱包です。
この包丁、発売は再来週くらいになるとのこと。価格は1本8925円。
安くは無いですが、この切れ味を体験した人は全員「安い!」と口を揃えるほど。
いやー、ほんとこれ欲しいです。
ちなみに、生産量がおいつくまではWEB販売はせず、まずは店頭で。とのことでした。
早く欲しいなぁ。
<2012年4月19日追記>
タダフサのパン切り包丁、WEBで販売開始していました。
今の所この2~3店舗みたい。
調べると、タダフサの包丁って結構売ってるんですね。
これとか欲しくなっちゃいました。
わんぱくブロガー的まとめ
・食パン(トースト)は薄く切るとラスク風、厚く切ると”もっちもち”になる。
・食パンを食事として考えるか、オヤツとして考えるかで求める厚みが違う。
・試した人にしか見えないことがあるならば、試すべし!
食べ物が美味そうに見えるって重要だよね。この包丁がとても欲しいです。