最近、娘が恐竜への興味が高まってきているので、先日の3連休を利用して、福井県にある福井県立恐竜博物館のある「かつやま恐竜の森」へ行ってきました。
メインの目的でもあるこの福井県立恐竜博物館の展示がすごく、2回に分けて紹介します。
まず、地下1Fと地上1Fについて紹介したのが以下の記事。
今回は後半。博物館の2階・3階の展示内容などをご紹介したいと思います。
県立恐竜博物館の2F・3Fの展示
前回の記事では、福井県立恐竜博物館の地下1階と地上1階部分の展示内容を紹介しました。
今回はその続きとなる2階と3階の展示内容について。
2Fに行く方法は主に2通り。
最初に降りたエスカレーター横の階段を通って、上下する方法。
(厳密にいうと、この奥にエレベーターがあったり、後述するダイノラボというブースの階段でも上下可能)
もう1つが、巨大な展示室(恐竜ホールの外周を取り囲むように設置されているスロープを通っていく方法。
展示を見て回るルート的には、このスロープを通るのが一般的なルートだと思います。
わかりますかね。この大きなドームの外側にスロープがあるのが。
ここを通りながら2Fへと上がっていくことで、先ほどまで目線以上の高さにあって見上げていた恐竜の化石たちを、今度は見下ろしながら移動することができます。
あらためてこうやって上から見ることで、スケールの大きさが分かりますし、二度楽しめる感があります。
「あー!あそこ見忘れてた!」なんてこともありえるかも。もし覚えていたら後で戻ってこれるので大丈夫です。
もうこのスロープからは最高にフォトジェニックなので広角レンズがあれば自撮りで記念写真とかよいかもしれませんね。
2F:生命の歴史の展示
2Fは、生命の歴史についての展示がメイン。
脊椎動物の進化、海や空の恐竜、哺乳類の進化などが展示されています。
恐竜出現前、恐竜絶滅後含めての歴史なので、これはこれでまた面白いです。
アノマロカリスは、当初別々の生物だと思われていた化石が組み合わさって1つの動物として復元された、という話も。
面白いですよね。エビとかクラゲとかなまこ的なものだと思われていたものが、アノマロカリスの体のパーツだった、と。こういうのを発見した時は大興奮でしょうねぇ!ロマンがあります!
もちろん、恐竜の化石や骨格模型も多く展示してあります。
図鑑などで見たことがあっても、実物大で見ると、思っていた以上に大きかったことが伝わってきます。
また、マンモスやオオツノシカの仲間の展示もしてありますよ。
この辺りと人類が近い時代に住んでいたかと思うと何だか恐ろしいですね…。
化石クリーニング作業が目の前で見れる!
展示のブースを抜けると、ガラス張りになった「化石クリーニング室」を見ることができます。
当然、化石は見つかり続けているわけで、その化石をクリーニング(周りの関係ない石を取り除く作業)をしているところを目の前で見ることができます。
地味な作業ですが無心になってできそうで、これはこれで楽しそう!ずっと見ていられます。
その隣には、クリーニングされた化石の一部がズラリと展示されています。
これ、詳しくは別記事にて紹介する予定ですが、この福井県立恐竜博物館の外で行われている、化石発掘体験にて見つかった化石たち。
よく見ると、親子らしい名前や、小学校の修学旅行などできたのか小学校名と一緒に名前が入っているものも結構ありました。
いやー!なんとか恐竜の化石を見つけると、こうやって博物館に一生名前とともに展示してもらえるかもしれないわけですから、夢がありますよね。
その横には、たくさんの箱が積み上げられており、マンモスの牙が無造作に置かれていて驚きました。
ついつい触りそうになりますが、おさわりは禁止となります。
1Fと2Fを移動しながら見る「ダイノラボ」
1Fと2Fの移動方法としてあるよ、とサラリと紹介していたこちら「ダイノラボ」。
ちょっとした体験を含めた、化石や恐竜にまつわる展示がしてあるブースです。
クイズ形式で「これはどの恐竜の骨かな?扉を開けて正解を見てみよう」みたいなケースだったり。
ティラノサウルスの足跡の模型だったり。
〜〜〜〜の恐竜は、君の体重の◯◯倍だよ!という体重計を使ったマシンがあったり。
コロナ禍なのでなかなかこういう触ったりする展示が中止・停止されたりする中、アルコールなどを横に置いたりしつつも展示してあるのはありがたかったです。
やっぱりこういうのが子どもの記憶に残りますもんねぇ。
3Fはショップ・レストラン・映画館
最後に最上階の3Fにある施設を紹介していきます。
まずはお土産売り場のショップ。
ここでしか買えないものもありますし、人気なギフュアなどは昼前に売り切れになっていたので気になる人は早めにくるべし。
ジュラシックワールドとのコラボ展示も一部置いてありました。
そして、無料の映画が1日数回上映されているのもありがたいです。
オリジナルアニメ映画「かいけつゾロリの短剣!恐竜博物館」という映画。
子どもたちに親しみのあるゾロリ先生が福井の恐竜について教えてくれる内容になってます。
まぁ、真面目というよりはかなりファンタジーな内容たっぷりなので、説明臭くないですし子供も喜んでみてくれると思います。
レストランは人が多すぎたのもあり、今回は最初から断念していきました。
コラボメニューというか、恐竜メニューもありますし、お子さんがある程度大きくて待てる、という人はこのレストランもせっかくなら行くと楽しめると思います。
わんぱくブロガー的まとめ
博物館自体は当日ならば再入場が可能です。朝一で博物館に行き、お昼は車に置いておいた弁当やおにぎりを食べて、午後別の施設を回ってから少し時間があれば再度博物館をみて回る、なんてことも可能ですよ。
博物館の中はもちろん、その周辺の施設もかなり充実してますので、計画をある程度立てつつ余裕を持って回るのが良いと思います。
かつやま恐竜の森全体の記事はこちらにまとめています。