当ブログはWordPressというCMSを利用しています。
まぁ、世の中の独自ドメインブログの多くが使っているものなのですが、今回はこの最新版にサクッとアップデートしたところ、大変だったのでご紹介したいと思います…。
(クラシックエディタを使っている人は)WordPress 5.5のアップデートはまだするな!
ということで、今回は私の失敗談…。
WordPressに新しいバージョンが来てるという表示が出まして。
新しいものはとりあえず適用で良いでしょ、と深く考えずに「今すぐ更新」を押してしまったのです。
で、改めてブログでも書くか。とエディタを開いたところ、やけにシンプル…。
AddQuicktagが機能してない!
私がブログを書く上で欠かせないプラグインの1つが、AddQuicktag。
こんな感じで、エディタの上にボタンが表示されて、そのボタンを押すとエディタ内に設定しておいたタグを挿入してくれるプラグイン。
普段は上のキャプチャのような状態なんですが、WordPress 5.5にアップデートしてから開いてみると…。
ボタンが何も表示されていません…!標準のボタンも無い…!
これだとタグを全て手打ちしないとブログが書けないじゃ無いですか…!無理ですっ!
WordPress 5.5はバグが多い!?
これは困った…ということで、普段ブログの裏側やデザイン周りをお願いしている、ディレイマニアの大谷大に相談したところ、「WordPress 5.5が原因だろう」ということに…。
まさか、公式にリリースしているバージョンが影響するなんてある!?なんて思いながら検索してみると、出てくる出てくる…。
「WordPress 5.5は不具合だらけ」的な記事。
しかもAddQuicktagの表示が消えた、という記事まで見つけましたわ。
わー、この人と全く同じ状況だわ…。
WordPressは公式にはダウングレード不可
じゃ、元のVerに戻せば良いのか?と思ったけれど、WordPressは公式にはダウングレード不可とのこと…。マジですか…。
ただ、ちょうど先ほど紹介したブログが、ダウングレードの方法まで紹介してくれているじゃないですか!
ってことで、こちらを参考にしながらダウングレードしてみました!じゃ無いと、ブログ書けませんからね…。
WordPressをダウングレードするプラグイン
ということで、使ったのはこちら、WordPressをダウングレードするプラグイン「WP Downgrade | Specific Core Version」。
ダウングレードは正規の方法では無いので、更なる不具合が発生する可能性もあります。
バックアップを取った上で、かつ自己責任にてお願いします。
プラグインのページで「WP Downgrade | Specific Core Version」で検索してインストール。(上の記事ではインストールもできなかったらしいのですが私の環境だと1ボタンでインストールできました)
有効化してから、左のツールバーの中から「設定」>「WP Downgrade」を選択。
戻したいバージョンを入力して「変更を保存」ボタンを押すとこの画面になります。
ちなみに私の場合は、5.5の前のバージョンである5.4.2に戻すことにしました。
で、「変更を保存」を押した後、「Up-/Downgrade Core」ボタンを押すとこの画面に。
この状態ではまだ、WordPress5.5の状態で、そこに5.4.2-jaを上書きするイメージなのでしょうか。
再インストールというボタンを押せば、5.4.2が適用されます。(30秒くらいかかる)
無事成功するとこのような画面が!やった…。5.4.2だ!
改めてエディタ画面の方へ行ってみると、しっかりとAddQuicktagが戻ってきてくれていました!
そうそう…これが無いとブログ書けないんですよ…。ってことで、なんとか無理やり前のバージョンにダウングレードして事無きを得ましたが、かなり心臓に悪いので、みなさん注意しましょう…。
WordPress 5.5というよりもプラグインが原因
記事更改後色々なご意見をいただきまして。追記という形で説明を補足しておきます。
WordPress 5.5がバグだらけ、という言い方は間違っていて、(AddQuicktagを含めた)いくつかのプラグインがVer.5.5に対応していないから起こっている不具合がほとんど。
基本はプラグイン側が対応して行く話だし、対応しないプラグインはセキュリティ面からも使い続けるのは避けた方が良いでしょう。
理解はしているのですが、クラシックエディタを使い続けたいユーザーは、困りますよね…。
ブロックエディタとクラシックエディタ
で、このクラシックエディタってなんぞや?と思っている方。
私を含め、AddQuicktagを使っている人は、クラシックエディタと呼ばれるエディタ(ブログを書く画面)です。
で、私も失念しておましたが、WordPress 5.0から標準のエディタが、「ブロックエディタ」という新しいエディタに変わっていたんです。
こんなUIです。
マージンが大きくスッカスカだし、一覧性は無いし、これまでのエディタに慣れていた人ほど、違和感を感じますよね。
この時に大きく違和感を感じた人は、(私も含め)「プラグイン」を使って、「クラシックエディタ」を使い続ける、という選択肢をとったのでは無いでしょうか。
私も、即プラグインを入れて、ブロックエディタの存在など全く忘れていました。
が、このブロックエディタ登場から約1年半。
どうやら、クラシックエディタは将来的にはサポートが終了する可能性が高いそうで(2021年サポート終了との話も聞きました)、いつかはブロックエディタに乗り換える必要が出てくるとのこと…。
これを機会に、少しずつブロックエディタにも慣れてみるのも良いかもしれませんね。
(私はもう、この記事を最後にブロックエディタにほぼ移行しました)
わんぱくブロガー的まとめ
iPhoneのアップデートは用心するタイプなのに、WordPressだとセキュリティ的にも最新が安全でしょう!なんていう思いで気軽にアップデートしたのが間違いでした。
今回はプラグイン側が最新版に対応していない、という問題だとは思いますが、それにしてもアップデートする際は、一度検索して、バグ情報が上がっていないか、などチェックするようにしたいと思います。
ほんと…8年以上続けた毎日更新がこんなことで止まる可能性があったかと思うと恐ろしいです…みなさんご注意ください!