
チェコ親善アンバサダーの、むねさだ(@mu_ne3)です。
チェコを代表する日本でも有名な画家といえば…ミュシャですよね。
私もチェコでミュシャの作品を見て感動してきました。
そんなミュシャの作品が、現在渋谷で見ることができるって知っていましたか!?
今回は、特別に取材として館内を撮影させていただきましたのでご紹介したいと思います。
みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術
と言うことで、行ってきましたのは渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催されている、「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」。

会期は、2019年7月13日(土)〜9月29日(日)と、ほぼ9末までという感じ。
入り口の外には、巨大なミュシャ作品がずらりと並んだポスターが!

ここ、写真撮影OKなので、「ミュシャ展に行って来たよ!」という写真を撮りたい人は、ぜひここで!広角なレンズがあると良いと思います。
入り口はこんな感じ。

それでは展示内容をご紹介していきましょう!
ミュシャに影響を与えた作品たち
まずは、ミュシャ作品に影響を与えた、作品たちのブース。

ミュシャ自身が収集した作品を紹介しつつ、この後の作品にどうつながっていくかを感じられるコーナー。

この中で面白いのが、日本や中国などアジアの作品もいくつか展示されているところ。

ミュシャが日本の作品から影響を受け、その後にミュシャの作品が日本に紹介される、と言う流れを考えるとこの辺りの関係性は面白いですよね。
挿絵画家として活躍し始めた頃の作品
お次のブースは、ミュシャが挿絵画家として活躍し始めた頃の作品。

高いデッサン力などから、じわじわと人気がで始めたそうですが、作品を見ればうなづけますよね。

この辺りからミュシャらしさのようなものが見えてきます。


ミュシャの文字も独特ですよね!
ポスター画家として有名になった「ジスモンダ」も!
そして、ここからがミュシャがポスター画家として一躍有名になった作品などが飾られているコーナー。

この中央にあるのが、ミュシャを一躍有名にした、舞台女優サラ・ベルナールの芝居のために作成した「ジスモンダ」 のポスターです。

普段のポスター画家がおやすみだったため、代役としてミュシャがポスターを制作。これが評価されて、ポスター画家として一気に駆け上がっていくきっかけとなった作品。

ちなみに、ポスターだけではなく立体物まで作っているんですよ!

こういう作品も見れるのは貴重だと思います。
一般来場者も写真撮影可能コーナー!
お次、こちらの部屋は写真撮影がOKな作品が集められたコーナー。

土日の日中などだと人がいっぱいだと予想されますが、早い時間帯や平日を狙えば、比較的写真も撮りやすそう。
この辺りの作品が見れるだけでなく写真が撮れるのは嬉しいですよね。

ここで写真を撮れることを意識して、良いカメラを持っていくことをオススメします。


もちろん、写真を撮るだけではなく、しっかりと作品を鑑賞しましょう!細かい描写に見とれてしまいますよ。
ミュシャから影響を受けた日本の作品
お次は、ミュシャに影響を受けた作品たち。

明治30年代には日本で紹介されていたミュシャの作品。

明星、文章世界、新声などの表紙にも、影響された作品が多く採用されています。

そしてそこから、日本の漫画へと続いていきます。
ミュシャから影響を受けた漫画家の作品
日本の漫画家やイラストレーターの多くも、ミュシャの作品に影響を受けています。

水野英子、山岸凉子、花郁悠紀子、天野喜孝、松苗あけみ、出渕裕、波津彬子など幅広い作家さんの作品がずらりと並んでいます。

ファミコン世代の私としては、天野喜孝さんのイラストが見れたのも感激!

言われてみれば確かにミュシャの影響を受けてる気もします。

個人的には天野さんの作品は、ファイナルファンタジーの印象が強いんですよね。
お土産売り場も充実!
最後にあるのはお土産売り場。

まずは、今回の展示会のカタログ(2400円)や、大量のポストカード(150円〜)。

ポストカードだけでも大量に買いたくなりますね。

お土産としてもちょうど良さそうな、スライド缶。

もちろん複製画やオリジナル版画も。

なかなか良いお値段しますが、こう言う機会でないと入手しづらいものもあるので、興味がある人はしっかりと心づもりをしていきましょう。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて、2019年7月13日(土)〜9月29日(日)開催されている、「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」。
ミュシャの作品はもちろん、それ以外に影響を受けた作品を一緒に見ることのできる貴重な展示会。
ミュシャが好きな人、デザインやイラストが好きな人にぜひともオススメですよ!



