1年半前、日産セレナを新車で購入しました、むねさだ(@mu_ne3)です。
その前に乗っていたのも日産キューブ。実家で親が乗っていたのもサニーやプリメーラ、セフィーロ(全部日産車)でした。
そんな私は今回、日産が開催した素敵なイベントに招待されて参加してきましたのでご紹介したいと思います。
日産のはたらくクルマ!
ということで行ってきましたのは、日産のグランドライブというテストコースのある専用施設。
ブロガーやメディアの人を招待して開催された本イベントのテーマは、「日産のはたらくクルマ」。
普段、街中で何気なく見かける、パトカーや救急車。送迎用のバス。実は日産はこれらの車も作っているんです。
バン・ワゴン、バス、トラックや福祉車両など幅広くラインナップされています。
バン・ワゴンの中には、救急車やパトカー、バスには送迎バス、トラックには消防車やゴミ収集車なども含まれます。
これ、全て「日産のお店で買えるはたらくクルマ」なんです。
日産のお店に行けば、車のことはなんでも相談できる!
これを実現するために、日産はどんな車でも扱うようにしているんだそうです。
ちなみに、日産はとしては、ベースカーを提供し、グループ会社のAUTECH JAPANによってより専門的なカスタマイズを行なっているそうです。
今日のラインアップ!
ということでお待ちかね!
今日、準備されているはたらくクルマがこちら!
・パラメディック(最新の救急車)
・キャラバン 冷蔵冷凍車
・NV200 タクシー(車いすのまま乗せられるタクシー専用車)
さらには、こちら!日常を支えるクルマ編!
・アトラス パネルバン(3.5トントラック)
・リーフ パレードカー(特別仕様)
アトラス パネルバンは3.5トンなので普通免許で運転できるんですよ!
(この後試乗しました)
今度は趣向を変えて、幼稚園から老人ホームまで。送迎車!
・デイズルークス(助手席が動く)
あとは、車椅子のまま乗せられるクルマシリーズ。
・キャラバン チェアキャブ
・セレナe-POWER チェアキャブ(ハイブリッド車)
・NV100 クリッパー チェアキャブ(軽自動車)
今回は、この全てが展示されており、数台は実際に運転できるとのこと!
救急車、タクシーなどを運転できるなんて、なかなか無い企画ですよ…!ということで実際に試乗会、開始ですっ!
日産のはたらくクルマ、試乗体験会!
まず、ズラリと並べられていたのは、試乗体験用のクルマたち!
パラメディック(救急車)、車いすが乗せられるタクシー、ADバン(商用車)、アトラス パネルバン(3.5トントラック)など!
これは震える…!
まずは、車いすのまま乗せられるクルマたちをご紹介したいと思います。
車いすを乗せられる!セレナe-Power
こちら、一見、普通のセレナハイウェイスターのe-Power。
特別な感じは一切ありませんよね。
それが後ろを見ると、バンパーの辺りが少し違います。
そう!これは、3列目に車いすをそのまま後部座席に乗せられるセレナなんです!
しかも見てくださいこれ!
分かりますか?車の後ろの車高が下がって、傾いています。
これで車いすを乗せるためのスロープを、緩やかにしてくれているんです。
実際乗ってみましたが、シートベルトもあるし、車いすを固定するベルトもあって、安定感あります。
そして、すごいのが車いすを乗せない場合は通常の7人乗りとして普通に使えるところ。
時々、車いすの人を駅や施設まで送迎する、という人に最適なクルマだと思います。
車いすを乗せられるクルマたち
他にも、車いすを乗せられるクルマがいくつも展示されていました。
施設で使う場合は電動で乗せ降ろしができるNV350キャラバンベースのクルマ。
先ほどのセレナと同じような乗せ方のできる、軽自動車のNV100 クリッパー チェアキャブ。
車いすのままじゃなく、座席に座って長時間ドライブ!という用途には、こちらのデイズルークスの助手席スライドアップシート付き。
かなり手前まで出てくれて、高さも下がるので、立ち上がったり車いすに乗り換えたり、というのもしやすくなっています。
この場合は車いすは折りたたんで後ろに荷物として載せる感じです。
正直、家族の誰かが車いす生活になることは、だれにでもあり得ます。
近所のスーパーまで、コンビニまで、駅まで、という場合には車いすから降りずに乗れるクルマが便利なんだそうですよ!
うん。僕も自分・家族が車いす生活になったら、日産に相談だ…。
車いすも乗せられるタクシー!
こちら、実際に街中を走っているタクシー。
これは、車いすのまま人を乗せることができるタクシーなんです。
一見普通の大きめのタクシーなのですが、バックドアを開けるとスロープが見えます!
で、このスロープを伸ばして車いすを乗せられる、というわけ。
ちなみに、車いすの方のすぐ横にはエアコンの吹き出し口が。
熱くなりやすい後部シート位置にもエアコンがあるのはありがたいです。
このクルマは私も運転できましたので、タクシー運転手のコスプレをして乗ってきました!
後ろに車いすの方を乗せていると思うと、いつもよりも運転を丁寧に心掛けたくなります。
このタクシーは既に街中を走っていまして、タクシー会社に問い合わせればこの型を配車させたり、1日貸し切ったりもできるそうですよ。
鎌倉などの観光地で、半日貸し切って、車いすの方と家族の方が観光旅行、というような使い方もされているそうです。
ちなみに、車いすを乗せなければ5人乗り(お客4人まで)。車いすありで、4人乗り(車いす+運転手+2人乗れる)です。
車いすを4台乗せられるバス「シビリアン チェアキャブ」
最後に紹介するのは、車いすを4台同時に乗せられるバス「シビリアン チェアキャブ」。
車いすを乗せるには、このように後ろから電動にて持ち上げます。
車いすは最大で4台乗せられます。
それ以外にも椅子に座れる席が補助席入れて最大13席つけられます。
車いすは、このようにワイヤーでしっかりと固定して、シートベルトを装着するので安全面も考慮されています。
で、さすが日産!という技術がこちら。
日産車に搭載されているアラウンドビューモニターを小型バスに初搭載!
バックの時に、万が一にも子どもや車いすの方がいたりしても、運転席のモニターから見えるため事故が起きづらくなっています。
真上からバスを俯瞰してみているようなビューにもできるので、駐車やバック時の運転もしやすくなります。
こういう車があるから、しっかりと安心して介護施設などが送迎することができるんですよね。
わんぱくブロガー的まとめ
他にも、幼稚園バスや救急車、商用車のバンなどもあるのですがこちらは長くなりそうなので別記事にて紹介したいと思います。
今回は車いすを乗せる「はたらくクルマ」を中心にご紹介しました。
私も実際に車いすに乗って、走行してもらいましたが、思ったよりも揺れないし違和感が無いんですよね。
5分10分のお出かけに、車いすから降りて、座席に乗り換えて、車いすを折りたたんで収納して…。というのも手間なので、今回紹介した車のように、車いすごとサッと搭乗できるクルマってとてもありがたい存在ですよね。
タクシーや送迎用のクルマはもちろん、自家用車としても家族の為にこういう車を検討する可能性は誰にでもあると思います。
そんな時は、日産にこれだけの豊富な車種があるんだな、という事を知って、お店に行くと良いと思います。
次回【後編】では、救急車や幼稚園バスについてご紹介しますのでお楽しみに!