旅行に行って美味しいものを食べたり、写真を撮ることが大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
先日、長野県の「おたり振興公社」「道の駅おたり」さんからご招待いただき、長野県の小谷村に取材に行ってきました!
実際に旅行に行ったのは7月初旬の初夏だったので既に景色も違っているとは思いますが、ご紹介したいと思います。
長野県小谷村の国立公園!「栂池自然園」
ということで今回ご紹介しますのは、長野県小谷村にある国立公園!「栂池自然園」です。
この栂池自然園は標高1800m以上よりも高い場所にあるため、ロープウェイとゴンドラリフトを乗り継いで上がっていきます!
栂池自然園を楽しむ人はもちろん、ここを拠点として白馬乗鞍岳の登山する人も多いのだとか。
では早速ゴンドラリフトに乗り込んで、一気に上がっていきますよー!
7月初旬でも残雪が残る!
気持ちよーくゴンドラリフトが上がっていくと、目の前に見えてくるのは残雪の残る山々!
これはテンション上がってきます!
乗換駅の栂の森駅の標高は1582m。
数百メートル歩いて、今度はロープウェイに乗り換えです。
このロープウェイからの景色は最高…!
の筈が少し霧がかっていてあまり見えず…。
晴れていると白馬乗鞍岳と青空が見えるそうです。
これは晴れた時にもう一度見てみたいな…!
国立公園「栂池自然園」にある宿泊施設「栂池山荘」
ロープウェイが到着したのは、標高1829mにある自然園駅。
そこから少し歩いた場所にあるのが、本日のお宿「栂池山荘」です。
早速この看板が気になります…。さるなしソフトクリーム!
が、これはあとのお楽しみ…!
栂池山荘にチェックイン。これで2人部屋。
シンプルですが山荘ですからね。これで十分!
この栂池山荘で昼食を食べて、栂池自然園を散策に行ってきます!
栂池山荘の食事
宿泊客だけでなく、登山に来た人、日帰りで自然園に散歩に来た人全てが寄れる食堂が栂池山荘内にあります。
メニューも軽食ながら種類が多いので、どれを注文するか悩むほど。
私は、信州豚の豚丼をチョイス!
せっかくの長野県ですからね。地元のものを食べたいですし、今から軽い登山を兼ねた散策ですから、お米を食べたかったんです!
とはいえ、他の人の食べるメニューも気になっちゃう…。こちらは手作りカレー(800円)。
こちらは、白馬三山そば。
あぁ…これでもよかったな…、なんて思いながらも食事を済ませて、さぁ!散策に出発です!
自然豊かな国立公園!「栂池自然園」
ということで栂池自然園の全域がこちら。
ぐるっと回ると、おおよそ5.5km。ゆっくり歩けば3時間30分〜4時間くらいかかる散策になります。
ただし、園内には複数ある湿原を囲むように「8の字状」に木道が敷かれたコースが作られているので、時間や体力、天候と相談しながら半周コースや、1/4周ほどのコースで歩くこともできます。
コースを選べば30分で戻ってこれるコースもあるので、メンバー次第で色々コースをカスタマイズできるのも栂池自然園の良いところ。
私たちは当然、一番奥まで行く5.5kmコースを回ってみますよ!
道中は冷たい雪解け水がサラサラと流れ、その周りには水芭蕉が!
基本的には高層湿原が広がっていますので、歩く場所はこのような用意された木道を歩いていきます。
7月でも残雪の上を歩く!
コースの半分以上は平坦で、木道が敷かれているのですが、残りは雪が残っていたり、かなりの急勾配を上がっていくコースとなります!
ここに行ったのは、梅雨も明けそうな7月7日なのにこの残雪の量!
汗だくなのに、空気は冷たく地面には雪があるという不思議…!
ここから先へ行くには、登山靴や長靴などそれなりの靴が必要なので注意しましょう!
スニーカーでも行けなくはないですが、湿原なので水がしみ込まないような、裏が滑り止めでしっかりしてるタイプのものを選ぶようにしましょう。
この時期は、雪解け水が雪の下を流れており、空洞になっている場所もちらほら…。
コース外を歩くとストンと下に落ちてしまう可能性もあるので注意しながら歩く必要があります。
スニーカーできたメンツは足元に気をつけながら進んでいきます。
ま、私は以下の記事で紹介している完全防水の長靴できているので安心です。
ズンズンと登っていくと…。
ふと気がついて後ろを振り向けばめっちゃ高い場所まで歩いてきてるっ!
上の写真の中央右寄りにある赤い屋根あたりが栂池山荘。そこからかなり上がってきました!
美しい湿原を眺めたりしながら、さらに奥へと進んでいきます!
残雪の残る白馬乗鞍岳を後ろに眺めつつ、大自然の美しさと広大さに圧倒されます。
最後はめちゃくちゃきつい山道を登っていきます…。これ登山道なの!?
標高2010mにある「栂池展望湿原」
はいっ!ということでヒーヒー言いながら登りきった先に、今回の目的地でもあり折り返し地点…でもある「栂池展望湿原」がありました!
素晴らしい景色…!
標高が高いからか雲がどんどん流れていき、目の前の残雪の残る山々と太陽とが織りなす景色が、いつまで見ていても見飽きないほど…!
ここは本当に時間を忘れてしまうほど美しかったです…!
標高2010mの展望湿原に来てます!景色も良いし、風が冷たくて気持ちいいっ! #いちばん美しいところ #栂池自然園 pic.twitter.com/CXOfRv0maZ
— むねさだ よしろう@わんぱくブロガー (@mu_ne3) July 7, 2017
帰り道は下りなので体力的には楽チン!
ここまで急激な坂道を登ってきましたが、帰り道は基本下り道が多くなるので、行きよりは楽チンです!
平地まで帰って来れば心も軽くなります!
なんとか栂池山荘まで戻ってきたご褒美として…。ずっと気になっていた「さるなしソフトクリーム」をいっただきま〜す!
疲れた体にこの甘酸っぱいソフトクリーム…!最高でした!
2017年7月にリニューアルされた栂池ビジターセンター!
そうそう。栂池自然公園には、2017年7月にリニューアルされた、栂池ビジターセンターがあります。
こちらはまた別途ブログで紹介したいと思いますが、雨天時でも子連れでも楽しめる素敵な施設でした!
夜空も美しい栂池自然園
山荘のご飯とは思えないほど豪華な食事をいただいた後は、夜の栂池自然園を散策に行ってみました。
※クマが出る可能性があるので一人では出歩かないようにしましょう
この日はほぼ満月で、満天の星空…とまでは行かなかったのですが美しい夜空!
その代わり空気が済んでいたので、月がめっちゃくちゃ綺麗に撮影できるんです…!
月が出てないような夜だと、美しい天の川が見えるそうですので、そういう時期にまたきてみたいですねぇ…!
まさに大自然を目と体と舌で味わえる素敵な場所でした!
わんぱくブロガー的まとめ
長野県の北側、新潟県との県境に位置する小谷村(おたりむら)にある、この国立公園「栂池自然園」。
白馬村の北側にあるため、「特別豪雪地帯」として冬が長く夏が短い場所でもあります。
そんな気候だからこそ、夏にかけて一気に植物が育ち変わっていく様子がとても美しいのだそうです。
まだまだ暑いこの時期の旅行先として是非検討してみてください!