360度カメラのTHETAを使い続けて3年近くになります、むねさだ(@mu_ne3)です。
2015年にTHETA Sを購入して以来どこに行くにもバッグの中にTHETAを入れて行きました。
そして2017年…。
ついに世の中も360度カメラの新商品がガンガン発売され始めましたのでご紹介したいと思います!
正直私もどれを買うか悩んでますっ!
360度カメラとは!?
まずざっくりと、360度カメラについて紹介しておきます。
現在日本ではリコーのTHETA(シータ)が一番有名だと思います。魚眼レンズが2~3個付いており、1シャッターで360度ぐるりと写し取れるカメラになります。
撮影した写真はこんな感じで、ブログに張り付けたりSNSでもそのまま見ることが出来るので見かけたこともあると思います。
1月に行った大崎上島のファームスズキでの1枚。 塩田跡地で牡蠣の養殖してるんです! #大崎上島観光PR #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
これが、トリミング次第でリトルプラネットという写真になったりして、面白いんですよね。
360度カメラの魅力
リトルプラネットや360度どの角度でも写真として切り出せる、という利点以外にも360度カメラの魅力は色々あります!
その中でも私が一番大事だと思っているのが、「その場の雰囲気を記録できる」ということです。
土日はお父さんと一緒に! – Spherical Image – RICOH THETA
普段写真を撮らない部分まで写り込むので、その時のその場所の様子を「記録」として残しておくことが出来ます。
例えば上の写真。
1年半くらい前に撮影した写真なのですが、グルリと回せば朝起きたままの布団、散らかったクレヨン、キッチンに子どもが入らないようにする柵を取り付けていたり、と今とは違った我が家のリビングが残されているんです!
これ、普通のデジタルカメラでは撮ろうとも思わない場所なので、「記録」として残ってないんですよね…。
360度カメラだからこそ、「記録」として残っていて「記憶」を呼び起こしてくれるきっかけになってくれるんですよ!
旅行先でもそう。イベントでもそう!
いやーーー! ingressのアフターパーティ! 人が多すぎるわ! #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
あの時のあの興奮を思い出せるのは、通常の写真以上に力を持っていると思います。
そんな360度カメラの新商品が続々と!
そんな360度カメラの新商品が続々と発表され始めたんです!
今回は特に気になっている2製品をご紹介しておきます。これ…私自身もどちらを購入しようか、まだまだ悩んでおります。
Insta 360 ONE
1つ目は、iPhoneユーザー向けの商品となります「Insta360 One」。
Insta360 ONE ー iPhone7/6シリーズ対応(ハコスコ 9/12入荷予定:国内発送・日本語取説・1年保証付き)
※記事執筆時(2017/09/01)の価格42999円
Instaとついていますが、Instagramは関係ありません。
この商品、Lightning端子が付いておりiPhoneに挿すことでデータのやり取りができるInsta360Nanoの上位モデルとして今回発売されたのです。
ガジェット好きな人が周りにいればこれを使っている人を見たことがあるかもしれませんね。
個人的にはLightningでつながるメリットはあるだろうとは思いつつ、THETA Sに比べて画質が悪いと感じて購入をためらっておりました。
今回のInsta360Oneは、2400万画素、4K動画になり画素数的にはTHETAの上なんですよね!
自分を中心に撮影できる新ギミック搭載!
で、Insta360Oneが今盛り上がっている理由として、こちらの動画が先行公開されていたというのがあります。
上の動画の1:30くらいから見てもらえばわかるのですが、自撮り棒に取り付けてクルッと回せば自分たちの周りをカメラがグルリと回っているような動画を撮ることができるんです。
何なのコレ…すごすぎでしょう!
もうこの機能だけでも欲しくなっちゃうじゃないですか…!
強力な6軸補正搭載&アプリ上で被写体を認識させて自動でその被写体を追い続ける機能の合わせ技で実現しているんです。いやホントスゴイっ!
2年ぶりの進化!THETA V
で、その競合となるべく商品がリコーのTHETA Vという商品!
RICOH THETA V 360度カメラ 全天球 910725 メタリックグレー
※記事執筆時(2017/09/01)の価格51030円
THETA Sからおよそ2年の間を開けて発売となるこちらは、THETAとしては5代目。積み上げてきたモノがあるので信頼感もありますよね。
こちらは、1400万画素・4K動画対応となっており、解像度的にはInsta 360 ONEに比べて静止画の解像度的には低くなっていますが「アルゴリズムを一新し、低感度から高感度までノイズが少なく解像感の高い高品質な画像が得られます。」と公式で言われており、THETA S以上の画質になっていることが分かります。
ジャイロ搭載で手ブレ補正も強化されているようです。
Wi-FiとBluetooth内蔵でストレスなく接続!
こちらは、Insta 360 ONEと違って無線でスマホと連携します。
正直THETA Sはスマホと連携させるのがとても面倒でした…。自宅など別のWi-Fiに接続しているとつながらなかったり、なぜかパスワードを聞かれたり…。
そんなストレスからグッと開放されそうな機能が今回追加されています。
それがBluetoothによるスマホとの常時接続機能と、無線LANクライアントモードです。
これはすごいわ…。劇的に使い勝手が上がりそうです!
THETA VのOSはAndroid!
そしてなんと!面白いのが、THETA VのOSにAndroidが採用されている点!
プラグインの追加導入によるさまざまな機能拡張の実現ですと!?
競合製品の良いところを取り入れる様なアップデートや機能拡張ができる可能性を十分に持っている、という事じゃないですか!
最後にTHETA Vのコンセプト動画も貼っておきます。
THETA本体をリモコンとして使えたり、4K動画をストリーミング配信したり。面白そうな機能も搭載しているのも気になりますね。
わんぱくブロガー的まとめ
現在THETA Sユーザーとしては正当進化としてTHETA Vに行きたいような、あの自撮り棒を回してのグルリ取り囲む動画を撮るためにInsta 360 ONEも気になる…。
現状Amazonだと、Insta 360 ONEは42,999円。THETA Vは51,030円となっていて値段も少し差があります。
THETA Vの拡張性にかけるか、6軸手ブレ補正内蔵でグルグル動画が撮れるInsta 360 ONEか…。これは悩ましいです><
Insta360 ONE ー iPhone7/6シリーズ対応(ハコスコ 9/12入荷予定:国内発送・日本語取説・1年保証付き)
※記事執筆時(2017/09/01)の価格42999円
RICOH THETA V 360度カメラ 全天球 910725 メタリックグレー
※記事執筆時(2017/09/01)の価格51030円