写真を撮ることが大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
今回はもうのっけからテンションマックスで参加させてもらったイベントのご紹介です。
写真好きにはたまらないイベントでしたので当日の様子をご紹介したいと思います。
写真家・青山裕企のキャッツ&ガールズ・フォト・ナイト
ということで参加してきましたのは、めっちゃ長い名前のイベント「写真家・青山裕企のキャッツ&ガールズ・フォト・ナイト~猫と女の子と写真を撮ったり撮られたり。ワークショップ&女性モデル撮影会、何でもあり!~」。
写真家の青山裕企(あおやまゆうき)さんの話が聞けるだけでも面白そうなのに、総勢18人のモデルさんを会場で実際に撮影できるんですから、すごいイベントですよ!
(写真はイベント中の青山さん)
先日のブログ記事でも紹介した、4月18日に発売された書籍「ネコとフトモモ」の未公開写真も紹介されるということでめっちゃ楽しみ!
もうね開催を知った瞬間に申し込みましたからねっ!
会場は渋谷にある東京カルチャーカルチャー。
この会場で開催されるイベントは何度か参加していますが、開場とともに今までにないほど最前列から座席が埋まっていくっw
そして、参加者の多くがガチのカメラを持っている人が多いんですよ!
更に場所は東京カルチャーカルチャー。
アルコールや食事を楽しみながら行われるというのが更に違和感を高めます。
ステージ上には大きな撮影ブースとストロボが用意されていますし、明らかにモデルさんらしき人が続々と集まってきますからね。
すげぇ!
緊張感さえ感じる中、会場はほぼ満員となりイベントはスタートします!
写真家・青山裕企「ネコとフトモモ」の撮影秘話
本日は3部構成。
まずは第1部。MCのさくらみおり(@miyori212)さんと共にトークイベント。
ネコとフトモモの写真を見ながらその撮影秘話的なお話を聞かせていただきました。
アメリカンカールという種類のネコを買っているみおりさん。
https://twitter.com/miyori212/status/855762640265650177
ネコの魅力について「自由気ままなところ」が一番なんですって。
そして青山さん曰く、「男性はフトモモに興味があるけれどネコはフトモモにまったく興味がない。このギャップが面白い」と。
なので撮影していて感じるそのギャップというか、不思議な組み合わせを写真集に詰め込んでいるんです。
ネコは女の子として扱う
ちなみに、ネコを撮影するときには、女の子を撮るような気持ちでネコを撮るのが青山流。
なので、今回も「赤ちゃん言葉」ではなくしっかりと「女性として扱って声をかけつつ」撮影していくと、ネコも撮らせてくれることが多かったそうです。
また、フトモモにネコを寄せようと思っても寄ってこないんですって。
なので、逆にネコにフトモモを寄せていくのがコツなんだとか。
と言いつつこういう写真とかやっぱりネコがフトモモに寄って行っている様に見えますよね。
そう見える様なタイミングを数時間グッと待つことも多々あったそうです。
「モデルさんの撮り方を学ぶ」
1部の後半は、さくらみおりさんがカメラマンで、モデルの丸山莉南(@rina_marucon)さんを実際に撮影していくコーナー。
それに対して青山さんがコメントしていき、モデルさんを撮影する際のコツをどんどんと教わります。
青山さんとみおりさんは、YouTubeで、撮影テクニックについて解説してるチャンネルに出演していますので、その辺りの話も織り交ぜつつ。
その日の服装や髪型を褒める
まずは、「服装や髪型を褒める」。
モデルさんはこの日のためにこの服装、この髪型で撮影されたくて来ているんです。
なのでまずは、「白い服がかわいいね」「頭につけているのは何?」などと声をかけつつ撮影していきます。
そして、この日の服装の可愛さを引き出すような写真を撮っていくんです。
男性カメラマンは案外女性の服装や小物を見れていない人が多いんだとか。
かわいいね、というならばしっかりと細部まで見てあげましょう!
「最初は簡単なポーズ、だんだんと複雑に!」
ということで次のモデルは、さぃもん(@Simon0229)さん。
今度のモデルさんの服装は、ラフながらドキッとする大きめパーカー。
この大き目のパーカーを活かすような写真を考えていきます。
長い袖を見せたり、あえて座ってみたり。
青山さん曰く「女の子は丸くなるとかわいく写るんです」とw
そんなこんなで、第1部が終了し第2部に移ります。
第2部「青山裕企のフォトシューティング」
第2部は、壇上で青山さんが18名のモデルを撮りまくるっというイベントです。
モデルさんが順番に出てくるので、どんどんと撮影してきます。
そして、撮り終わられたモデルさんには「ネコミミ」を渡していきます。
そして、このネコミミをつけられたモデルさんが壇上から降りると、誰でも撮影してOKになります。
そう。
ここからは、ゲストは青山さんの話を聞かなくてもいいので自由にモデルさんを撮影していくというカオスなイベントに突入です。
1人目:服を動かす
一人目のモデルさんには、「大人っぽい服装」「綺麗な髪の色」などを褒めつつ撮影スタート。
羽織っている服装なので、この服を開いたり閉じたりしながらの写真を撮っていきます。
これにより動きのある写真を撮ることができるんです。
2人目:黒髪と袖の透け感を
二人目は、こちらのモデル。
「袖の透け感」「黒髪」などを褒めつつ、そこを撮影してきます。
髪をまとめるポーズにすることでこの2つをしっかりと写真にまとめることができています。
3人目:清楚な感じを全身で
3人目のモデルはこちら。
「白い清楚な服で肩の透け感」。「靴下の色」この辺りの魅力を撮るために、全身写真で。
クルッと回ってもらってその瞬間を狙い撃ちです!
こうすることで、髪の毛やスカートに動きのある写真が撮れるんです。
ちなみに、髪の毛の下ろし方を、前・後ろ変えてみる、この辺りを意識するだけでも大分イメージが違ってきます。
4人目:手を入れて可愛く撮る
4人目のモデルは、ツインテール髪が特徴的。
女の子を撮る時は、実年齢より幼く「かわいく」撮るか、大人っぽく「クールに」撮るかの2通り。
かわいく撮る際は、寄りで手・指を使って撮ると良いそうです。
5人目:服装は鏡orスマホでチェックしてもらおう
5人目のモデルさんは制服っぽい服装。
リボンがゆがんでいたりする際は、モデルさんに触るのは厳禁なので、鏡やスマホの画面を見せつつ、リボンを直してもらうと良いそうです。
これをするかしないかで写真の仕上がりが大きく変わってきます。
そして今回のモデルさんは、隣の人(今回で言うとみおりさん)とじゃんけんをしながら撮影していきます。
こうすることで自然な笑顔を引き出しやすくなります。
6人目:そのモデルさんの仕草をそのまま取り込もう
6人目のモデルさんもセーラー服っぽい私服。
最初に話をしている時に自然と行った仕草が可愛ければ、それはその子っぽさを出す仕草。
それをしっかりと引き出すために、回ってもらったり座ってもらったり。
7人目:お腹がチラ見えする服はそれを活かす
7人目は断然大人っぽいこちらの女性。
ちらっとお腹が見えるような服装かつ足がとても長くスタイルがいいので、そこを見せてあげられる写真に!
8人目:ひらひら感は回って出す
8人目はひらひらとした袖を着たモデルさん。
袖や髪の毛のふわっと感を出すために、クルッと回ってもらいます。
そうして撮れた写真がこちら。
動きがすごく綺麗ですよね。服装や雰囲気からこの動きをさっと指示して、即座にバチっと撮れるのがさすがです…。
9人目:背の高いモデルさんは見上げないように!
9人目はこちらの身長の高いモデルさん。
自分よりも背が高くなるモデルさんの顔を撮る時は、下から撮ってしまうと良くないので、上から撮ってあげるように注意しましょう。
また、モデルが緊張している場合は、緊張をほぐすようなやり取りをしつつ撮っていきます。
ネコミミをつけてもらって、ネコのポーズをしてもらっていました。
10人目:特徴的な服はそれを活かそう
10人目は最初に出てきた丸山莉南さん。
片方だけ網タイツなのでこれを活かした写真を。
網タイツをちょっとだけ引っ張ってもらって動きをつけます。
11人目:ぶかぶかパーカーとネコポーズは最強!
11人目はさぃもんさん。
「ネコやって」というとこんなポージングを引き出せたりもします。
そうこうしていると、すでに後ろでは各モデルさんに対しての撮影大会が開かれています…。
そちらに行きたい気持ちと、青山裕企さんのお話を聞きたい気持ちと…。これは悩ましいイベントの進行方法!
グッと我慢して青山さんの撮り方講座を聞くことにします!
12人目:おしゃれな服はその組み合わせを活かす!
12人目はファッショナブルな服装のショートカットの女性。
ジャージの下に履いたチェックのスカートやネックレスを見せてあげた写真。
大人っぽく行くなら、ジャージを少し脱ぐ形で中に着ている服やネックレスを見せてあげる方法も!
13人目:服のトータルコーディネイトが綺麗なら全身で!
13人目はこちら。
全身のおしゃれバランスが良いので、全身写真で。
袖が長い場合も、指先は見えるようにしたほうが良い写真になりやすいそうです。
14人目:緊張する人にはファインダーを覗かず撮影も!
14人目はこちらの女性。靴が上靴!
シンプルな服装なので、髪の毛を後ろに下げて。
緊張している様子だったので、トークで笑わせてファインダーを覗かずにシャッターを切ります。
この方が自然な表情が引き出せるんだとか。
15人目:顔に当たる光を意識しよう
15人目はとても落ち着いた服装の女性。
シンプルに全身を撮りつつ、照れた表情を撮影したり。
「顔に当たる光を意識して撮りましょう!」という比較写真も見せていただきました!
16人目:元気の良い子はより元気に!
16人目はこちら。
天真爛漫で、撮られ慣れてなさそうなモデルさん。
フードをかぶって、「やぁ!」と言ってもらっての撮影!
元気そうな、楽しそうなこの子のイメージを引き出せるのがすごい!
17人目:手の動きは順番に
17人目はとても清楚な女性。
照れた表情を活かしたり、組んでいる手を活かしつつ。
背伸び→頭の上→胸の前→下に降ろして、など手を組んで上から降ろしていくだけでも違ったポーズが撮影できるんです。
また、困ったらラジオ体操をさせるのもテクニックの1つだそうです!
18人目:肩の出た服は肩を見せてあげる
18人目のモデルは、肩を出している服装の女性。
肩を出した服装ということは、肩を撮ってもいいよ、ということだと考えてそこを活かします。
ちなみに、モデルさんに思い通りのポージングをさせたい時は、「鏡だと思って僕の真似をしてください」はとても有効な指示方法なんです。
これで18人連続撮影の第2部が終了です!
最後にわかる範囲で、モデルさんのTwitterアカウントをご紹介しておきます。
撮影順 | 名前 | |
1 | 猿渡小里 | @Sa4i0sKo |
2 | 福山香温 | @kanonfukuyama |
3 | 詩萌-Shihou | @shihouT |
4 | 堀川早紀 | @nandeyanen47 |
5 | 鈴木綾乃 | @suzunoki_ayn |
6 | 柑深ゆこ | @kafukayuko |
7 | 工藤桃子 | @momico_dance |
8 | ||
9 | ||
10 | 丸山莉南 | @rina_marucon |
11 | さぃもん | @Simon0229 |
12 | 和田のあ | http://noalife.hatenablog.com/ |
13 | ||
14 | ||
15 | 能澤佑佳 | @nzw0803 |
16 | 中川綾乃 | @agedashidof |
17 | 久世凪子 | @LikeRanunculus |
18 | 陽愛 | @hina_wara |
※間違いや不明なモデルさんが判明した場合は、(@mu_ne3)までご連絡ください。
気づくと周りはモデルさんの撮影大会に変わっていました。
で…出遅れたっ!
各自、お目当のモデルさんを撮っていきます。
第3部「青山裕企×早乙女ゆうのトークイベント」
そして第3部は、青山さんが撮影して2017年7月に写真集が発売される「早乙女ゆう」さん。
2代目週プレ三姉妹など、グラビア・モデルそして女優としても人気の早乙女ゆうさん @saotome_yu が、カメラマン青山裕企さんによる1st写真集プロジェクトを、イベントにて発表しました!プロジェクト公開は4月末ごろ予定です!
続報をお楽しみに!!! pic.twitter.com/qQCfVirWMA— CAMPFIRE(キャンプファイヤー)国内最大級のクラウドファンディング (@CAMPFIREjp) April 16, 2017
グラビアっぽくならず、写真集としてのテーマを意識して撮影したという今回の写真たち。
撮影された頃は女子高生だった早乙女さん。
この頃が懐かしいね、と言いながら当時の写真を振り返ります。
そんなトークを聞きながらも、「せっかくなのでモデルさんの撮影ガンガンして良いですよ!」とのことだったので私も何人かのモデルさんに声をかけて撮影させてもらいました!
怒ったネコちゃん!
受付嬢っぽく、と声掛けして撮らせてもらったこちら。
もう少しまともな注文すればよかったです…。申し訳ない。
手を入れつつ、笑顔を!
ライトを背にして髪の毛の輪郭を光らせてみました。
1部で登壇したモデルさんお二人は特に大人気…!
アンニュイな表情…!
モデルさんたちは写真よりももっと可愛かったのにそれが引き出せてないのがなんとも情けないです…。
また、モデルさんの方が「あ、こっちからだと顔に影が落ちるから、手は左右逆にしましょうかね」なんて声をかけてくれるんですよ…。優しすぎる。というか、そこに気がつけてなくてごめんなさい。
実際に撮影してみると、各モデルさんの魅力をぱっと見でグッと引き出せる青山さんの凄さがより実感できました…。
あ、そして会場にはモデルさんの撮影に慣れてそうな人も多く、その人たちの撮り方・声のかけ方もとても参考になりました。
同じモデルさんなのにこんなにも撮られる写真が違うんだなぁ…と色々と勉強になりました。
青山さんからアドバイス
最後に、青山さんからモデル撮影に関するアドバイスが。
それは、どんなに短い撮影時間でも、「休憩時間を間に設ける」のが大事なんだとか。
鏡を見て化粧を直す時間、服装を直す時間、リラックスしてもらう時間をしっかりと撮るようにしましょう。
大きなカメラを向けられただけで緊張するものですし、撮影が全て終わった後に「髪型が…」「化粧が…」思ってたんと違うという思いをモデルさんにさせないようにしましょう。
男性モデルだって髪型気にしたりしますし同様ですよ。
わんぱくブロガー的まとめ
写真を本格的に勉強したいと思ったころから、ずっと気になっていたカメラマンの青山裕企さん。
とても勉強になるイベントでしたが、何より女性のモデルさんを多く撮影してこちらもとても緊張しましたし、楽しめたイベントとなりました。
いや、正直言うと女性を撮り慣れてなさすぎて凹みました…。もっと場数を踏みたいですなぁ。
最後に青山さんから告知。
4月29日イベント、30日、5月3日、5月12日、それぞれのイベントに来た人しかもらえないグッズもあるので1つと言わず行けるだけのイベントに参加してみると良いと思いますよ!
詳しくは青山さんの公式サイトを参考にしてみてください。
そして、ネコとフトモモ。
気になった人は、写真集としては買いやすい値段だと思いますので買ってみるのが良いと思いますよ。