学生時代はジャンプっ子でした、むねさだ(@mu_ne3)です。
社会人になり、いつからか漫画雑誌を不定期にしか買わなくなりました。
旅行の暇つぶしや、お気に入りのアイドルのグラビアが載っている時に時々雑誌を買う程度。
さて、そんな私が今回ご紹介するのは、ジャンプスクエア(ジャンプSQ.)の電子書籍について。
今回実際に買って読んでみたのですが、漫画雑誌と電子書籍こそ相性のいい組み合わせだと思いましたのでご紹介したいと思います。
ジャンプスクエアが発売日と同時に電子書籍で発売っ!
ということで今回ご紹介するのは、集英社のジャンプスクエア(以下、ジャンプSQ.)という雑誌の電子書籍版!
なんとこの2015年12月号(11月4日発売)からサイマル配信(発売と同時に電子書籍の形で配信)が開始されるんです。
ジャンプSQ. 2015年12月号
今後は毎月4日になるとジャンプSQ.の新作が電子書籍でも配信されることになり、これは集英社では初の試みなんだそうです。
発売日にすぐに手元のスマホやタブレットでジャンプSQ.が読めるなんて、すごい時代になりましたよね。
ジャンプSQ.8周年記念号なので内容もすごい!
ちょうど、ジャンプSQ.という雑誌が発売され8周年の記念号。
表紙&巻頭カラーは『DEATH NOTE』『バクマン。』の大場つぐみ×小畑 健コンビの新作『プラチナエンド』。この作品、今号からスタートなんです!
もうね、この作品を読むためだけに買ってもいいんじゃないか、ってくらいの大物コンビの作品ですよっ。
そりゃ、興奮して読ませていただきました!
そして、この前号からスタートしている『ヤミアバキクラウミコ』(丈山雄為)も続きが気になっていた作品なので急いで続きを読んじゃいましたね。
他には、週刊少年ジャンプで読んでいたテニスの王子様の続編「新テニスの王子様」も連載していたりして、なかなか懐かしく読みふけってしまいました。
他にも短編漫画など前号を読んでいなくても楽しめる作品もありつつ、読んで前の話が気になって前の号を買いたくなるような作品も多く掲載されていました。
電子書籍のメリット・デメリット!
さて、今回紙の雑誌と電子書籍の両方のジャンプSQ.を購入してみたので、私が感じた電子書籍のメリットデメリットをお伝えしておきます。
【メリット】デジタルなので場所をとらない
紙の雑誌って、どうやっても場所を取りますよね。カバンの中、家の中。
特に月刊誌のジャンプSQ.は分厚いのでバッグの中ででも場所をとるし重たいんです。
それが、電子書籍ならば当然ながら場所もとらないし重量も自分のスマホ1つでそれ以上増えないのが素晴らしいです。
【メリット】いつでもどこでも読める・買える!
紙の本でも無理をすればいつでもどこでも読めるのですが、電子書籍はやはりすごいです。
満員電車の中、トイレの中、防水端末ならばお風呂の中でだって気にせず読むことができます。
また、思い立った時にすぐに買えるのもメリットですよね。
定期購読にしておけば買い忘れもなくなるし、オススメです。
しかも電子書籍ならば雑誌によっては、当日0時過ぎには購入することができるんです!
(ジャンプSQ.12月号は0時30頃には既にkindleで販売されていました)
もう、深夜にコンビニに行く必要が無くなりますね!
【メリット】紙の本よりも少し安い
これは販売される雑誌ごとに違ってきますが、ジャンプスクエア12月号は紙の本が590円に対し、電子書籍が500円で購入することができます(kindleの場合)。
また、11月号は無料配信中。
4〜10月号も、セール価格にて販売中です。
これも電子書籍ならではのメリットですね。
※雑誌によっては販売価格が同一の場合もあります。
【メリット】複数端末で読める!
これは、今回私が購入したAmazonのKindleストア限定かもしれませんが、複数の端末(スマホ・タブレット・PC)から続きを読むことができるのは大きなメリットです。
外出先ではスマホで、帰宅後はタブレットでのんびり。もっと大画面でみたければPCで。という使い方ができます。
また、電子しおり的に、自動的にどこまで読んだかも記録されているため、スマホで読んでいた続きを、即PCで読む、なんてこともできるのがデジタルの強みです。
【メリット】電子書籍ならではのおまけコンテンツがある!かも
これはジャンプSQ.ならではかもしれませんし、毎号ではないかもしれませんが、少なくてもジャンプSQ.12月号には、紙の本には掲載されていないスペシャルコンテンツを読むことができます。
紙の本だと771ページでラストなんですが、電子書籍だとさらに2作品ほど読むことができるんです。
しかも、森田まさのり×小畑 健作品(HELLO BABY)と、To LOVEる-とらぶる-ダークネス(矢吹健太朗/長谷見沙貴)の番外編。しかもTo LOVEるの方はフルカラー版!
森田まさのり×小畑 健「HELLO BABY」は、なんと8年前のジャンプスクエア創刊号に掲載されて以来単行本化もされていない伝説的読切作品なんです。
これは、紙の本買った人でも読みたくなっちゃうと思いますよ!
※「HELLO BABY」は紙の本からも12月号のコード袋に付いている二次元コードからアクセスすれば読むことが可能です。
さて、メリットばかりではなく正直に感じたデメリットも紹介しておきます。
【デメリット】付録が付いてこない…
当然物理的なおまけや付録、応募券なんかが付いてこないというデメリットがあります。
電子版12月号には以下のような注釈がありました。
※紙版付録の応募者全員サービスは、デジタル版からはご応募頂けません。 ※「ジャンプSQ.」デジタル版には、紙版の付録は付属しません。
また、ジャンプSQ.11月号にはクリアファイルが付属していました。
当然電子書籍版にはクリアファイルは付いてこないので、こういう付録目当てで雑誌を購入している人には電子書籍は不向きだと思います。
【デメリット】絵を見ながらパラパラ読み飛ばしづらい
パラパラーッと目的の漫画の先頭まで流し読みがどうしても紙の本に比べてしづらいです。
これはKindleの仕様かもしれませんが、絵柄を見ながらちょうど100ページへ飛ばす、なんて機能がないのであの作品の先頭から見たい、という読み方ができないのが残念です。
今のところ、目次を見て目的の作品のページ数を確認し、スライダーでそのページを表示すれば良いのですが、紙の雑誌ならではのパラパラと絵柄を見ながら「あの作品はどこかなー」なんて読み方はできないんです。
ま、これは今後システム的に改善されそうな気もします。
わんぱくブロガー的まとめ
忙しくて買い忘れたり、雑誌を捨てるのが面倒でなんとなく漫画雑誌から遠ざかっていましたがこれは本当画期的!
電子書籍と漫画雑誌の組み合わせ、かなりアリです!
12月号だけ購入するつもりが、今回の発売に合わせてかジャンプSQ.11月号がKindleで無料で配信されていたのでポチッとしてしまいました。
ジャンプSQ. 2015年11月号
しかも、4月号〜10月号もキャンペーン価格の1冊120円で買えちゃうので、ついつい4〜12月号までまとめて購入してしまいましたよ。
これで電車の中や会社の休憩時間などで暇をしなくてもすみそうです。
いやーっ!さらに、さらにっ!
2016年1月号には、荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」シリーズの新作読切が掲載されるんです!これは…これは来月号も買っちゃいますわ…。私。
ちょっと気になってきた…。という人、まずはジャンプSQ.の11月号は無料セール中(2015.11.4現在)なので、今の内購入して、続きが気になったら12月号買ってみるなり、安くなっているバックナンバーを購入して遡って読むなりしてみると良いと思います!
ジャンプSQ. 2015年11月号
12月号はこちらです。
ジャンプSQ. 2015年12月号