美味しいものに目が無い、むねさだ(@mu_ne3)です。
旨い馬肉って食べたことありますか?
先日、友人にメチャクチャ美味しい馬肉が食べられるお店に連れて行ってもらいました。
このお店、住所も電話番号も非公開。
会員制でそのお店の会員さんじゃないと予約もできないという超レアなお店なんです。
ずっと気になってはいたものの、会員になり損ねたので行くこともできず…。
何時か行きたい…と思っていた所、運良く会員の人から誘ってもらえて行けることに!
っということで私が会員ではないので連れてって…と言われても無理なのでご了承を。
会員制馬肉屋「ローストホース」
ということで今回ご紹介するお店は、昨年クラウドファンディングで会員を募集していた「ローストホース」。
日本一の馬肉専門店で、石釜で焼いた最高のローストホースを食べさせたい! | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)
1年間は、支援してくれた会員及びその紹介者のみしか利用することが出来ず、それでも現在予約が取りづらいという大人気店になります。
既に会員の募集は終了しており、2015年12月までは一般予約は受け付けないとのこと。
(※店長さんに確認したところ、住所・電話番号を公開しなければブログで紹介するのはOK、とのことで許可を頂いて紹介しています。)
店内は、基本的には長机が1つあってそこに相席するようなスタイル。
これとは別に、1つ個室があるようですがそちらは今回見ることができませんでした。
長机からは、すぐそばにある厨房を眺めることができます。
店の大きさから言うと多すぎるんじゃないかと思うほどのスタッフさんが忙しそうに調理をしているのが印象的でした。
日本一を自負する馬肉の数々が登場!
店長の平山さんは、馬肉のスペシャリスト。
その平山さんがこれぞ!と思う馬肉しか仕入れない為、メニューはお任せコースのみ。
まずは、生肉盛り合わせがやってきます!
美味しいものは美味しいうちに食べる!のがもちろんですが、その前にしっかりと記録として残す!というのも個人的には大事でして…。
説明を受けながらも写真をガンガン撮っていきます!
左のしゃぶしゃぶのような薄いお肉は、帯と呼ばれる部位で、この油は融点が25℃ととても低く、口の中に入れるとフッととろけてなくなってしまうほど。
こちらは馬肉のお寿司。
もうたまらない美味しさです…。
こちらは、赤みと馬のたてがみ。
このたてがみ部分の脂肪も、口の中でとろけて行きます。
馬の脂は、リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸を含むので、べたつかず、脂っこさを感じさせないんです。
こちらは馬肉のトロたく。
ずっと作りたくても馬肉に合う海苔が見つからず作ってなかったこのトロたく。市場にでまわっていない海苔でやっと見つけて作れたのだとか。
どんどん出てきます。
こちらが馬レバー。
こちらがハツ。
こちらはカイノミの天婦羅。
脂身の天ぷらが食べられるのも脂肪が不飽和脂肪酸の馬肉だけなんだそうです。
他の牛や豚で同じ事をやると、脂ぎってしまうんです。
こちらは少し面白い食べ物。カニと馬肉と卵の料理。
パッと見、玉子のスープにカニが上品に乗せられている感じ。
これをバババッと混ぜるとカニの下にあった大量の馬肉が出てきます。
馬肉のユッケのような、玉子とカニと馬肉のハーモニー。
玉子がふわっふわに泡立ててあって…。何だこれ美味しいっ!
クラウドファンディングで取り付けた釜で焼いた野菜!
そうそう。このお店、馬肉だけじゃないんです。野菜もうまい!
上のは黄カブ。ホクホクでサツマイモみたいな甘さとカブの苦み。何だこれ美味しい…。
そして驚いたのがこちらエリンギ。
写真で伝わるか分かりませんが、しっかりと火が通っているにもかかわらず、中はジュワッと水分が出てくるほどにみずみずしいエリンギ。ぷにゅっぷにゅ!
この釜で焼くからこそのこの仕上がりなんだとか。
玉ねぎの丸焼きも甘くってみずみずしくて良かったなぁ…。
極上の馬肉を堪能っ!
次に出て来たのはこちら。アルミホイルに包まれたお肉のかたまり。
ヒモという部位で、あばらのホネとホネの間の、第六と第七あばらの間の、さらにほんの一切れ。
一番美味しい所のみを厳選してお客に提供しているのだとか。
店長の平山さん自らが切り分けてくれます。
柔らかくもシッカリとした歯ごたえで、噛めば噛むほど甘みと肉汁がジュワッと溢れて出来ます。
今まで食べて来たお肉の中でもかなり上位の美味さやで…。
ももの赤み
こちらは、ももの赤み。
馬肉の最高峰です!
切って肉汁が出るのは二流。
切った後に押して肉汁が出るのが、一流の焼き方。旨味を閉じ込めてるから噛んだ時にジュワッと旨味と肉汁が出てくる。
と自信たっぷりに語りながら店長さん自ら切り分けてくれます。
この辺りの、自分の提供する馬肉に絶対的な自信を持っている事が分かる説明も聞いていてとても楽しいんです。
という事で切り終えられた、ももの赤み。
早速頂いちゃいます!
って、この噛みごたえ…!そしてジュルジュル出てくる肉汁っ!
肉食ってます!って感じ!
この後はイチボ。こちらも塊を店長さんが直接説明してくれながら切り分けてくれます。
お尻の霜降り肉であるイチボ。噛むと肉汁がギューーーーンって出てきます!
これだけの肉汁と脂肪部分も付いてるのに脂っこくない…。
なんだこれ…!うまっ!
いくらと白トリュフの玉子かけご飯
〆として出て来たのは、なんとフワッフワの玉子といくらの組み合わせ。
そして、ふんわりと香りがしてくる白トリュフ…。何だこれ美味っ!
これはほんとヤバい…。
もうこれ、美味いとしか言えないのが申し訳ないけど美味い…。
デザートは釜で焼いた焼きリンゴ
最後のデザートは、釜で焼いた焼きリンゴにアイスクリームが乗せられてやってきました。
ホクホクのリンゴでペロリと平らげちゃいました。
いや〜。お腹いっぱい美味しい馬肉を堪能させて頂きましたっ!
わんぱくブロガー的まとめ
「うちの馬肉を食べたら他で馬肉食べられなくなると思いますよ」と豪語するのも納得してしまうほどの圧倒的な美味さ…。
また絶対来たい!そう思えるお店でした。
が、このお店、先に説明したように現在完全会員制。少なくても2015年12月まではその状態ですし、現在の会員のみでも予約開始数十分で1か月分の予約がほぼ埋まってしまう人気店なので、完全オープンになるかどうかは不明です。
ということでこのお店に興味がある人は、ローストホースの会員さんを探して、連れてってくれっ!とお願いするしか今のところ無いようです…。
私もまた友人にお願いして連れて行ってもらおうと思います。