普段の睡眠時間は短めな、むねさだ(@mu_ne3)です。
今、スポーツ関係者の間でスゴい勢いで普及して行っているウェアがあるとの事で話を聞きに行ってきました。
何やらそのウェア、2014年ソチパラリンピックのオフィシャルサポーターとしてあの日本選手たちの休養をサポートしていた製品でもあります。
ベネクス、リカバリーウェアでソチ2014パラリンピック日本代表選手団の休養をサポート|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】
アスリートやスポーツをする人の間では口コミで普及しているのですが、スポンサーの関係でそれをおおっぴらに言えない選手も多いらしく、人気の割にメディアなどで話題になりにくいのだとか。
じわじわと口コミで広まっているものの、もっと一般人に知って欲しい!ということで今回お声をかけて頂いたので取材に行ってきました!
休養をサポートする!ベネクスの「リカバリーウェア」
今回ご紹介するのは、ベネクスという会社の「リカバリーウェア」。
リカバリーウェアのベネクス | メーカー公式サイト
代表取締役の中村太一さんから色々と開発秘話や商品に対する思い、そもそもこのウェアの開発された原点の話に付いて聞かせて頂きました。
「リカバリーウェア」の原点は医療関係向けに開発
そもそもどうしてこのウェアを開発しようと思ったかという話をまずか聞かせて頂きました。
大学卒業後、介護の仕事に就職した中村さん。ヘルパーの資格も取って、夜勤も行いながら働いていました。
入居者の「床ずれ」問題を解決したい!
介護施設の夜勤はとても大変で、中でも大変なのがずっと同じ姿勢で寝ている患者さんがなる事の多い「床ずれ」の問題。
介護スタッフが多いと理論的には防ぐ事は出来るんですが、夜など人手が足りないため体位を変える事が出来ず、どうしても床ずれが起こってしまうんです。
そこで、それを解決できる商品を作ったら「絶対ニーズがある!」という思いで会社を起こしたそうです。
最初は、耐圧分散のベッドを開発したんですが、それでもまだ不十分で完全には「床ずれ」を解決しきれませんでした。
お年寄りは若い人に比べて代謝が落ちているのでどうしても血流も悪く、床ずれが起こりやすくなってしまうからです。
代謝を高めるために副交感神経を活発に
では代謝を上げるにはどうすれば良いかを調べた所、自律神経を活発にさせる事で代謝を高められる事が分かったそうです。
それから色々と研究を重ね、ナノプラチナなどの鉱物を組み合わせた「PHTという独自の素材」を開発。
このPHTには、肌に触れるだけで、自律神経の中でも副交感神経を活発にさせる効果があるんです。
人は、朝に交感神経が高くなり、夜になると副交感神経が高くなるのが最適な状態なんだそうです。
- 交感神経=神経が過敏な状態
- 副交感神経=リラックスして心臓の鼓動が遅くなり、免疫細胞が活発になる状態
つまり、副交感神経が活発な状態というのは、回復の為の状態という事なんです。
これを使って副交感神経を活発にすると、お年寄りの床ずれ問題は解決するんじゃないか。
そう思って、お年寄り向けのウェアを作成したんです!
が、これが不評…。
モノは良いはずなのですが、背景として当時は今に比べて老人介護に対してお金を使うという事が積極的ではなく、いつまで続くか分からない医療費だから経費は安く安く…、という考え方が一般的な時代だったのが大きな原因でした。
ヘルパーさんの疲れを取るウェアが!
じゃ、どうするか。
この素材を使ったウェアを作って、ヘルパーさんに着てもらおう、と。
当時はヘルパーという仕事は、とても離職率の高い仕事だったんだそうです。
夜勤があるため、どうしても時差ぼけ的なものが起こって自律神経が狂ってしまい体調不良を起こす人が多かったためです。
じゃ、そんなヘルパーさんの疲れを取る為の「休養するためのウェア」を作ろう!という事で開発し展示会に出した所、偶然にも大手スポーツジムの担当者の目に留まり、そのジムで取り扱ってもらえるようになったそうです。
そうなると、口コミで良さが広がりそのスポーツジムの物販品の中で一番になるほどの人気になったそうです。
こうして、「あれ?介護じゃなく、スポーツ関係の人の方が向いているのかな?」と思うようになっていったんです。
スポーツに大事なのは「運動」「栄養」「休養」
そもそも、スポーツの分野において「運動」と「栄養」と「休養」の3つは切っても切り離せない大切な要素です。
「運動」し「栄養」を摂り、運動の疲れを取りつつ体を作り上げるのが「休養」だからです。
が、ちょっと前までプロスポーツ選手でさえ「休養」を軽視する傾向が多かったそうです。
ボディビルダーの人なんてまさしくこういう人は多かったらしく、運動の質と食事にはとてもストイックに気を使っていても、休養という部分がしっかり取れていない人も多かったのだとか。
そんな中、オーストラリアでは他国に比べていち早くスポーツ科学というモノに取り組んでおり、2006年からリカバリーセンターという研究施設を作って、「休養」に関しての研究が行われていたそうです。
そこで、ベネクスでは2008年にその施設へ見学に行き、「スポーツにおいて休養という分野が絶対に来る!」と確信してこの方向性に舵を切ったそうです。
スポーツジムや大手百貨店での取り扱いのあるベネクス製品
今現在、日本国内では、伊勢丹・高島屋などの百貨店のスポーツ売り場で販売しているこのベネクス製品。
他にはゴルフの専門店、アウトドアの専門店、スポーツジムなどで取り扱われています。
伊勢丹新宿等の百貨店で取り扱いを始めると、ここでもスポーツ用品売り場で売り上げ1位になったそうです。
店員さんがまず気に入ってくれ、お客に勧める。それを買ったお客が気に入って口コミで広げるという連鎖で広がって行ったそうです。
今では全国400店舗で取り扱っており、Amazonや楽天でも取扱いがある商品になっています。
ちなみに、この商品を使った約7%位の人は、「効果が分からない」という人がいるそうです。
これはもう薬では無いし仕方が無い所。合う合わないがあるそうです。
この辺りも正直に伝えてくれる辺りが、真面目な会社&商品に自信がある証拠だな、という印象を受けました。
運動中着てはいけないスポーツウェア!
と、ここまで説明を聞いて来たベネクスのリカバリーウェア。
万能なスポーツウェアなんじゃないか!?と思っていましたが…。
なんとコレ、スポーツジムやスポーツ用品店で取り扱っていながら、運動中に着てはいけないウェアなんです。
本来、リラックスさせたり体を休めるための副交感神経が高まってしまうので、反射神経などのパフォーマンスが落ちてしまうからです。
スポーツウェアっぽいのに、運動中に着てはいけないとか面白いですよね!
ナノプラチナ入り繊維「PHT」が副交感神経の働きを高める
ちなみに、こちらがPHTの布にする前の糸の塊です。
これが、どういう仕組みで体を休養させているの?という部分をもう少し詳しく聞いてみました。
例えば紫外線って電磁波の1種らしいのですが、あれは当たると痛くも痒くもないんですが、組織の1つが反応して肌が黒くなるわけです。
これと同じ原理で、微弱な電磁波で体を刺激することで、体が温まったり副交感神経の働きを高める効果がある鉱物を組み合わせた特殊素材を繊維に練り込んで衣類にする事が出来たんだそうです。
それが、ナノプラチナ入り繊維「PHT」(特許取得)。
洗濯しても機能性が失われることが無いのも安心ですね。
ターゲットユーザーは「寝ても疲れがとれないと思っている全ての人」
この商品のターゲットユーザーって誰だと思いますか?自分は関係ないと思う人、案外そうでもないかもしれませんよ。
当然、スポーツ選手が「運動」と「栄養」と「休養」の休養の部分をより良くしようとして利用するのは分かります。
ただそれだけでなく、一般の人にとってこのベネクスのウェアを着るメリットもかなりありそうです。
一般の人にアンケートをとると7割くらいの人が「疲れている」「寝ても疲れが取れない」などの意見が出てくるんですが、そんな人にこそ、ベネクスのリカバリーウェアで質の高い休養・睡眠を体験すべきだと思います。
常に緊張して肩こりが起こるという人も、このウェアを着るとリラックスできて肩こりが改善する人もいるそうです。
(※絶対に肩こりが治る、というわけではありませんのであしからず)
テレビにも取り上げられ、人気急上昇中!
そんなベネクスのリカバリーウェア。
2014年8月に、ワールドビジネスサテライトのトレンドたまごでも取り上げられたことで更に人気も上がってきているそうです。
【トレたま】お昼寝用 首巻き:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
トレンドたまごでは、職場のお昼寝をしっかりと質高く行うアイテムとしてベネクスの首巻が紹介されていました。
[ベネクス] VENEX リカバリーウェア 2WAYコンフォート
ぶっちゃけ質問タイム
色々と説明をしてもらった後は、フリーで質問タイムを頂きました。
普通のメディアでは聞けないようなぶっちゃけた質問もしちゃいましたよ。
A.類似商品でパッと思いつくのはファイテンですが、どう違うんでしょう?
ファイテンとは、何かしらの刺激を与えて効果を与えるという点では近いコンセプトの商品だと思う。
大きく違うのは、ファイテンはスポーツ中に付けてパフォーマンスを高めることを目的とした商品だと思うが、このベネクスは休養中に着用することを主目的とした商品。
ベネクスは、効率的に肉体を回復させたい人、普段寝ても疲れが取れない人、よく眠れない人にこそおススメなアイテム。
A.休養の質を高めるという意味では低反発などマットレスもあるけれど…
子どもの頃って、どこで寝ても、どんな格好で寝ても疲れが取れていたはず。
つまり、本来は高価なマット等に頼らなくても、人間は寝れば疲れが取れるようにできているんです。
それが年齢が増えると共に、自律神経の働きが落ちる事によって「疲れが取れない体」になってしまっているんです。
男性でいうと30代から自律神経の働きが落ちることは科学的にも証明されているんです。
それを、ベネクスの「PHT」を使って体自身をメンテナンスしてあげることで疲れの取れる体にできるならば、経済的かなと思います。
A.他にもティップスがあれば教えてください
うーん、そうそう。自衛隊の人にも人気で、自衛隊の売店でこのベネクスの商品は売っているんですよ。
後、名前は非公開ですが某プロ野球選手や、サッカー選手にも多数愛用頂いています。
まず体験するなら書籍のオマケがリーズナブル!
ベネクスのウェアは1万円以上するモノもあり、そうは言っても体験するにはハードルが高いのも事実。
そんな時は、こちらの書籍についているネックウォーマーを試してみるのが良いそうです。
Amazonや楽天のレビューを読むと、7%とは言いませんが1~2割くらいの人が効果無いと書いている一方、効果あった!楽になった!という口コミが多数あるので、その辺りを見てまずは本を買って試してみるのが良さそうです。
わんぱくブロガー的まとめ
今回の取材を終えて、このベネクスのリカバリーウェアの上下+ネックウォーマーのセットを提供頂けた為試してみました。
着てみた感じはサラサラしていて気持ちの良い肌さわり。通常のパジャマ代わりに着て寝てみました。
ただ、普段から寝不足な私は、平日の4時間程度の睡眠時間からは口コミにあるような、劇的な効果はよく分からなかったです。
スッキリ起きれるわけでもなく、やっぱり眠気は残ってますし、疲れが取れていないと言えば取れていない気がして。
そこで、先日土曜日に「起きてくるまで起こさないでね」と妻に伝えて寝始めた所、途中トイレにも起きず20時間位寝続けてしまいました…。
(夜、子供が泣いたりして目が覚めたような気もしますが立ち上がることもせずそのまま再度寝ていました)
昼飯後の13時過ぎから寝て、起きたのが翌日の朝9時前…。
ここ数か月で感じたことが無いほどの爽快ですっきりとした目覚めでびっくりしました。
まぁ、これがベネクスのウェアのおかげかどうかはわかりませんが、このすっきりした熟睡感は久しぶりだったので、今後もこのウェアを着て寝ようと思います!
誰にでも効く、と断言はできませんししませんが、疲れが取れない、眠れていない、という人は試してみても良いんじゃないでしょうか。
リカバリーウェアのベネクス | メーカー公式サイト
ということで、まずはこの1620円のムック本を購入して、ベネクスのネックウォーマーを体験してみて下さい。
もし、上の商品を試してみて効果があった場合はこんな感じのウェアを買い揃えて行くと、より良い休養が取れるようになると思います!
[ベネクス] VENEX リカバリーウェア リラックスロングスリーブ メンズ