なるべく物は大切に、長く使いたいむねさだ(@mu_ne3)です。
ただ、その気持ちとは裏腹になぜか色々なものが早めに壊れてしまうことは多々ありますけれど。
そんなものの1つ、結婚祝いにと6年前に頂いた我が家の掛け時計。
最近、調子が悪く電池を交換しても止まってしまうようになってしまいました。
買い替えても良かったのですが、せっかくなので自分で交換修理してみることにしましたのでご紹介したいと思います。
壊れた掛け時計から針を外す
まずは、壊れた掛け時計かから、壊れた時計のムーブメントと針を取り外します。
取り外し方はその時計それぞれで違うでしょうけど手順としてはこんな感じ。
- 前面のガラス板を取り外す(おそらくどこかにネジがある)
- 時計の針を垂直方向に引っ張って取り外す
- 裏側のムーブメント本体を取り外す(ツメで引っかかっていることが多いのでそれを探すと楽)
取り外したムーブメントと針を、外した状態でくみ上げた写真がこちら。
本当は取り外す過程で、針(秒針・短針・長針)は別々に外しています。
購入するのはムーブメントと針
購入したのはこちらの2点。
ムーブメントと対応する針セットです。
ムーブメントを購入する際は、以下の点に注意してみてください。
- 秒針がカチコチ音が鳴っていいか、静かに動くのが良いか
- 文字盤の厚みに応じて、ムーブメントから出ている銀色の部分の長さが違う
- 電波時計機能内蔵もあるので必要なら選択
私の場合は、前のムーブメントの金属部分の長さを測って、同じものを選択したのと、静かに動く「スイープ」ムーブメントをチョイス!
電波時計機能は、割高感があったので今回はスルー。
針は元から付いていた針が使える可能性もあるので必須ではないですが、ムーブメントとの穴の合う合わないがありそうだったので。
組み立て方法などは、ムーブメントの包装の裏側に書いてありますが、これは自作の時計盤をつくる時。
今回は、交換用なので、ワッシャーとかゴムパッキンとかハンガーとか一切使いません。
取り付けはカンタン!
元の時計に、そのままグッと押し込んではめるだけ。
本体のツメ部分がしっかりとムーブメントを止めてくれます。
ここは、おそらく規格が統一されているので、(よほど特殊でない限り)どのムーブメントが付いていたとしてもうまくはまると思います。
短針と長針はそのまま前の時計のものが使えましたが、秒針は規格が違ったため使えず…。
仕方がないので、秒針のみ今回購入した針を使います。
ということで、秒針が本来はもう少し長いデザインでしたが、短針と長針がそのまま使えたので雰囲気はそのままにしっかりと修理することが出来ました。
最後に取り外したガラス板を付け直して交換完了です。
もちろん、無事動き始めてくれたので一安心です。
わんぱくブロガー的まとめ
デザイン的にもとても気に入っていた時計なので、修理できて本当に助かりました。
秒針が変わってしまったのが残念ポイントですが、それでも同じような時計をもう一度探し直して購入するとかなりの労力と出費になるので、この値段で修理ができるならば大満足。
出来ればまた次回故障時も、交換を行いたいと思います。
もし、お気に入りの時計が壊れてお困りの方は、自分で交換を試してみてはいかがでしょうか?