実は皮膚が弱くて小さいころから「かぶれ」ることが多いむねさだ(@mu_ne3)です。
今日は、皆さんに是非とも知っておいてほしいことをご紹介します。
都内に普通にいるケムシが原因でかぶれてしまったので、皮膚がかぶれやすい人は特にですが、普段気にしていなかった人にも見て頂きたいんです。
後半は、ちょっとケムシのアップ写真や、私の全身かぶれている症状の写真も載せていますので、それ以上見たくない人は、前半の注意点の部分のみご覧ください。
注意すべきケムシは「チャドクガ」
今回、私が近寄ってしまって全身ひどいかぶれ症状になってしまったケムシは「チャドクガ」という蛾の幼虫。
上の写真の中に大量にいたチャドクガの幼虫。
(ちらっと見えてますが…)
先日都内に出かける用事があり、ふと目をやった道端の樹木の葉に大量に発生していたケムシと糞に目に入りました。
ほっとけばいいものを、買ったばかりのカメラで撮影したくなり、パシャッと5枚ほど撮影。時間にして1~2分程度でした。
(撮った写真は最後に紹介します)
もちろん、気持ちが悪いので触るわけもなく、カメラの撮影距離(30~40cm)程度近づいただけだったんです。
それがこんなことになろうとは…。
医者に2度行って原因判明!
その日の夕方位に、腕や脇に湿疹ができ始めたので、始めは風疹を疑いました。
先日こういう記事を書きましたが、風疹が今全国的に大流行しているからです。
首都圏を中心に風疹(ふうしん)が大流行で非常事態宣言発令!症状と対処すべきポイントをまとめたぞ! | むねさだブログ
で、僕も抗体検査をして一応基準値は超えていたのですがそれでもかかることがあるらしいので…。
ということで翌日に皮膚科に行くと
「風疹ではないです。何かのかぶれでしょう」と言われ、
弱いかゆみ止めの塗り薬を処方されて終了。
が、数日経っても湿疹は収まるどころか全身へと広がり、かゆみは増すばかり…。
ちなみに、腕の付け根がこんな感じ。
(ここから脇腹~腰のあたりが一番ひどいです…。その写真も最後にちらりと紹介します)
ちょっと我慢できなくなってきたので、皮膚科専門でやっている別の皮膚科へ行ってみると、僕の症状を見た瞬間
「このケムシどこかで見覚えありません?」
と壁のポスターを指さして一言。
あー…。触ってないですが、近寄りました。写真撮りました。
それが、このケムシ「チャドクガ」、ドンピシャでした。
どうやらこの「チャドクガ」の幼虫は、近づくだけでも極細の毒針毛が空気中に舞うのだそうです。
とりあえず原因がわかってスッキリはしたものの、
これは知らなかった…。ホントショックです。
6~10月に発生する「チャドクガ」の幼虫
調べてみると世田谷区のHPにも、チャドクガについての注意喚起のページがありました。
チャドクガについてのQ&A – 世田谷区
結構頻出しているようですので、近づかないのが一番。
チャドクガの幼虫は、
6~10月にかけて発生し、ツバキ・サザンカ・茶などのツバキ科の植物に生息。
全身を毒針毛で覆っており、触るともちろん、近寄るだけで毒針毛を空気中に放出します。
これが人間の皮膚に触れると蕁麻疹のような皮膚炎を発症させます。
ツバキですか。僕はツバキだったかどうかはわかりませんが、地下鉄出口の道路脇にある低い街路樹についている「チャドクガ」にやられました。
自分の家の庭に大量発生したら…
自分の家の庭に大量発生している人もいると思います。
大人だけであれば、その近くに近寄らない、という選択肢だけでいいのかもしれませんが、お子さんがいる家庭はそうもいかないでしょう。
駆除の方法は、下記のサイトに詳しく書いてありましたが、
プロがすすめるチャドクガ駆除の方法、ドクガ駆除 | 虫知識.COM
チャドクガの幼虫の駆除方法をカンタンに解説すると、
- 葉ごと切り取る
- 薬剤散布
の2種類があるようです。
1つ目の「葉ごと切り取る」は、葉の裏に付いていたり、近づくだけで毒針毛が飛び散ることがあるため、専用のチャドクガを固めるスプレーをしてから駆除すると安全だそうです。
と、いうことでここからチャドクガの写真と僕の被害状況のご紹介…。
人によってはグロイと感じると思いますので、虫とかダメな人は上記の事に注意してここでブラウザを閉じてもらった方が良いかもしれません。
全身かぶれとチャドクガの写真紹介
まずは、被害状況から・・・。
これが私の腰あたりのかぶれ状況。
ちょっとセクシーな感じになってますが、今現在こんな感じでかぶれています。
これがまたかゆい…。
見せれない部分の周りもこんな状況なので、かなりキツイです。
幸い、顔や首、手の平などには症状が出ていないため助かってます。
そして、チャドクガの写真がこちらです。
十数匹で、裏表にくっついて、葉をすごい勢いで食べています。
写真の右側に、すでに食い散らかされて根元だけになった葉や、大量の糞が落ちているのがわかると思います。
え?小さくてわからない?
では、少しアップの写真を。
裏表にいます…。
最後にもっとアップの写真を!
この細い毛が飛ぶんです。
ということで、このケムシ「チャドクガの幼虫」を見たら一目散に逃げるのがベストです。
わんぱくブロガー的まとめ
いやー、まさか道端で見つけた被写体のケムシがこんなにも強力な毒針毛を空気中に巻いてくるケムシだったとは思いませんでした。
しかも、症状は2~3週間程度かゆみが続くそうです(症状は個人差があります)。
「チャドクガ」!私はもうこいつには二度と近寄らないと思います。
都内の駅(かなりど真ん中)徒歩1~2分の街路樹に付いているところを見つけたので、都内のどこにでもいると思います。
みなさんもお気をつけて!
私は自分の庭でこれを見つけたら、近寄らないか、これを使って速攻で退治したいと思います。
もちろん、長そで長ズボン、軍手を使用しましょう。
(服に付いた毒針毛は洗濯だけでは取れないそうです…。やはり近寄らないのが一番かも)
殺虫剤を使うなら、ノズルが伸びるこれが良いそうです。