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ついに…!ずっと噂されていた、Appleの紛失防止タグ「AirTag」が発表されました。
仕組みとしては、既存の競合製品とほぼ同じものなのですが、Appleが出すことで後続ながら一気に最有力な紛失防止タグとしてスタートしそうなのでご紹介したいと思います。
紛失防止タグ「AirTag」
ということで発表されましたのは、Appleの紛失防止タグ「AirTag」。
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500円硬貨よりも一回り大きなこの碁石のようなものが、AirTag。
紛失防止タグ、失くし物防止タグというジャンルの製品は、数年前から既に多くのメーカーから発売されており、私もTile、Mamorio、TrackRと使ってきました。
紛失防止タグとは?
まず、これら競合製品に共通する、紛失防止タグの特徴を簡単にお伝えしておきます。
・スマホとBluetoothで接続
・GPSや通信用SIMなどは非搭載
・各社、専用アプリをスマホにインストールして使用
・音が鳴る物、鳴らない物、光る物などいろいろある
・スマホからタグが離れるとスマホに通知が出る
・紛失時は、自分だけでなく、そのアプリをインストールしているスマホユーザーが近くを通ると、匿名で(スマホの)位置情報がサーバーに送られて発見できる
つまり、同じ製品のユーザーが多ければ多いほど、紛失時に見つかる可能性が高くなります。
![](https://live.staticflickr.com/4490/37507315461_83f982cc95_k.jpg)
逆にいうと、その製品のユーザーが紛失物の近くを通りかかってくれないと、このタグを見つける事ができないというわけ。
![](https://live.staticflickr.com/65535/49419398127_4a6ecd252f_k.jpg)
その為、なるべくシェアが高い製品を使うユーザーが多く、現状日本国内だと、国産のMamorioか、米国シェアNo.1のTileの2強という印象でした。
ここ1年くらいで、Mamorioは電池交換できる製品が少なく、Tileはタクシーにもタグ発見用のセンサーが搭載されるなどして、Tile優勢かな?くらいの状況でした。
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見つかり易い、というか見つかってくれないと使う意味がないわけで、私もついつい電池が切れた紛失防止タグが財布に入ったままだったり、使わなくなったりしていました…。
世界中のiPhoneが見つけてくれる!
そこで今回発表されたAppleの紛失防止タグのAirTagですが、アプリのインストール不要で、とにかく世界中のiPhoneが近くを通ればこのAirTagを見つけてくれるんです!
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正確にはiPhoneだけでなくiPadも対象。
日本で言うと圧倒的なシェアでスマホユーザーの約半分がiPhoneユーザー。人が行き来する場所ならば、ほぼiPhoneが通りかかると言っても過言ではないほどです。
発売初日から、この圧倒的に「見つけてくれる可能性がめちゃくちゃ高い状態」からスタートできるAirTagは、ほぼ間違いなく日本国内で一番見つかり易い紛失防止タグになると思います。
音を鳴らして見つけられる
競合他社にも類似の機能があるものはありますが、このAirTagもスマホから音を鳴らして見つけることができます。
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カギ、お財布、駐輪場の自転車、カバン、などいつでもスマホから音を鳴らして探す事ができるんです。
特にカギや財布は、家の中で見つからなくなって慌てた経験がある人がほとんどだと思うので、これがあるとそう言う時にスマホさえあれば問題なく見つける事ができます。
また、iPhone11以降のモデルがあれば、より正確に位置を把握できるとのこと。
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なにこれ…!めっちゃ試したい!
ケースが欲しくなる!
このAirTag。
まんまるい碁石のような物なので、財布の小銭入れにはそのまま入りますが、何かにつけようと思うとケースが必須です。
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既にAmazonではサードパーティーでいろんなケースが販売されていますし今後も一気に増えてくるでしょう。
おそらくダイソーでも買えるようになるでしょうねぇ。
小さい子供に持たせると安心!?
個人的には、買い物に行く際や遊園地に行く際に、子供につけておきたい…!
ディズニーランドでもおそらく常に子供の周りにはiPhoneユーザーが居るでしょうからね。迷子になった際も高精度に位置が把握できると思います。
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もちろん、悪用すると浮気防止やプライバシーの侵害につながるので対策は必要だとは思います。
一応、ストーカー防止用として、身近に知らないAirTagがついてきているとiPhoneユーザーには警告が出て教えてくれる機能もあるそうですが、そうなると逆に財布や自転車泥棒にもAirTagが入っていることを教えることになるので、この辺り実際使ってみないとなんとも言えませんね。
※20210422追記
どうやらこのAirTag、iPhoneが近くにない状態で移動するとアラーム音が鳴るとのこと。
そのため子どもに持たせる、という使い方はできなさそうです。
1つ3800円だが電池交換可能!
ちなみに、販売価格は1つ3800円。
競合製品と比べてもお高い部類に入りますが、電池交換可能(CR2032というコンビニや百均でも買えるメジャーなボタン電池)なのはありがたい。
Amazonなどでまとめ買いしておくのが良さそうですね。
![](https://munesada.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
無名の電池を買うと、残量が早く無くなるので、個人的にはPanasonic製がおすすめです。
わんぱくブロガー的まとめ
発売日は2021年4月30日。予約開始は、4月23日の午後9時〜となっています。
私はとりあえず10個位購入しようかな、と思ってます。どうせ使うならしっかり色々なものに取り付けたいですからね。
家のカギ、車のカギ、財布、自転車、カバン、カメラ、車、子どものカバン。後は妻のカギや財布に入れてそれは妻のiPhoneに紐づけというのもした方が良さそう。それだけで10個ですもんね。