ここ数日で、一気にSNSで話題に上がるようになってきた、「Clubhouse(クラブハウス)」。
それって何?どうやったら始められるの?と言う人のために、簡単な説明と始め方についてご紹介したいと思います。
Clubhouse(クラブハウス)とは!?
今、日本でも一気に話題になっている、Clubhouse(クラブハウス)。
これ、音声のみのSNSで、そもそもは昨年3月に海外(アメリカ)で始まったサービス。
それが、ここ数日の間にスタートアップやIT系、新しい物好きに広がり、一気に「Clubhouseって何!?」と言う広がり方をしているところ!
タバコ部屋での雑談を横で誰もが立ち聞きできるようなイメージ
音声のみのチャットルームをサッと作って会話が始められ、それを知人や一般の人も聴講できるというもの。(部屋はクローズドもオープンも設定が可能)
イメージとしては、色々な人のタバコ部屋での立ち話を、横で聴ける。なんなら手を上げて(登壇者が許可すれば)話題に加わって会話することもできる。という感じ。
録音録画が禁止となっており、記録が残らないのでラジオ的な会話だったり、まったり雑談するのに最適なSNSとなります。
どうやったら始められる?
この話題になっているClubhouse。ちょっと試してみたいと思う人も多いと思いますが、現時点では招待制なので現行ユーザーから招待してもらう必要があります。
しかも、通常1人がもらえる招待枠はなんと2人分しかないんです。
私もすでに友人を2名招待しており、招待枠を持っておりません…。
この招待枠、フォロワーが増える・登録後一定日時が経過する、などで追加の招待枠がもらえるらしいのですが、その条件についてはしっかりとは判明しておりません。
招待枠が無くても招待が可能!?
ただし、この招待枠を使わずに招待を送れる・もらえる方法があるとのこと。
その方法が、(おそらく)こちら。
1.現行ユーザーと誘われたい人の両方相互のiPhone電話帳に電話番号が登録されていること
2.誘われたい人がiPhoneにアプリをインストール
3.ユーザー登録(SMS認証)を済ませてアカウント取得して招待待ちにする
4.(条件が揃えば)既存ユーザー側に「Invite」ボタンが表示する
この「お互いのiPhone電話帳に電話番号を相互に登録し合っている」という条件を満たした場合、現行ユーザーのアプリ内に「あなたの知り合いが始めたがってるけど招待する?」的な表示が出るとのこと。
アカウント取得待ちにした後に電話番号を登録しても招待枠がもらえない、という情報も出てきているので、順番的にはアプリインストール前に、既存ユーザーの友人と電話番号を登録しあってからアプリをインストールすると良いです。お試しあれ。
招待をもらえるように準備をしておく!
ということで、招待枠をもらうにしろ、電話帳での招待をもらうにしろ、事前準備は必要です。
(電話帳招待枠をもらおうと思うと、既存ユーザーさんにお声がけして、一度電話帳に電話番号登録しあう作業を先にしたほうが良いと思われます)
1.アプリのインストール
まずは、アプリをインストールしましょう。現状ではiOSアプリのみが対象です。
公式サイト( https://www.joinclubhouse.com/ )、もしくは以下からアクセスしてください。
ちなみに、iPhoneを持ってないよー!って人は、iPadでも大丈夫。
iPodTouchでもいけるかもしれないです。
2.ユーザー登録
次に、ユーザー登録を行います。
登録には、SMS認証を行うため、自分の電話番号が必須となります。
これは、iOSの電話にする必要は無いので、メインがAndroidだと言う人はAndroid端末で登録しても良いです。SMSが受けられればおそらくフィーチャーフォンでもOK。
4桁の番号が届くので、それを入力して認証。
その後、名前を入力してuser name(アカウント)を取得という流れになります。
名前はアルファベットでも日本語でも入力可能。
3.電話帳を連携
そしてこの操作の最中に、確認用ポップアップ表示で、「電話帳のデータを取得して良い?」という表示が出ますが、ここを「はい」にしないと、上記で書いた「電話帳相互登録者からの招待」がもらえないので、少しでも早く始めたい人は、「はい」にすることをおすすめします。
※電話帳データを連携することに躊躇するかとは思いますが、自分がユーザーとなった後、友人を招待する際には電話帳データから選択するしか無くなるので、どうせ連携することになります。
Clubhouseの面白さ
基本は、友達が友達を招待して、という感じなので似たような属性の人も多くいると思います。
また、ザッと見てみたところ、新しいものが好きそうなIT系の人が多いものの、以下のような人も参加しています。
・ITスタートアップ関係者
・投資家
・著名人(芸能人/アイドル/音楽家/書道家など)
・ブロガー/ライター/ジャーナリスト
・企業の人事系の人
・国会議員
・元Jリーガー
こういう人たちが、対談形式だったり雑談形式で、色々なことを会話しているのを、ちょっと覗きにいけるし、言いたいことがあるならば(挙手アイコンを押すことによって)壇上にあげてもらえて、一緒に会話することもできる可能性があるんです。
もちろん、一般の人でも「+Start a room」で自由にトークルームを作れるので、テレビでのスポーツ観戦やオンラインゲームを一緒にプレイしたり、ちょっとした打ち合わせに、など使い方はまだまだ広がると思います。
トークルームは、「完全公開(Open)」「主催者(モデレーター)の知り合いのみ入れる(Social)」「非公開(Closed)」が選べれるので、お試しでルームを作ってテストしてみるのも良いかもしれませんね。
何が面白いの!?
で、音声SNSの何が面白いの?なんで流行ってきてるの?と言う点。
これは時代もあるのですが、テレワーク・外出自粛の流れで、家族以外の人と会話をすることが減っている人がほとんどな昨今。
そんな時に、音声で気軽に他の人と会話ができるこの音声SNSがマッチし、人気が出ているものと思われます。
私も実際に友人たちと会話してみましたが、Zoomなどオンライン会議システムをつなげるよりも音声がクリアで遅延が少なく、そして何より複数人でも違和感やストレスなく会話ができるように感じました。
これは、普通に会社のミーティングに使いたいレベルの音声品質。
そして、絶対に顔出ししなくて良い(というかできない)というところで、女性ウケも良いようです。
1人が2人にしか招待できないレア感もあって、人気が出ているところもあると思いますが、使ってみるとかなり面白い体験です。
セミナー、会議、ライブ、トークセッション、オンライン飲み会など
すでに、芸能人や著名人がトークセッションを行なっていたり、ディスカッションが行われていたり、友人同士で飲み会のように盛り上がっているルームなど多くのバリエーションが見受けられます。
テレビで見かけたことがあるようなコメンテーターの人が、司会をしながらトークしているルームも多くあります。また、友人同士でわいわい会話していると、友人の友人が繋がって、会話が盛り上がっているルームもあります。
ミュージシャンやお笑いの人がライブを行うのも良さそうですし、Closedにしてミーティングを行うも良し。
面白いものでいうと、「もくもくと作業をする部屋」的なものがあり、キーボードの音だけがカタカタと鳴っているだけの(みんなが作業してる)部屋があったりして、これは仕事中にBGMがわりに入っておくのも面白いかな、と感じました。
使い方はこれからみんなで考える、的なところもありスタート時のSNS面白さもあって、大きく盛り上がっている状況です。
誰から招待もらったかはログが残るので注意!
そうそう。このClubhouseの招待枠がメルカリで出品されているらしいのですが、個人的にはオススメしません。
なぜならば、プロフィール欄には「誰から」何月何日に招待されたかが表示されており、誰からも見れてしまいます。おそらくずっと残ります。(初期のmixiみたい…。)
全く知らない人からの招待がずっと履歴に残るっていうのも怖いし最悪そのアカウントが消える可能性もあるので、知り合いではない人からの招待を使うのは、やめておいたほうが良いと思います。
早く使ってみたい気持ちは分かりますが、アカウント登録して電話帳に電話番号を登録しあっているリアル知人からの招待を待ちましょう!
既存ユーザーも2〜3日使っていると招待枠が3枠増えるっぽいので、あと数日で一気に広がると思いますよ!
注意点!
そうそう。Clubhouseを使う上での注意点をお伝えしておきます。
規約的に、
・録音、録画禁止(当然、シェアも禁止)
・Clubhouseで聞いたオフレコ話は他で話すの禁止
(こんな話を聞きましたよ、という内容をブログや他のSNSに書くのはNG)
です。
その為、その場かぎりのテレビや他の録音型配信ではできない話が聞ける面白さがあるわけです。
iPhoneの録画機能などで録画すると、規約違反でアカウントがBan(消される)されます。
また、そうなると招待してくれた親の人まで責任を取ってアカウントが消されるとのこと。
招待してくれた人に迷惑をかけないように、規約は違反しないようにしましょう。
わんぱくブロガー的まとめ
途中の登録の手順の順番など、うろ覚えなので間違いもあるかもしれませんが、これでClubhouseの概要は伝わると思います。
今の所、iPhone(iPadもいける)限定でUIは英語のままですし、わかりにくい表示があったりして日本人に最適化しているとは言えないサービスですが、かなり面白さの可能性を感じるサービスです。
運良く招待がもらえた人は是非、一緒にこのゆるくもあり意識高い系でもある感じの音声SNSの世界を楽しんでみましょう。
いや、これがしばらくすると今の玉石混合なカオスな状態が落ち着いている可能性もありますし、この辺り立ち上がり時のSNSの面白さを感じられるのも初期の楽しさだと思うので、まずはユーザーアカウント取得をして友人からの招待を待ちましょう!