iPhoneのサブ機としてZenfone3を使っています、むねさだ(@mu_ne3)です。
先日参加してきました、ASUSの新商品発表イベント。
概要は以下のブログで紹介しました。
今回は、発表された製品の1つ、ハイエンドスマートフォン「Zenfone6」について詳しく紹介したいと思います。
背面カメラが動いてフロントへ!「Zenfone6」
という事で紹介しますのは、ASUS(エイスース)製のハイスペックスマートフォン「Zenfone6」。
このスマホ、特徴としてはこんな感じ。
・このカメラ部が回転して起き上がり前面でも使える
・ノッチレスで前面はほぼ画面に
・性能もハイスペック
カメラは4800万画素と1300万画素デュアルカメラ!
まず、一番の特徴は背面カメラのスペックが4800万画素もあるという事。
更に、広角カメラとして1300万画素を搭載しているデュアルカメラスマホになります。
4800万画素というと私が持っているどのデジタルカメラよりも高画素…すごいです。
画素数だけで言うとデジカメを超えるスペックを搭載してきたことになります。
背面カメラ部が起き上がってフロントでも使える!
で、ですよ…。この4800万画素のカメラが、モーターによって起き上がってフロント側でも使えるようになっているんです。
シャッターボタンの右側に「カメラ回転ボタン」があり、これをワンタッチすると、スッとカメラが起き上がるんです。
また、このボタンをスライドさせることによりゆっくりとカメラ部を起き上がらせることも可能で、手を離せばそこでカメラ部は静止します。
ん!?どういう事!?と理解できない人も居ると思いますので動画で紹介。
最初はワンタッチでスッと起き上がらせてスッと収めてます。で、後半はボタンをゆっくりスライドさせて、好きなスピードで動かしています。
しかも途中で好きに止められるので、新しい撮影スタイルにも対応します。
例えば、腰のあたりにスマホを持って、カメラを90度の位置で固定すれば、子どもの目線の高さで、撮影することができるようになります。
今まで、子どもの目線で写真を撮ろうとすると、撮影者がしゃがむ必要がありましたし、動画で子どもを追いかけつつ…となるとかなり大変でしたが、このZenfone6ならば立ったままでも歩きながらでも、撮影が可能なんです。
面白いでしょう?で、この「フリップカメラ」。
当然ですが、グイッと起き上がってくるという事は…。
フルスペックカメラが自撮りで使える!
この4800万画素のカメラと、広角レンズ搭載1300万画素のカメラ、両方が自撮りでも使えるという事なんです。
4800万画素を自分たちで確認しつつ撮影できたり、35mm換算で約11mmという超広角のレンズを使った友人たちとの自撮りも簡単にできることになります。
セルフィーにこだわる人ならばこれは唯一無二のスマホになると思いますね。
また静止画だけでなく動画も4K+電子手振れ補正に対応。
YouTuberなどこれだけでライブ配信する人も増えてきそうな気がします。
通常レンズと広角レンズの違い
タッチアンドトライの時間を利用して撮影した実データで、通常レンズと広角レンズの画角の違いを紹介しておきます。
こちらが通常のレンズ。
※クリックするとFlickrで原寸大の写真も確認可能
広角のレンズで撮影した写真がこちらになります。
※クリックするとFlickrで原寸大の写真も確認可能
ほぼ位置を変えずに撮影していますが、腕の映り込み方や天井の映り込み方を比較してみてください。これが自撮りできるというのがすごいです!
フロントカメラが不要なのでノッチレス
更には、フロント側にカメラが不要なので、フロント側の領域を液晶画面がより大きく使う事が出来ます。
そのため、「ノッチ」と呼ばれる切り欠きというか画面上部を邪魔する領域が無くなりました。
画面占有率は92%。
iPhoneXSが、画面占有率81.1%だそうなので、この差はかなり大きく感じます。
Zenfone5と比較してみた
係員の方が持たれていた、Zenfone5と画面の比較をしてみました。
左が、6で右が5。
横幅はほぼ変わらず、Zenfone6の方が縦に少し長いですね。
そして注目すべきはやはり画面上部のノッチ。
写真を撮るにしても見るにしても、動画にしてもWebサイトにしても、この画面がフルで確認できるというのはかなりストレスが軽減されます。
カメラが動く「パノラマ撮影」で新体験!
背面・フロントのカメラとして使う、だけではなくて、このモーター内蔵で起き上がるカメラ「フリップカメラ」だからこそできる撮影方法として、「パノラマ」があります。
パノラマモードにしてシャッターボタンを押せば、カメラが自動的に動いてパノラマ写真を生成します。
(もう一度シャッターを押せばそこまでで写真生成が終わる)
iPhoneなどで、カメラを横にスイングさせて撮影するパノラマではなく、スマホを固定しておいてカメラがスイングして撮影するパノラマ。そのため、上下にブレたり位置がずれにくいんです。
カメラが180度動きますからね。それ以上の角度をカメラとしては撮影できるわけです(おそらく270度近くだと思われます)。
私もこのタッチアンドトライコーナーにて触ってみました。
こちらも、もう動画で見てもらった方が分かりやすいのでこちらご覧ください。
こうして撮影された写真がこちら。
※クリックするとFlickrで原寸大の写真も確認可能
撮影中に人物は動いていたりして、少しブレたりおかしいことになっていますが、このカメラの動きは面白いでしょう!?
もう一枚撮影した写真データを貼っておきます。
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※クリックするとFlickrで原寸大の写真も確認可能
ビデオカメラで画面を撮影している方は、私の正面にいらっしゃった方です。これがワンタッチで撮影できるというのがすごいです。
写真家「谷口巧 氏」の作例
プロの写真家の方に、このZenfone6を渡して数日間使い込んでもらったそうで、登場したのは谷口 巧さん。
この谷口さんの写真がまたすごいんですよ。投影されたものを撮影しているのですごさが伝わりにくいかとは思いますが、ご紹介していきます。
まずは広角レンズ。
HDRが標準で機能するので、サッとこのような写真を撮ることができます。
こちらは夜景モードでの東京タワー。
これもおそらくは広角レンズの方でしょうね。
パノラマ写真のすごさ
ここからはパノラマ写真の面白さについて。
東京タワーの真下でシャッターを押すと、通常はこの谷口さんが手を指しているこの辺りまでしか映り込みませんが、カメラが動くフリップカメラなので、グイッと東京タワーの先端までを映し込むことができています。
これは横にパノラマさせたスカイツリーの写真。
主題のスカイツリー+気持ち良く晴れた青空と雲を入れて作品に仕上げています。
これは表示された瞬間、会場でも「おぉぉぉぉ!」っと歓声が上がっていました。
こちらも、フリップカメラでしか撮れない写真。
夕やけの終わりかけの時間帯。西の空は夕やけ色に染まり、東の空は暗くなってきている状況をパノラマで撮影。
前後の情景なので、普通のデジタルカメラだと当然映しとれない写真です。
良く見ると、スカイツリーと東京タワーと、レインボーブリッジが同時に入ってるんですよね。
最後は谷口さんの自撮り写真。
スカイツリーのふもとから、サッとパノラマボタンを押しての自撮りで、自分+スカイツリー全景を手持ちで撮影できているんです。
スカイツリーに行ったことがある方はわかると思いますが、同じ場所で自撮りしようと思うと、地面にスマホを置いて、タイマーを使っても、スカイツリー全体+自分たちを写すのはかなり難しいんですよね。
下から煽ることなく、この写真が手持ちで撮れるのは実はすごいことですよ…。
フリップカメラには加速度センサー内蔵!
けど、こういうカメラが動くものは、落としたりすると速攻で壊れそう…。と思った方。
安心してください。
このフリップカメラのカメラ部分には加速度センサーが内蔵されており、高さ1.5mから落としたとしても自分でサッとフリップを閉じて、守ってくれる機能が搭載しています。
いやいや…何これすごい!
その他性能もハイスペック!
カメラの部分ばかりを紹介しましたが、スマホとしての性能もASUSのフラッグシップモデルとして、ハイエンドなCPUやメモリを搭載しています。
CPUは、Qualcomm Snapdragon 855 (オクタコアCPU/ 2.84GHz)。
メモリは6GBのモデルと8GBのモデルを用意。かなりのハイスペックなので、ゲームをする人なども満足できる性能だと思います。
フロント画面も、定評のあるゴリラガラスの最新モデルを採用。
バッテリーは5000mAh搭載で、緊急時にはこのスマホ自体がモバイルバッテリーとして他のデバイスに給電を行う事もできます。
インターネットが使えない状況でもFMラジオが聞ける「ラジスマ」機能も搭載。
災害時などでも安心です。
Yahoo!の方にも1分の動画を公開していますのでご覧ください!
わんぱくブロガー的まとめ
いやー、自分でまとめていて、このZenfone6が欲しくなる熱が高まってまいりました…!
このフリップカメラでしか撮影できない写真が撮れると思うと、カメラとして使い込みたくなりますよね…。
お値段は、およそ7万円~。
上位モデルとして、プレミアムな30周年記念モデル(103,030円)もありますが、個人的にはまぁ7万円のもので良いんじゃないかな…と思います。