現在5歳になる娘がいます、むねさだ(@mu_ne3)です。
プログラミング教育が2020年から始まることは有名ですよね。
そんなプログラミング教育が始まろうとしている学校現場と、ドローンの組み合わせが今面白いことになっていますのでご紹介ししたいと思います。
ドローン×教育現場
ということでご紹介しますのは、EDIX(学校・教育 総合展)で見つけた、バッファロー展示ブースにある、教育現場でのドローン活用の紹介コーナー。
バッファローとドローン!?
教育とドローン!?
と色々疑問に思いつつ、順番に紹介して行きましょう!
プログラミングもできるトイドローン「Tello EDU」
まずは、展示されていたこちら!
日本のドローン市場で圧倒的シェアを誇っているDJI製のトイドローン「Tello」のエデュケーションモデル。
一般モデルはAmazonや楽天などでも販売されています。
販路が限られているらしく、その正規取り扱いメーカーの1つがバッファローのグループ会社「CFD販売株式会社」というわけ。
このTello、重量わずか80gということで航空法適用範囲外の製品。
つまり、比較的緩い条件で飛ばすことが可能なんです。
(道路・国の重要施設の近く・公園・他人が管轄する土地はNGなことが多いので、その辺りは事前に調べましょう)
もちろん、免許や資格不要・学校内や校庭も飛ばすことが出来ます。
そんなTello EDUの特徴はこんな感じ。
・720p HD画質(1280×720)の動画をリアルタイム伝送
・静止画は500万画素
・スマホやタブレットがコントローラーになる
・最大飛行時間13分
・Intelプロセッサー内蔵
・電子手振れ補正
・Scratch以外にPython、Swiftでプログラミング可能
・ミッションパッド(プログラミング精度を高めるシート)
・プログラミングによる編隊飛行が可能
・スマホ/タブレット向けに専用アプリもあり
ノーマルのTelloとの一番の違いは、プログラミング言語がscratchだけでなく、公式にPythonやSwiftにも対応している点。
様々なプログラミング言語をドローンを動かしたい!というモチベーションを元に学ぶことができます。
そして、こちらのミッションパッドがついてくる点。
中央に数字の6と書かれているのがわかるでしょうか?このシートは、ドローンに対する目印のようなもの。
「◯番のパッドが見えると、~~な動きをしなさい」という指示を与えることができます。
これにより、プログラミング学習の一環として、ドローンをプログラミング(指示)通りに飛行させることができるんです。
プログラミング教育の教材としてドローンを使うことで子供達の興味関心をより強く引くことが出来そうですよね。
YouTubeで動画を見つけましたのでご紹介しておきます。
ドローン空撮画像を授業で活用
プログラミングではない活用方法としては、ドローンの空撮画像を授業で活用することが挙げられていました。
運動会や体育を俯瞰して
まず、良いな!と思ったのが運動会や体育の様子を上空から俯瞰して観れるということ。
わかりますかね。
運動会の行進、整列、マスゲームや組体操の様子を撮影すれば、地上からだと理解しづらいズレを子ども達に目で見て理解させることが出来ます。
また、迫力のある映像も撮れますし、これは私が先生ならすぐにでも取り入れたくなる事例です…!
最近ではPTAのパパさんが運動会で許可を取ってドローンで撮影していたりもするそうですよ。
良いな…!
地域社会や学校を俯瞰
次に社会の学習や防犯対策として、自分たちが暮らす地域の俯瞰写真や映像をもとにした学習ができること。
総合的な学習、とかにも使えそうですよね。
身近な街を空撮する事で、子ども達がより興味を持って学習に取り組むことができるキッカケになると思います。
でもドローンって高いんでしょう?危ないんじゃ?
「でも、ドローンってお高いんでしょう?危険じゃないの?」と思われている方。
今回紹介している、Tello EDUは1台16800円。
予備バッテリーなど含めて4台を購入した場合でも10万円以下で導入が可能なんです。
教材費として、行ける額なんじゃないでしょうか。
また、安全対策としてこのTello EDUには別売りでしっかりとプロペラ周りを覆うガードも用意されています。
いくら80gという軽量でも回転するプロペラは危険ですからね…。そういう意味でこういうガードが売られているのは嬉しいですね。
学校の集合写真や◯周年記念の写真には上位モデル!
ただし、今回紹介したTello EDUはあくまでもトイドローン。入門モデルです。
学校の校庭に全員集合しての記念写真や、◯周年の記念に、人文字を書いて上空から撮影…。なんてことには向きません。
その場合は、上位のモデル(4K動画が撮れたり)などを買いましょう。
Buffalo的には、さらなる提案として、このドローンを校内のWi-Fiに連携させて、ドローンの映像をほぼ遅延なく教室から確認できるようにしたり、運動会や体育の映像をおもいでばこに入れて即大画面で視聴、なんて提案もされていました。
そうなんです。動画をすぐにストレスなく見ることができる機器ってそんなにないんですよね。
そういう意味でも、おもいでばこはかなり便利!
おもいでばこは、家庭用はもちろん、こういう学校や公共機関、店舗などでもかなり簡単に動画と写真を表示できる優秀な機器だということはもっと知られて良いと思います。
自分が教員なら、ドローンとおもいでばこを導入して色々提案するのになぁ…なんて夢膨らんでしまいました!
わんぱくブロガー的まとめ
まとめとして、こう書かれていましたが何よりも「大人も子どもも楽しい」。これって学校で扱う教材や機材としてとても大切なんじゃないかと感じました。
これを出してきただけで、教師も生徒も笑顔になれる。そんなドローン。しかもプログラミングで色々動かせるんですから。
数年後には校庭でドローンが飛んでいるのが普通な世の中になっているかもしれませんね!