掃除機をかけるのが面倒臭いと感じる、むねさだ(@mu_ne3)です。
我が家ではロボット掃除機のルンバ980とダイソンのDyson360eyeの2台体制でほぼ毎日自動で掃除をしています。
この2機種の正直な比較記事などをブログに書いたことなどが評価され、なんとアイロボットファンプログラムアワード2016にて「ルンバ賞」を受賞しました。
そんなご縁もあり、今回アイロボット社から新商品発表イベントにご招待され行ってきましたのでご紹介したいと思います!
ロボット掃除機「ルンバ」新機種体験会
ということで行って参りました!ロボット掃除機「ルンバ」新機種体験会。
100人近い報道陣が集まる中、発表会が始まります。
流石、ロボット掃除機として知らない人はいないほど有名なルンバの新商品発表とあって注目度は高いようです。
アイロボット社が考えるスマートホームとは?
まずは、アイロボットジャパン合同会社の挽野社長から、「アイロボット社が考えるスマートホームについて」の発表です。
現在アイロボット社の主力は家庭用ロボット。
日本だとロボット掃除機のルンバシリーズと、床拭きロボットのブラーバシリーズ。
これまで世界累計で1800万台の家庭用ロボットを発売してきた実績があります。
そして、日本国内でも累計販売台数が200万台を超え、シェアも圧倒的No,1なんです。
確かに、ロボット掃除機=ルンバという代名詞になるほど有名ですし知名度ありますよね。
IOTとスマートホーム
そんなルンバを販売するアイロボット社が考えるIOTとスマートホームの関係について詳しく聞いていきましょう。
IOTとスマートホーム市場が与える経済への潜在的影響として「家事の自由化」が一番に挙げられてます。
セキュリティやエネルギーマネジメントよりも、家事を助ける方が経済への影響が大きいと予想されているんです。
そこで、アイロボット社が考えるスマートホームのビジョンのキーワードがこちら!
「シンプル」「オートマティック」「パーソナル」。
ただ普通に生活するだけで、自動的に調整して、住人にぴったりと合わせてやってくれるのが理想だ、と。
確かにこれ、究極ですよね。
そんなスマートホームを実現するための一助を担う存在として、Wi-Fi対応のルンバを2017年末までに200万台普及させる予定だそうです。
そう。ルンバは、これまで上位モデルの900シリーズのみWi-Fi対応していたものが、今回発表する新商品が加わることによって、全てのモデルがWi-Fiに接続可能になったんです。
さらに将来的にはこれらを元に快適なスマートホームの実現へとつなげていく計画なんです。
ということで、今回発表されるのはこれまでWi-Fi対応していなかった型番シリーズのルンバ2機種です!
最上位機種、ルンバ900シリーズの良さ
ここからは、具体的な製品について。
新商品の紹介に入る前に、まずは既存の上位モデルルンバ900シリーズについて紹介が始まります。
ルンバ900シリーズの良さは、なんといってもWi-Fiによりネットワークにつながる事。
これにより、アプリから操作したり自動的にアップデートなど行えるようになったんです。
そして、カメラを搭載していることにより、家の中での自分の位置や家具の配置を把握して、部屋のすみずみまで効率的に清掃ができるようになりました。
更に言うと最上位モデルの980はルンバシリーズで最も高性能な清掃能力を持っています。
なので、一番いいルンバ=ルンバ980なんです。
これ間違いありません!
この為、ルンバ900シリーズのユーザー評価はとても高く、満足度も高いんです。
まぁこの感想は直訳すぎて海外の通販番組のコメントのようですが、実際我が家でもルンバ980を使っていて、便利だし手放せないですからね。
ただし…この最上位機種ルンバ980は税込み13万5000円という販売価格で、簡単には手が出せないのが唯一の難点なんです…。
新商品登場により全モデルがWi-Fi搭載に!
そこで、今回発表される新商品!
これまでWi-Fi対応していなかった、600シリーズと800シリーズにそれぞれWi-Fi対応した「ルンバ690」「ルンバ890」が発売されることになったんです。
特徴は大きく3つ!
それぞれ詳しく紹介していきましょう!
スマート
どこにゴミがあるのか、壁や家具はどのサイズなのか、を把握して掃除を行ってくれます。
また、仮にコードなどが絡まったとしてもローラーを反回転させて自動で解消してくれるんです。
(実際に使っていると、解消せずに止まっていることもありますけど…)
クリーン
丸い本体でも壁際までしっかり掃除できるようにブラシでかき出したり、髪の毛が絡まりにくいローラーを採用しています。
ちなみに、今回の「ルンバ690」「ルンバ890」の2機種の吸引力に関しては、それぞれ従来モデルの吸引力と同等だそうです。
(Wi-Fi対応+筐体デザインが主な変更点)
シンプル
そして、これこそがアイロボットのこだわりかもしれません。
ボタン1つ押せば清掃が開始し自動で終わってくれるというカンタンさ。
もっというなればスケジュールを設定しておけば自動的に掃除を始めて自動で終えてくれるんです。
それを実現しているのが、スマートフォンアプリの「iRobot HOMEアプリ」。
これがあれば、いつでもどこでも清掃開始させることが可能になり、掃除の履歴が見れたり、スケジュールを組んだり、ダストボックスの容量などを確認したりもできるようになるんです。
ちなみに、今回発売となるルンバ890と690はカメラ非搭載の為、900シリーズにあったような掃除をした場所を地図で表示する機能はありません。
最後にお値段の発表!ここで会場は大きくざわめきます!
「ルンバ690」が49,880円!「ルンバ890」が69,880円!
これ、アイロボットストアでの販売価格なので、店頭だともう少し割引もあり得るかもしれませんね!
個人的には、この2機種なら頑張ってルンバ890を是非お勧めしたいです。吸引力がカーペット吸引時に最大5倍も違うからです!
わんぱくブロガー的まとめ
いやー!大規模な新商品発表ということで上位モデルの新機種かと思って会場入りしたのですが、実際はスタンダードクラスの2機種の新商品発表でした。
が、これにより多くの人が買いやすい値段のルンバにもWi-Fiが乗ってくるという事なんですよね。
もちろん、購入できるだけのお金があるならば最上位機種のルンバ980や960が良いのですが、10万円以上は流石に出せないよ…という人にもこの便利さが広がると思うと、それこそがアイロボット社の目指すスマートホームのスタート地点なのかもしれませんね。
ルンバの導入を検討していた人は、このWi-Fi対応の機種が発売されるタイミングの今が買い時だと思いますよ!