今年36歳になります、むねさだ(@mu_ne3)です。
小さい子供もいますし、自分自身の健康も気を付けるべきだな、なんて考え始めていたそんなタイミングでiWireとオムロンさん主催の「手首式血圧計」のブロガー向けイベントが開催されるとのことで参加してきました。
血圧計って、イメージとして病院の待合室にあって、高齢者が使う、というイメージがあったのですがそのイメージを払しょくする商品だったのでご紹介したいと思います。
まだまだ自分には血圧計は不要だわ、なんて思っている人にこそ読んでほしいです。
オムロン ヘルスケア株式会社
という事で行ってきましたのは品川にあるオムロン ヘルスケア株式会社さんの東京事務所。
みなさん、オムロンと言えばみなさん何を思い浮かべますかね?
私は、体温計と体重計が頭に浮かびました。
体温計は過去にむねさだブログでも紹介しており、もちろん今でも愛用しています。
赤ちゃん用の体温計に、新型のけんおんくん「MC-682」を買ったぞ! | むねさだブログ
さて、そんな私たちになじみの深いオムロンさん。
実はBtoBがメインの会社で、自動改札機や車載電飾部品、電子部品などの売り上げが大きいんです。
その中で12%の売り上げを占めているのが、体重計や血圧計など健康系機器。
生体情報モニタや内臓脂肪測定装置、なんてものも出してるんですね。
そんなオムロンさんから今回発表されるのは家庭向けの血圧計です。
血圧測定を取り巻く環境
まず、こちらのグラフをご覧ください。
なんと、日本の人口の1/3にあたる4300万人が高血圧で、そのうち2500万人は病院に通っていない人たちなんです。
そして、こちらのグラフが年齢別の高血圧の患者数。
高血圧の指摘を受けた人が、30代で133万人。40代で282万人にもなり、高血圧=高齢者だけの病気というのは間違った知識だということがわかります。
30・40代では男性の方が血圧が上がりやすい!
そして、厚生労働省の調査によれば、高血圧の人の割合は男性が51.7%、女性は39.7%と男性の方がやや多い傾向にあります。
しかも、30代で言えば男性23.1%、女性7.6%と圧倒的に男性の方が高血圧な人の割合が多いんですよね。
男性陣…気をつけないとっ!
若年層をターゲットにした新型血圧計「HEM-6321T」
ということで今回発表された商品の「HEM-6321T」。
ざっくりの特徴をあげると、
手首に巻くだけでカンタンに血圧を測定することができ、iPhoneと連携させてデータを管理が可能に。そして安心の日本製。
手軽に、そしてスマホと連携してログを蓄積することで、自分の血圧の変化を知ることがでできるので若い人にも受け入れられやすく使いやすい商品になっています。
旧製品との比較
オムロンの旧製品「HEM-6022」という商品と大きさや使い勝手を比較してみました。
正面からぱっと見で見ると、新商品の方が大きくなったように見えます。
が、実際はこう。
旧製品は分厚く、新商品は腕に巻く部分をより薄く作られているのがわかると思います。
そして収納用のケースも大きさが一目瞭然。
奥側が旧製品の収納ケースになります。
旅行などに持ち運ぶことを思うと、小さくなってくれるのは本当にありがたいですよね。
両方それぞれで実際に血圧を測ってみるとわかった、一番大きな進化ポイントは、駆動音。
実際に起動させてみると、旧製品は「ブィィィィーーーン」って感じのモーター音がかなりします。
新商品は、動いていることがわからないくらい静かなのでびっくりすると思います。
旧製品は人に使う商品。新商品は個人で使う商品
そしてこれ、気づいちゃいました。
液晶の角度!
おそらく旧製品は、看護師さんが患者さんに対して使うことを想定した作りになってるんですよね。
そして、今回発表された「HEM-6321T」は、自分自身で取り付けて自分自身で測定を済ませることを想定された作りになってるんですよね。
他にも、正しく測定できるように液晶内に表示がでるようになったんです。
どうやって判断しているのかいまいちわかりませんが、血圧計が心臓と同じ高さにあるかどうかをチェックして教えてくれるんです。
こうすることで各自が知識がなくてもより正確に血圧を測ることができるというわけ。
日常的に血圧を測る意義
けど、血圧なんて測ってどうするの?タマに行く病院で測ればいいじゃない!
なんて思った人いませんか?
いやいや。血圧は、ちょっとしたことで変動しやすいので一回の測定で一喜一憂してもしょうがないんですよね。
逆に言うと、タマに行く病院で計って満足するのではなく、日常的に血圧を測ることで、自分の生活の中でどういうタイミングで血圧が上がるのかを知っておくのはとても大切なことなんです。
例えば、週初めの月曜日になると血圧が上がる人は要注意とか、朝晩で血圧の差がある人は脳梗塞になりやすいという調査結果もあるそうです。
また、地域ごとにも血圧に差があると言われていたり、寒暖の差によって血圧の数字が上がるというデータもあるんです。
他人事じゃない!血圧と認知症の関係
さらにさらに高血圧が恐ろしいなーと思ったのが認知症との関係のグラフ。
中年期に高血圧だった人は、将来的に認知症の発生リスクが正常値の人と比べて6〜7倍も発生率が高くなるという調査結果があるんです…。
しかも、そこから頑張って高齢期までに血圧を下げたとしても、もう手遅れなんですよね…。あまりリスクが下げられないんです。
若いうち、中年期までに高血圧ではない体質にしておくことが認知症予防に効果的というわけです。
この辺り、自分で血圧を日常的に測ることで病気のリスクを知り対策することができるかも、と思うと血圧を日常的に測ろう…と思うようになりました。
いや本当、脳梗塞とか認知症とか他人事じゃないですからね…。
わんぱくブロガー的まとめ
いや〜。本当に高血圧って怖いですよね…。
けど、血圧を測ることなんて年に数回程度…。
これはイカンっ!てことで、若いうちからしっかりと血圧を日常的に測り、病気のリスクを減らしていきたいですよね。
今回発表されたこのiPhoneと連携できる手首式血圧計「HEM-6321T」、発売は2015年11月30日となっております。
気になる人は是非ともチェックするようにしてください。
そうそう。なんと私、この「HEM-6321T」を発売前にブログレビュー用にオムロンさんから1台ご提供頂いちゃいました。
せっかくなので、我が家はこれを使って夫婦ふたりで血圧を測る習慣を付けて行きたいと思います。
また、使い勝手やしばらく使った後の使用感はブログで紹介したいきたいと思いますのでお楽しみに!