写真を撮るのが大好きで、最近はほとんどの写真をRAW+JPEGで撮影します、むねさだ(@mu_ne3)です。
Adobe製品は、15年くらい前からずっとお世話になっています。
そんなAdobe製品の中でも、私が数日に一度は必ず使っているアプリケーションがLightroomという写真現像アプリ。
そして本気で写真を加工する際に使うPhotoshop。
この2つがセットになって月々980円で利用出来るのがAdobe フォトグラフィプラン。
【写真好き必見!】Creative Cloudフォトグラフィプランが機能進化しつつ月額980円で契約可能だぞ! | むねさだブログ
以前ブログでも紹介したこの、フォトグラフィプランが2015年4月にメジャーアップデートされたという事でAdobeさんのオフィスにて詳細を聞いてきましたのでご紹介したいと思います。
Photoshop25周年の記念の年!
ちなみに、今年はなんとPhotoshopが誕生して25周年の記念すべき年なんです。
そんな2015年に行われるAdobe Creative Cloudフォトグラフィプランのメジャーアップデートという事でかなり期待が持てます。
まずは「フォトグラフィ市場の動向」から。
近年、ミラーレスデジカメやスマホの普及に伴い、撮影する機会が増えると共に写真の品質も向上しています。
SNSやブログにアップする写真もよりクオリティの高いものが求められる時代へとなってきました。
そんな際に利用したいのが、今回紹介するCreative Cloud フォトグラフィプランです。
これまでだと10万円前後する高級ソフトウェアだったPhotoshopや、購入すると1万円以上するLightroomなどを合わせて月額980円で利用できるというサービス。
月額少ない金額で、常に最新のソフトを使う事が出来ることや、クラウドストレージを使える事などがメリットです。
このフォトグラフィプランのターゲットユーザーは、プロフォトグラファーやハイアマチュア。
と言いつつ、私個人としては「ブロガーなど写真をWEB上に公開している人全て」におすすめしたいサービスになります。
ちょっと暗く写った写真、もうちょっと色味が…なんて写真をちょっとの手間で格段に良くしてくれるからです。
モバイルアプリとの連携も充実!
今回のCreative Cloud フォトグラフィプランのメジャーアップデートに伴い、モバイルで利用できるアプリも充実してきました。
家でも外でも、写真をカンタンに編集できるようになったのはとても嬉しいです。
また、写真でストーリーを共有できる、Adobe VoiceとSlateでストーリーをSNSで共有できるツールも発表されました。
LightroomがLightroom CCにっ!
中でも今回の目玉は、これまでCreative Cloudに含まれつつも、Lightroom5.xとしてパッケージ販売もされていたLightroomが、ついにLightroom CCとして登場した点です。
HDRマージ、パノラママージ、顔認識、GPUパフォーマンスの強化など、進化ポイント目白押しです。
そんなLightroomの進化したポイントで気になったポイントを紹介して行きたいと思います。
HDRマージ
まずは、Lightroom単品でHDR写真が合成できるようになった事。
HDR写真とは、こんな感じの、同じ場所を撮影した暗い写真と明るい写真を合成して1枚の写真を作るというもの。
人間の見たままに近い、洞窟の中も明るく見えつつ、空の青も綺麗に見える写真になるんです。
合成した後は、AdobeのRAWデータに変換されるので、後からそのままLightroomで現像する事が可能です。
パノラママージ
2つ目は、パノラマ写真合成が出来るようになった事。
こんな感じで、横に回転させながら撮影した写真を複数選択して、パノラマ合成すると…。
このように、良い感じに位置を合わせて合成してくれるんです。
円筒法、球面法、遠近法などパノラマの合成方法も色々選べるので、自分が望む形のパノラマ写真を作り上げる事が可能なんです。
パフォーマンスの向上
環境設定の中に、パフォーマンスという項目があり、グラフィックボード(GPU)を効率的に使えるようになったんです。
これにより、書き出し作業が格段に速くなりました。
書き出しって結構時間がかかっていたので、地味に感じますがココは嬉しいポイントです。
顔認識
他の写真閲覧系アプリに付いていた、「顔認識」機能が遂にLightroomにも実装されました。
これでまた1つLightroomの魅力がグッと上がってくると思います。
私は普段からLightroomで写真を管理していたので、顔認識は特に使った事が無いので、便利なのかがいまいちピンと来ていません。ここは、実際に使ってみて便利かどうか判断したい所ですね。
子どもだけが写っている写真がすぐにピックアップできるとこれは便利かもしれません。
マスク機能をブラシで補正できる!
次に便利になった機能と言えばこちらの、マスクに使える補正ブラシ。
今までのマスクで色補正だと、下の写真のように斜めに空の色を変更しようと思うと、岩の色まで少し影響を受けていました。
が、この斜めのマスクに対して、ブラシで補正する事が出来るようになったんです。
岩の形にはマスクを適用させないようにブラシでなぞれば…。
ほらこのように、岩の色はそのままに、空の色味だけを青く鮮やかに補正する事が出来るようになります。
これも今までだと仕方なくPhotoshopで行っていた修正作業でしたが、これがLightroom上で出来るようになったのはとても有り難いです。
iPad系アプリの充実
今回アップデートされたAdobe Creative Cloudフォトグラフィプランを契約すると、使う事が出来るようになるアプリケーション群がこれまたスゴいんです。
Adobe Slate
iPadでHTML5なWebコンテンツを手軽に作成できる、写真を見せる為のアプリ「Adobe Slate」。
iPadで直感的な操作で、自分の写真集的なウェブサイトがカンタンに作れるようになるのだとか。
これは是非使ってみたい機能です。
Adobe Voice
Adobe VoiceはAdobe Slateの動画版。
動画の作品集的なものを作ってみたいと思っているような人には朗報だと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
より直感的に、便利に、そして高性能になったLightroom。
写真の一番の魅力は、その実物を見ていない人にもその魅力を伝えられる事にあると思います。
そういう意味で、
というこのキャッチフレーズはほんと素晴らしい言葉だと思います。
「写したまま」ではなく、「見たまま」でもない。それ以上なのが、「感じたまま」なわけです。
そんな写真を使って、SNSやブログで魅力を伝えていく手助けをしてくれるのがこのCreative Cloud フォトグラフィプランなんです。
さてさて、そんなLihgtroomやPhotoshopの最新版を使い続けられるフォトグラフィプラン。
月額980円ですし、写真が趣味の人、写真をウェブサイト上で公開している人には、是非とも使ってみて欲しいです。
デジタル一眼、ミラーレス一眼を使っている人はこれを使うとより写真が楽しくなると思いますよ!