写真を撮る事が大好きな、むねさだ(@mu_ne3)です。
友人の結婚式や、会社の歓送迎会等では喜んで写真を撮っています。
そして、撮ったその場でEye-Fiというカードを使ってその場ですぐにタブレットに転送して参加者みんなで写真を見る事を楽しんでいます。
Eye-Fiカードで撮影すれば友人の結婚式の写真をその場ですぐにみんなで見れるぞ! | むねさだブログ
Eye-Fiというものを知らない人の為にカンタンに説明すると、「Wi-Fi機能を搭載したSDカード」です。
使い方はカンタン。
このEye-Fiカードをデジカメに入れて普段通り写真を撮るだけ。
後は、iPhoneやiPadやAndroid端末などでEye-Fiアプリを起動させる事で、自動的に写真が端末に送られてくるというものになります。
デジカメとスマホ・タブレット・パソコンをつなぐ「魔法のカード」といううたい文句は、体験したことがある人ならば大げさではないというのが分かると思います。
パソコン不要、その場でワイヤレス&ダイレクトに写真が転送される楽しさは体験すると虜になってしまいます。
そんなEye-Fiが新しいサービスを発表するとの事で開かれたイベントに招待されたので参加してきました。
Eyefi夏祭り! Eyefiクラウドローンチ記念
会場に到着すると、デザインが一新されたEyefiカードがズラリと並べられていました。
そして、会場に響き渡る縁日のようなBGMとドリンクカウンター。
そう。今回のテーマは「Eyefi夏祭り! Eyefiクラウドローンチ記念」というイベントなんです。
Eye-Fiジャパンの社長、田中さんも。
Eye-FiのCEOであるマットさんもお祭りのハッピを来ての登場です。
そんな、ちょっと不思議な雰囲気でイベントは開始されます。
Eye-Fiの歴史について
そもそも、Eye-Fiカードの初代が発売されたのは2007年。(日本は2008年。)
最初の容量は2GBで、当時はiPhoneなんかも無い時代で転送先は家のWi-Fiを使ってPCを経由してWebサービスとPCにデータを送るというものでした。
それから少しずつ進化をしつつ、大きく変わったのは、2013年6月。
「Eye-Fi Mobiカード」という、スマホやタブレットに直接データをカンタンに送れるバージョンがリリースされたのですが、これにより誰でも使いやすいものとなったんです。
それまでは、アメリカと日本でしか売っていなかったEye-Fiカードですが、現在では40カ国以上で発売されているそうです。
それくらい一気に普及したんですね。Eye-Fi mobiカード。
Eyefiクラウド 開始!
そして今回、新しいサービスとなる「Eyefiクラウド」が日本でリリースされることになりました。
ハードウェアとしてのEye-Fiカードは先ほど紹介したEye-Fi mobiカードがそのまま使えます。
そして今までと違って、「Eyefi mobi」という新しくリリースされたアプリを使います。
後は普通にデジカメで撮影して、スマホでeyefi mobiを起動させると、そのままスマホに写真が転送され、合わせて家のPCにも写真が同期されているというサービスになります。
ん!?どういうコトだ?と私も一瞬考えてしまいましたが、そう。
スマホに転送された写真が、そのままクラウドへと転送され、そこからパソコンやタブレットなど、全てのデバイスへと写真が同期されるんです。
そして、どの端末からでも同じ写真を見る事が出来、タグ付けやアルバムに整理をするとそれがすぐにまた全てのデバイスへと同期してくれるんです。
これ、スゴいです!
しかも、スマホのカメラロールに入っている写真全てをこのEyefiクラウドに保存してくれるので、iPhoneなどのスマホで撮った写真も同じようにクラウド上に保存され、PCやタブレットなど全てのデバイスから見る事が出来るようになるんです。
ちなみに写真はEyefiクラウドにアップされた後、自動的に3種類のサイズが追加で生成されます。
(オリジナル、2048px、1280px、640px)
後は、各デバイスの残り容量や画面の解像度などを見ながら、最適な画質でダウンロードされるというわけです。
データがクラウド上にあるという事は、友人達と共有もカンタンに出来るわけで、アルバムごとに写真をまとめて、それを友人にシェアするなんて事がサッと出来るようになるんです。
もちろん、URLを知っている人でしか見る事ができないようにセキュアな環境で共有できるので、「クラウドに写真を置くなんて怖いわ〜」なんて考えている人も安心です。
また、それだけではなく、そこから他のクラウドサービスへと連携させられる可能性もこれからドンドン広がっていくと思うとワクワクしてきます。
IFTTTというサービスを使えば色々なサービスと自動で連携させる事ができるので、工夫次第でグッと便利になりそうです。
Eye-Fiからeyefiへロゴ変更
そして今回のEyefiクラウドのローンチと合わせて、Eyefiのロゴも新しくなりました。
元のロゴが左側。新しいロゴが右側なのですが、目とフォーカスマークと通信という3つの意味を併せ持っているマークなんだそうです。
今までのボテッとしたロゴからちょっと可愛らしく今風のデザインへと切り替わり、より親しみが湧くイメージになったと思います。
いしたにまさきさんと池澤あやかさんのトークセッション
イベントの後半は、ブログ「みたいもん」のいしたにさんと、最近有名なプログラミングのできる女優の池澤あやかさんのトークセッションです。
前半は、Eye-Fiの歴史などを中心に、実際に不満だった点やmobiになって便利になった点などぶっちゃけたお話を聞く事が出来ました。
そして、ゲストの池澤あやかさん!
Rubyの女王、プログラミングのできる女優として有名な池澤さん。
とても笑顔の素敵な女性でした。
これまで、デジカメを持っておらず全てiPhoneのカメラで撮影していたそうです。
そんな池澤さん。せっかくなので今回のイベントへの参加をきっかけに、デジカメを購入しEyefiカードを使ってみたそうです。
すると、もうiPhoneでは満足出来なくなった。これからもデジカメ使っていきたい!という言葉が出てきていました。
ほんと撮影後に即スマホに写真を転送出来るので、TwitterやFacebookに綺麗な画質だったりボケ感のある写真をアップする事が出来るようになるのがこのEyefiカードの良い所ですからね。
手間を自動化させるIFTTTとの連動
話はいしたにさんのトークへと戻ります。
色々便利だよーっと紹介して来たEyefi mobiカード。
Eyefiクラウドが無いこれまでの状況だと、Flickrなどに写真を転送しようと思うとスマホ側でかなりのタップ(操作)をしないと出来ませんでした。
これが結構面倒だったわけなんですが、今回のEyefiクラウドは先ほど軽く紹介しましたように「IFTTT」に対応するんです。
私はこのIFTTTというサービスを使った事が無いのでよく分からないのですが、「もし、〜〜というタグが付いた写真がEyefiクラウドにアップされたら自動的にFlickrに転送しなさい」的なプログラムを自分で組んで設定しておけるんだそうです。
これ、ブロガーとか超便利になりますね!
この辺りは、今後ドンドンと便利なIFTTTの設定が共有されていくと思いますので詳しい人の頑張りに期待したいと思います。
わんぱくブロガー的まとめ
さて、今回ご紹介したEyefiクラウド。
容量は無制限。スマホで撮った写真もEyefiカード入りデジカメで撮影した写真も全てオリジナルサイズでしっかりと保存してくれるというので写真のバックアップが普段で来ていないような人にもオススメです。
ただし、このEyefiクラウドを利用しようと思うと年間5000円という利用料がかかります。
(Eyefi mobiカードとして使って、スマホにデータを飛ばすだけなら無料で利用出来ます)
オンラインに自動的に写真がアップされ保存してくれる便利さを考えると月額500円以下を高いと取るか安いと取るか。
家のパソコンのHDDがクラッシュして写真データを無くした…という経験がある人はこの金額安いと感じられるかもしれませんね。
そうそう、今ならEyefi mobiカードを購入するとこのEyefiクラウドの90日間無料利用権が付いてきます。
まずは無料で試してみて、「手放せないな」と感じられるようならば課金するという見極めをしても良いと思います。
どちらにしても素晴らしいサービスだと思うので、是非とも末永く続けていって頂きたいと思います!
ちなみに今買うなら、旧デザインのEye-Fi mobiカードがお安くなっているのでお買い得です!
新旧どちらのカードでも90日間のEyefiクラウドの使用権は付いてきますので、興味がある人は在庫限りの旧型Eye-Fi mobiカードが絶対的にお得です。
公式サイトにもシッカリと書かれていますが、表面的なデザイン以外は全く同一のものですから。
16GBが5000円以下なので安くスタートさせたい人はこちらがオススメ。
どうしても新しい見た目が良い!という人は、発売日は2014年7月18日です!