釣りや自転車の実況動画を撮ってみたいのですが、GoProなどアクションカメラを設置したり胸に装着したり、というのも手間なんですよね。
もっと気軽に動画を撮りたい!という人にまさに最適なウェアラブルカメラがクラウドファンディングに登場していますのでご紹介したいと思います。
メガネ内蔵カメラ「GOGLOO E10 Live」
ということで紹介するのは、クラウドファンディングのGREENFUNDINGに登場している、ウェアラブルカメラ「GOGLOO E10 Live」。
ゴーグルをもじった名称、GOGLOO(ゴグルー)シリーズの最新モデル。
性能は過去最高になり、なんとライブ配信までできるようになっています。
今回、試作品(一部機能が実装されていないモデル)をご提供頂いたので、ライブ配信以外の部分を試してみました。
箱の中には、専用ハードケース+カメラ内蔵サングラス。
あとは充電ケーブルやソフトケース、清掃クロス、カードリーダー、ストラップなどが入っています。
レンズは、標準のサングラスレンズ+透明レンズ+偏光レンズをつけてもらいました。
釣りをするので、偏光レンズは試してみたかったんですよね。(後で偏光具合もご紹介します。)
GOGLOO E10 Live本体
まずは、GOGLOO E10 Liveの本体をご紹介します。
パッと見はよくあるスポーツサングラス。
良く見ると眉間の部分に、レンズがあるのがわかりますよね。
ここ、少しですが角度を下方向に変えることが可能です。
充電は、左側のテンプルの先端(モダン)の先っぽがUSB Type-Cの端子になっています。
ここに充電ケーブルを挿し、給電しながらの長時間撮影も可能。
操作系のボタンも、左側のテンプルに集約されています。
電源ON /録画ボタン、Wi-Fiボタン、microSDカードスロットがここに集まっています。
レンズに近い側のボタンが電源ONで、電源ON状態でもう一度押すと録画が開始します。
バイブレーションでのフィードバックもあるので、慣れると装着したままサッと操作が可能です。
偏光レンズの偏光具合
我が家の水槽で、偏光レンズの実力をチェックしてみました。
これが我が家のグッピーの水槽。水面にちょうど反射して白く光っている部分わかるでしょうか。
ここに偏光サングラスをかざすと…!この白い反射がほぼ無くなりました!
渓流や海で、魚の姿をチェックできるかどうかに関わってきますので、釣りをする人は偏光レンズの追加をすると幸せになれると思います。
もう一度お見せしますと、これが何もかざさない状態の水槽の水面。
偏光サングラスのレンズをかざすとこんなにも反射を抑えられます。
ということで、釣りメインで使うならば、是非とも偏光レンズの追加は必須レベルで検討しましょう。
交換は簡単にできるので、夜間用に透明レンズもあると良さそうです。
実際に使ってみた!
で、実際に装着するとこんな感じ。
バリバリのスポーツサングラスというよりも、良い意味でスポーティー寄りの万能に使えるサングラスという感じ。
街中で使っても特に違和感は無いかと思います。
普通に、サングラスとして使いつつ「あ、これ撮りたい!」と思ったら電源ボタンを押して(バイブレーション1回)、その後もう一度電源ボタンを押すことで、録画が開始(バイブレーション2回)します。
帽子も浅めにかぶればツバが映り込むこともありません。
↓の写真くらいの被り方をして、画面の上部左右にツバが映り込む感じです。
帽子と併用する場合はその点注意しておきましょう。
実際に撮影したデータがこちら!
では、実際に撮影したデータを紹介していきます。
自転車運転時の動画
まず、自転車で多摩川沿いを走る動画。
目線がそのまま撮影できるので、どこを見ているのか、というのがとても良くわかります。
スピードに乗って姿勢が安定すれば、カメラブレも起こりにくくなりますね。
釣りの際の動画
お次は、釣りの動画。
釣り動画に良くある、胸からGoProなどアクションカメラを下げて撮影するパターンよりも、視線がわかるし、見たい部分が手に隠れたり、フレームから見切れるということが少ないかと思います。
歩いたり走ってみた動画
釣り公園の中を歩いたり、少し走ったりしてみました。
やはり左右を見渡したり、走ったりするシーンは手振れが激しく、動画酔いしそうですね。
正直に言って、最新の手ぶれ補正がすごいアクションカメラに比べると、手振れ補正が無い本機は、動き回るシーンには向かないでしょう。
逆にいうと、このカメラのメリットは、「両手が自由になること」「視線と同じ場所が撮影できること」「常に身につけておけること」「身につけていても違和感がない(普通のサングラスに見える)こと」ですので、それらが活かせるシーンで撮影したい人向きです。
トータルでの感想
ということで、走ったり、ガンガン歩き回るお散歩を動画に収めるような使い方は、ダメではないけど苦手な分野(手振れが激しい)という感じ。
逆にいうと立ち止まって、手元を動かすような動画には向いているので、釣り動画には最適だと思いますね。
特に釣り動画でよくある、リールを巻く手が邪魔で海や竿先の様子が見えない、ということが無いのが良いです。
大物がかかった後だと、録画ボタンを押す余裕がないかもしれませんが、竿先に動きが見えたら一旦電源ON・録画開始してからアワセをすると、ちょうど良い動画が撮れそうな気がします。
もしくはもう、後からカット編集するつもりで、USB Type-Cで給電しながら長時間録画し続けるのもありだと思います。(釣れた後に一旦録画停止すれば、ヒットシーンを見直すのも楽になりますし)
これは是非、しばらく釣りの際に使ってみて、そういうアワセからHITして取り込み、という部分まで撮影してみたいと思います。
スマホアプリはまだ未完成?
そうそう、スマホアプリはまだまだ改善の余地あり、と感じました。(正式販売までにはアップデートしてくれることを願います)
GOGLOO E10 LiveとWi-Fi接続しないと起動できない=アプリに取り込んだ動画が視聴できないのは良くないですね。GOGLOO E10 Live→アプリに取り込み→アプリからフォトへ取り込み、というステップも手間のように感じます。
まぁ、初期設定などをした後は特にアプリ連携しなくても録画可能ですし、私ももうスマホ連携は必要最低限しかしません。連携しなくても録画できますし、録画したデータは自宅に帰ってゆっくり見返せば良いですからね。
自宅で確認するならば、もうmicroSDカードを取り出して、直接データを取り込んだ方が早いし便利でしょう。
わんぱくブロガー的まとめ
ということで紹介しました、ウェアラブルカメラのGOGLOO E10 Live。
個人的には自分がハマっている釣りとの相性の良いウェアラブルカメラですし、製品版はこれがLive配信できるので、釣りの実況とかもできると面白そうだなぁ、と思います。
これは、常時装着しつつ大物を釣れるシーンなどをずっと記録していきたいので、度入りの偏光レンズか透明レンズを注文しようと考えてます。(もしくはコンタクトで利用)
アクションカメラだと設置や装着が手間でついつい録画を忘れてしまう、という人に、このGOGLOO E10 Liveはこれでしか撮れない動画を、サクッと撮り始めることができる素敵なカメラなのでオススメです!
有名な釣りYouTuberには全員これ使って欲しい…と視聴側の人間として思いました。