自宅ではWi-Fi機器を多く使っています、むねさだ(@mu_ne3)です。
スマホやPCはもちろん、スピーカーやロボット掃除機、空気清浄機など含めてネットにつながる時代。
そんな機器に家中隅々と、しっかりとWi-Fiの電波を届けられる新商品がBuffaloから発売になるとのことで発表会に参加してきました!
ちょうど自宅のWi-Fiの調子が悪くなってきた私にとってはメチャクチャ興味がある内容でしたのでご紹介したいと思います。
BuffaloのWi-Fi親機
という事で行ってきましたのは、都内にあるレンタルスペース。
乾杯から始まり、和やかにイベントがスタートします!
最初に表示されたのは、こちらのBuffaloの製品開発の考え方。
「技術そのものを開発するのではなく、お客様の困りごとの解決のための開発を」。
これを実現できているメーカー、公言できるメーカーって実は少ないんじゃないでしょうか?
そんな、Buffaloは1999年に最初の無線LANアクセスポイント(Wi-Fiの親機)を発売。
その後も、この業界をリードし続け、累計4800万台を発売。
そんな今、スマホだけでなく、ロボット掃除機、スマートスピーカー、エアコンなど「家庭内Wi-Fi」はまさに生活に必須なものになってきました。
玄関の鍵やロボット掃除機などを考えると、まさに家中隅々まで電波が届く必要が出てきたんです。
そんな中注目を集め始めたのが、「中継機」。
市場的にも、この中継機のニーズが高まっているんです。
が、実際にこの中継機を家の中に効果的に配置するには、ある程度の知識が必要で、設定も面倒なものでした。
そこで、Buffaloが考えたのがこちら。
難しいことを考えなくても家中つながるWi-Fiを!
難しいことを考えなくても家中つながるWi-Fiの、新ブランド「AirStation Connect」。
これまでの無線LANの親機とはデザイン的にも全く違いますね!
この製品の特徴はこちら!
・たくさんの機器をつないでも安定
・使い続けるのが簡単な、専用アプリ
1つずつ詳しく紹介していきましょう!
「家中すみずみ」を誰でも実現!メッシュネットワーク!
まずは、家中すみずみつながる、メッシュネットワーク。
親機と中継機とが、つながりあい、最適なネットワークを家中すみずみまで届けることができるんです。
これは、Buffaloの特許技術の独自アルゴリズムを使っています。
そのため、他社製品では多段階に接続すると速度がガタ落ちしていたのですが、このConnectシリーズはスピードが落ちづらいんです。
トライバンドで、たくさんの機器をつなげられる!
通常だと、デュアルバンドの規格が採用されていることの多い、Wi-Fiの親機。
このConnectシリーズの親機はトライバンド対応。3本の電波を飛ばし、より多くの機器をつなげることができるようになっているんです。
家電製品の1つ1つがネットワークがつながるようになる現代では、この機能はとても助かりますよね。
しかも、つながり具合や機器の状況を見て、最適な周波数帯につながるようにしてくれているんです。
まぁ、簡単に言うと、「とにかく難しいことは考えず、良い感じにネットをつながりやすくしてくれる最強のWi-Fi親機」、ということですね。
中継機のベストな配置も設定も!Connectアプリ
最後に、中継機のベストな設置場所や設定などが行える、connectアプリの紹介。
Wi-Fiって電波なので、普段目に見えませんよね。
特に中継機も含めて、となるとどこにどう言う機器がどんな形で繋がっているのか、が気になります。
そんな時に使うのが、connectアプリ。
どんな機器がWi-Fiにどのように接続されているのか、が見えるだけでなく、それぞれに対して、アクセス可能な時間を設定したり、アクセス制限をかけることもできるんです。
なにこれ!めっちゃ良い…!
お子さんがいる家庭などは、これがWi-Fi側から一括で設定できるのはとてもメリットがありそうです。
暮らしとなじむデザイン
そして、大事な見た目の話!
家族で使えるWi-Fiの親機、中継機だからこそ、隠すのではなく見せたくなるようなデザインにした、というBuffaloさん。
確かに、パッと見でWi-Fiの機器に見えないおしゃれさ。これならリビングや棚に飾っておけそう!
ということで、そんなAirStation connectシリーズは、2018年8月3日発売開始です。
親機単体だと、実売価格で19000円台。
中継機が11000円台。
そして、それらが最初からペアリングしてあり、電源を入れるだけで使えるようになっているスターターキットは、46000円台での発売となります!
お値段的には、バラで買った方がお安いですが、「とにかく少しでも設定をカンタンにしたい」と言う人は、スターターキットが良いと思います。
最後に、このスライドが表示されてプレゼンテーションは終了。
AirStation Connectは、日本のWi-Fiと共に歩んできたバッファローの、次の時代を見据えた新ブランドです。
この言葉からも、Buffaloさんの気合の入れ方と本気度が伝わってきました。
デモンストレーション
そのあとは、その場で親機に対して中継機を追加するデモンストレーションも行われました。
これもアプリがあるおかげで、サクッと繋がるようになっていました。AirStation Connectは、本体はもちろんのこと、このアプリがすごいんだな…と感じさせられましたね。
また、親機と中継機で同じSSIDを使い、つながりやすくしているメッシュネットワークの説明や、このConnectシリーズ独自の機能や仕様についても説明がされました。
良い感じに、最適な繋ぎ方を選択してくれるなんて、すごいことですよね…!
そもそも、親機だけでもめっちゃ高性能なので、一般家庭では、まずはこちらを単体で購入でも良さそう!
それでも家の隅々まで電波を届けるために、必要ならば中継機を購入して、安定して電波を届ける。と言う使い方になると思います。
我が家も、まさにスマホやタブレット、ネットに繋がる家電製品が増えて、通信速度が遅くなったと感じていたので、この辺りはとても気になります!
第二部はトークセッション!
ここからは、各分野の専門家を招いて行われたトークセッション。
登壇者はこちらの5名。
RoomClipというサービスを運営している川本太郎さん、Macお宝鑑定団のdanboさん、家電ライターの石井和美さん。
そして、Buffaloの担当者の方が2名。
こちらの5名と、司会の竹内さんとで話が進められて行きます。
ルーターは隠したいもの?
まずは、RoomClipの紹介を兼ねながら、家の中のルーターの存在について話が進んで行きます。
RoomClipは、部屋のインテリア・家具・DIYの写真を共有できるスマホアプリ。
私も早速、RoomClipをインストールして、「ルーター」と検索してみました。
すると、検索候補がもう、「ルーター 収納」「ルーター 隠し棚」という候補がズラリと並んでいます…。
実際写真を見ても、「如何にルーターをオシャレに隠すか」という事を工夫している方がほとんど。
これ、ルーターとしては遮蔽物(しゃへいぶつ)を置いてしまうために、Wi-Fiの電波が届きにくくなってしまうんです。
こういう実態もあり、「見せて飾りたくなるようなルーター」をデザインして生まれたのが今回のコネクトシリーズというわけなんです。
会場では試作段階のスケッチなども見せて頂きました。
次に、実際に海外製のメッシュネットワークを自宅に構築しているという、danboさんのお話を聞いて行きます。
danboさんが使われているのは、こちらの製品。
この製品、Buffaloの、コネクトシリーズと違い、3台がどれでも親機にもなり得るという良さはあるが、設定に12時間かかったそうです。
更には苦労して構築したVelopは海外製品の為、(ワンボタンで家電をルーターと繋げられる)AOSS対応していないため日本で使おうと思うと、困ることもあるんだとか。
日本の、ネットに繋がる家電は殆どがAOSSかWPS対応。逆にそれでしか繋がらない家電もあるため、日本で使うならば、日本製のルーターを使う方が、間違いないそうです。
また、danboさんらしいお話として、Appleの開発体制の話も出てきました。
設定など細かいステップ1つ1つにも、すごい人数を揃えてテストしており、どこでどう引っかかるか、失敗するかをチェックして潰している、という話も。
だからiPhoneもMacも初心者でも使いやすく出来てるんですねぇ…!
Buffaloのお二方も「参考にさせていただきますっ!」とコメントされていました。
そして、4人家族の家電ライターでもある石井さんには、家族目線での課題について質問がされていました。
ホームセキュリティというのも今後ニーズは出てくる。
カメラをつけて子どもを見守る、という機器も出ているが、家族での話し合いも必要で、無断で導入してしまうと子供と喧嘩になりますよ…というアドバイスも。
また、エアコンなどもWi-Fiに接続されるものも出てきているが、AOSSボタンでのみ設定可能なので、Wi-Fiの親機が遠い場所にあると大変だ…と言う話もされていました。
Buffaloらしいチャレンジングだけど世界をリードする商品!?
最後に、なぜか来場者代表として、締めの挨拶を振られてしまった私ですが、良い感じに挨拶ができたのか不安です…。
いや、この時にも感想として話しましたが、「Buffaloさんらしい、ユーザーを見て、何が大切なのかを考えて作られている商品」だな、と感じました。
新技術を詰め込んだ製品なのに、リビングに合うデザイン、とかかなりチャレンジンングですよね!
それでいて、確実に今後、メッシュネットワークは家庭に広まっていくでしょうし必要とされる技術でもあるわけで。
このデザインと、わかりやすアプリとの組み合わせで商品化したのは流石ですよね。
わんぱくブロガー的まとめ
Buffalo史上最上級の性能とオンリーワンな機能を搭載し、アプリによってメッシュネットワークの構築を簡単にしたAirStation Connectシリーズ。
お値段的にはどうしてもお高くなりますが、自宅でWi-Fi環境を隅々まで届けたい人、多くのデバイスをWi-Fiにつなげたい人には、オススメできる商品だと思います。
私も、これ気になったので親機+中継機1つを単体で注文してみました!
実際に使ってみた感想など、後日紹介しようと思いますのでお楽しみにっ!