大学は教育学部卒で、教員免許を5つ持っている、むねさだ(@mu_ne3)です。
みなさん、2020年から小学校でもプログラミング教育が必修化されたことご存知でしょうか?
ただ、プログラミング教育=ゴリゴリ言語を使ってコーディングする というわけではなく、まずは時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育む、というのが文部科学省の考え方。
上記サイトには、
・便利な機械が「魔法の箱」ではなく、プログラミングを通じて人間の意図した処理を行わせることができるものであり、人間の叡智が生み出したものであることを理解できるようにする
・子供たちが、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験しながら、身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと、各教科等で育まれる思考力を基盤としながら基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること、コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする態度を身に付けること
なんてキーワードが書かれています。
そんな「プログラミング教育」の為なんじゃないの?という商品をニンテンドーが発表しましたのでご紹介したいと思います。
Switchと段ボールで作って遊ぶ!Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)
ということで2018年1月18日に発表されたのは、Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)。
これ、Nintendo Switchと段ボールなどを組み合わせて作って遊ぶ、新しいジャンルの製品です。
どういうことができるのかは、もうこの動画を見て頂くのが一番分かりやすいと思います。
※音声が無くても理解できますが、BGMがあった方がよりワクワクすると思いますよ
わかりますかね!?
Switchのコントローラーと本体と、段ボールや輪ゴムを組み合わせて、自分たちで玩具やゲームを作って遊べるんですよ。
既にネット上では「これはすごい!」「子どもと遊びたい!」「買うわっ」と話題になっています。
まずは2つのキットが4月に発売!
発売は2018年4月20日。
まずは、バラエティキットとロボットキットが発売されるようです。
バラエティキットの方が細かいアイテムがたくさん入っている詰め合わせ。
ロボットキットは、自分がロボットになって操縦しているような感覚を味わせるキットです。
これは何とも可能性を感じるじゃないですか…!めっちゃ面白そう!
これぞまさにプログラミング教育
で、ここで冒頭の話が出てくるわけですよ。プログラミング教育。
公式には何もこういうキーワードが出て来ていませんが、裏にはこのプログラミング教育、プログラミング的思考という事を意識して開発されていると思うんですよね。
仕組みが「わかる」って、まさにプログラミング的思考だと思いますし。
この辺りも。まさに文部科学省が進めたい未来の教育の1つなんじゃないでしょうか。
自分でつくってあそぶから、しくみがわかって、夢中になっていると、いつの間にか「新しいあそび」を思いついたりして。
キミならどんな「あそび」を発明する?
と締められている辺りがまた、ワクワクさせてくれますよね!
わんぱくブロガー的まとめ
ということでちょっと教育をかじってきた人間としての切り口で今回のNintendo Laboについて考えてみました。
どちらにしても、これで「これまでNintendo Switchを買おうと思っていなかった層」へ強くアプローチできると思います。
数年後と言わず、学校現場にNintendo SwitchとNintendo Laboの組み合わせが導入される可能性さえあると思います。
一人の親としても、「ゲーム機としてのSwitchはまだ与えたくないけれど、教材としてのSwitchならば大歓迎」という感じで思っています。
てことで私も、4月20日、Nintendo Laboは買うと思いますが、現在うちの娘は4歳なのでもう少し先にならないとこの辺りの面白さは伝わらないかもしれませんね。
あ、文部科学省のプログラミング教育について詳しく知りたい人は公式をご覧ください。